【徹底比較】「DJI Mini 4K」VS「DJI Air 3S」おすすめドローンはどっち?

【徹底比較】「DJI Mini 4K」VS「DJI Air 3S」おすすめドローンはどっち?

2025年2月14日、DJIから新ドローン「DJI Mini 4K」の販売が開始されました。
新ドローン「DJI Mini 4K」は、2024年5月20日から海外の一部で販売されていました。「DJI Mini 4 Pro」の廉価版に当たるドローンです。

本記事では、新ドローン「DJI Mini 4K」と一つ上のモデルAirシリーズの「DJI Air 3S」と比較しつつ、どちらのドローンがどんな方におすすめか解説します。ドローンの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

DJI Mini 4Kとは?

DJI Mini 4K

DJI Mini 4Kとは、2025年2月14日に日本で販売を開始したドローンです。海外では、2024年5月20日から一部地域で販売されていました。
「DJI Mini 2 SE」と同じく廉価版シリーズのドローンになります。「DJI Mini 4K」は「DJI Mini 4 Pro」の廉価版に当たります高性能でありながら価格が非常に安く、ドローン初心者の入門機としておすすめです。

最大飛行時間31分、1,200万画素の写真撮影、最大4K 30fpsの動画撮影ができる本体重量249gのドローンです。DJIドローン特有のカメラアシスト機能も多数搭載!初心者でも簡単にプロ並みの映像を撮影できます。

DJI Mini 4Kの詳細スペックは、以下の通りです。

価格47,520円(税込)
動画性能
(最大時)
4K 30fps
2.7K 60fps
FHD 60fps
センサー1/2.3インチ CMOS
レンズFOV:83°
24mm(35mm換算),F2.8
有効画素数1,200万画素
本体重量249g
本体サイズ(収納時)138×81×58H(mm)
本体サイズ(展開時)245×289×56H(mm)
最大飛行時間31分
最高速度16 m/s
最大飛行距離6km(日本)
障害物回避下方
内部ストレージなし
伝送システムO2

購入の際は、バッテリーが複数同梱するコンボセット「DJI Mini 4K FlyMoreコンボ」がおすすめです。

内部ストレージがないため、microSDカードが必須です!

256GB ★最大推奨サイズ★

DJI Air 3Sとは?

DJI Air 3Sとは、2024年10月に発売されたAirシリーズの最新ドローンです。
Airシリーズの時系列は、「Mavic Air」→「Mavic Air 2」→「DJI Air 2S」→「DJI Air 3」→「DJI Air 3S」となります。

DJIドローンの一般消費者向けモデルには、Miniシリーズ、Airシリーズ、Mavicシリーズの3種類のモデルがあります。Airシリーズはミドル層向けのドローンシリーズになります。

DJI Air 3Sは、広角カメラと中望遠カメラの2つのカメラを搭載しており、最大4K 120fpsの動画撮影、4800万画素以上の写真撮影が可能なドローンです。最大飛行時間45分、全方位の障害物検知機能、最新の伝送システム「O4」により従来よりも安定した映像伝送を可能にしました。

DJI Air 3Sのプロモーション動画も公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Air 3Sの詳細スペックは以下の通りです。

価格
(DJI RC-N2付属)
150,480円
動画性能(最大時)広角カメラ:4K 120fps / FHD 240fps
中望遠カメラ:4K 120fps / FHD 240fps
センサー広角カメラ:1/1.3インチ CMOSセンサー
中望遠カメラ:1/1.3インチ CMOSセンサー
レンズ広角カメラ
FOV:84° 
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.8
フォーカス:0.5 m ~ ∞
中望遠カメラ
FOV:35° 
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
フォーカス:3 m~∞
有効画素数広角カメラ:約5,033万画素
中望遠カメラ:約4,877万画素
本体重量724g
本体サイズ(収納時)214.19×100.63×89.1
(長さ×幅×高さ mm)
本体サイズ(展開時)266.11×325.47×106.00
(長さ×幅×高さ mm)
※プロペラ含まず
最大飛行時間45分
伝送システムO4
最大伝送距離10 km(日本)
障害物検知全方向障害物検知
内部ストレージ42 GB

