【徹底比較】「DJI Mini 3」VS「Mavic 3 Classic」おすすめドローンはどっち?

【徹底比較】「DJI Mini 3」VS「Mavic 3 Classic」おすすめドローンはどっち?

2022年12月9日、DJIから新ドローン「DJI Mini 3(ディージェイアイ ミニ スリー)」が発売されました。この新ドローン「DJI Mini 3」は、上位モデルMavicシリーズ「Mavic 3 Classic」に比べて、どちらがおすすめでしょうか?

本記事では、両機体の性能を比較しつつ、どちらのドローンが初心者におすすめなのか解説していきます。ドローンの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

DJI Mini 3とは?

DJI Mini 3とは、2022年12月に発表されたドローンです。DJIの大人気小型ドローンシリーズ「Mavic Miniシリーズ」の最新機になります。
時系列では、「Mavic Mini」→「DJI Mini 2」→「DJI Mini3 / DJI Mini 3 Pro」となります。

小型なドローンではありますが、1,200万画素、最大4K 30fpsで撮影できるカメラを搭載飛行時間38分(高性能バッテリーでは51分)の高性能ドローンです。DJIドローン特有のカメラアシスト機能も多数搭載されており、ドローン初心者でもプロ並みの撮影が可能です。

DJI Mini 3のプロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Mini 3の詳細スペックは以下の通りです。

本体価格
(DJI RC-N1付属)
116,380円
106,700円
(2023/4/21改定)
動画性能(最大時)4K 30fps / 2.7K 60fps / FHD 60fps
センサー1/1.3インチ CMOS
レンズ24mm(35mm換算),F1.7
有効画素数1,200万画素
本体重量248g
本体サイズ(収納時)148×90×62H(mm)
本体サイズ(展開時)251×367×72H(mm)
最大飛行時間38分(※51分)
※インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時
最高速度16m/s
伝送システムDJI O2
最大伝送距離6km(日本)
障害物検知下方
内部ストレージなし

購入の際は、「DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus(DJI RC付属)」をオススメします。

このコンボセットでは、ディスプレイ付き送信機、バッテリーが3つ、専用ケース、その他関連アクセサリーが多数同梱しており、非常にお得となっています。

「DJI Mini 3」のセットに関しては、こちらの記事をご覧ください。

DJI Mavic 3 Classicとは?

DJI Mavic 3 Classicとは、2022年11月2日に発表されたDJIの新ドローンです。

DJIのドローンの上位モデル「Mavicシリーズ」の最新機体です。
Mavicの3シリーズは、2021年11月に「DJI Mavic 3」「DJI Mavic 3 CINE」が発売され、2022年11月の「DJI Mavic 3 Classic」が最新ドローンとなっています。

全方位に障害物センサーを搭載しており、最大46分間飛行、日本では最大8kmのフライトが可能です。また、最大5.1K 50fps、4K 120fpsでの動画撮影が可能なハッセルブラッドのカメラを搭載しています。

DJI Mavic 3 Classicの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Mavic 3 Classicの詳細スペックは以下の通りです。

本体価格
(DJI RC-N1付属)
229,240円
189,200円
(2023/4/21改定)
動画撮影
(最大時)
5.1K 50fps
DCI 4K 120fps
FHD 200fps
カメラ4/3型CMOSセンサー搭載
Hasselbladカメラ
レンズFOV:84°
焦点距離:24mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8〜f/11
フォーカス:1m~∞
有効画素数2,000万画素
本体重量895g
本体サイズ(収納時)221×96.3×90.3H(mm)
本体サイズ(展開時)347.5×283×107.7H(mm)
最大飛行時間46分
最大飛行距離(日本)8km
最高速度(前方)15m/s
障害物回避全方位
内部ストレージ8GB
伝送システムO3+

DJI Mavic 3 Classicには、3種類の販売形態があります。おすすめは、送信機にモニターが組み込まれている「DJI Mavic 3 Classic(DJI RC付属)」です。

DJI Mavic 3 Classicのアクセサリーに関しては、こちらの記事をご覧ください。

「DJI Mini 3 Pro」と「DJI Mavic 3 Classic」を比較

「DJI Mini 3 Pro」と「DJI Mavic 3 Classic」を比較します。

 DJI Mini 3DJI Mavic 3 Classic
本体価格
(DJI RC-N1付属)
116,380円
106,700円
(2023/4/21改定)
229,240円
189,200円
(2023/4/21改定)
展開時サイズ251×367×72H347.5×283×107.7H
本体重量248g895g
最大飛行時間38分(※51分)46分
カメラ1/1.3インチ CMOS4/3型CMOS
Hasselbladカメラ
動画性能4K 30fps
2.7K 60fps
FHD 60fps
5.1K 50fps
DCI 4K 120fps
FHD 200fps
有効画素数1,200万画素2,000万画素
障害物回避下方全方位
伝送システムDJI O2
(最大6km)
O3+
(最大8km)
内部ストレージなし8GB

価格の違い

そもそも価格に大きな差があります。
Mavic Miniシリーズが初心者向けモデル、Mavicシリーズが上級者向けモデルということもありますが、今回比較している両ドローンには、10万以上の価格差があります。

プロの映像クリエイターのような撮影を望むのであれば「DJI Mavic 3 Classic」の選択になるでしょうが、いいドローン映像を撮影したいだけであれば「DJI Mini 3」の性能でも十分です。

自分のライフスタイル、ドローンの使用方法に合わせたドローンを購入しましょう。

機体性能の違い

金額差もあることから、全体的な機体性能は「DJI Mavic 3 Classic」が優れています。
とはいえ、「DJI Mini 3」は初心者には十分な性能を備えたコンパクトでパワフルなドローンです。「インテリジェント フライトバッテリー Plus」を使用した場合の最大飛行時間はむしろ超えています。

しかし、Mavicシリーズが上位モデルということもあり、「DJI Mavic 3 Classic」は本体重量が2倍以上重く、風の影響にも強く、より遠くまで飛べるドローンとなっています。また、障害物センサーも多く搭載されており、安全なフライトをサポートしてくれます。
予算に余裕があるのであれば、性能が良くて高い「DJI Mavic 3」がおすすめです。

カメラ性能の違い

両ドローンのカメラ性能を比較すると、上位モデルということもあり「DJI Mavic 3 Classic」に搭載されているカメラの方が優れています。
「DJI Mavic 3 Classic」には、Hasselblad(ハッセルブラッド)のというブランドカメラを搭載しています。その最大の特徴は、被写体に応じた最適な色味を自動で付与してくれる点です。自分の目で見るよりも鮮やかな発色の世界を撮影してくれます。

とはいえ、「DJI Mini 3」も4K 30fpsの映像を撮影でき、十分なカメラ性能です。自分の予算にあったドローンを選びましょう。

ドローン登録の必要のないドローンに関しては、こちらの記事をご覧ください。

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