購入の際は、「DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」をオススメします。
このコンボセットでは、ディスプレイ付き送信機、バッテリーが3つ、NDフィルター、専用ケース、その他関連アクセサリーが多数同梱しており、非常にお得となっています。

DJI Air 3Sのセットに関しては、こちらの記事をご覧ください。

「DJI Mini 4K」と「DJI Air 3S」を比較

「DJI Mini 4K」と「DJI Air 3S」を比較します。

DJI Mini 4KDJI Air 3S
価格47,520円150,480円
展開時サイズ245×289×56H266.11×325.47×106H
※プロペラなし
本体重量249g724g
最大飛行時間31分45分
カメラ1/2.3インチ CMOS
FOV:83°
焦点距離:24mm(35mm換算)
絞り:F2.8
広角カメラ
FOV:84° 
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.8
フォーカス:0.5 m ~ ∞
中望遠カメラ
FOV:35° 
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
フォーカス:3 m~∞
動画性能4K 30fps
FHD 60fps
広角カメラ:4K 120fps
中望遠カメラ:4K 120fps
有効画素数1,200万画素広角カメラ:約5,033万画素
中望遠カメラ:約4,877万画素
障害物回避(検知)下方全方位
伝送システムO2
(最大6km)
O4
(最大10km)
内部ストレージ0GB42GB

価格の違い

「DJI Mini 4K」が廉価版の入門機ということもあり、約1/3の価格で4K撮影できるドローンを購入できます。「DJI Mini 4K」はドローン初心者におすすめです。安くて高性能なドローンが欲しい方にとって、「DJI Mini 4K」は最高の選択になります!

比較すると「DJI Air 3S」が異様に高く見えるかもしれませんが、その金額差は性能に十分搭載されています。後述する機体性能・カメラ性能をご覧ください。

機体性能の違い

上位モデルということもあり、「DJI Air 3S」の機体性能が圧倒的に優れています

そもそも機体のサイズが一回り近く大きく重量もあります。そのため、圧倒的にパワフルなフライトが可能です。また、全方位の障害物を検知でき、最新の伝送システムを搭載!最大10kmまで飛行できるほか、フライト中の映像の伝送にも優れています。

とはいえ、「DJI Mini 4K」も充分な性能を搭載しており、本体重量100g未満のトイドローンとは比較にならないフライトの楽しさがあります。「DJI Mini 4K」はドローン初心者がフライトや撮影を充分に楽しめる機体です!

カメラ性能の違い

上位モデルということもあり、「DJI Air 3S」のカメラ性能が圧倒的に優れています。「DJI Air 3S」は、2種類のメインカメラを搭載したドローンです。どちらのカメラで撮影しても同レベルの画質で撮影でき、焦点距離は異なっているため様々な構図で撮影ができます。
また、10-bitとISO感度により画質が向上したデュアルカメラは、現行のDJI Mavic 3 Proよりもさらに優れたディテールで写真や動画を撮影できます。ノーマルカラーモードでもH.265エンコーディングにより10-bit動画撮影が可能です。最大12,800まで向上したISO感度により、洗練されたカラーパフォーマンスと柔軟性のある後処理を実現します。D-Log M、HLGカラーモードでは、最大3,200までISO感度が向上し、都市の夜景を明るく撮影可能です。

とはいえ、「DJI Mini 4K」も4K映像の撮影が可能なドローンです。もちろん映像にこだわるのであれば、上位ドローンの方がおすすめです。しかし、これからドローンをはじめたい方の入門機として「DJI Mini 4K」は鮮明な映像も撮影できるコスパのいいドローンです。

ドローン登録の必要のない小型ドローンをお求めの方は、こちらの記事をご覧ください。

関連求人情報

空撮ドローンの最新記事