意外と知らない?Mavic Air 2の基本的な操作方法を丁寧に解説

意外と知らない?Mavic Air 2の基本的な操作方法を丁寧に解説

Mavic Air 2 (マビックエアー2)の離着陸を地面からではなく、手で行えることをご存知ですか?

本記事では、そういったMavic Air 2の基本的な操作方法撮影方法(カメラの使い方)について解説していきます。
Mavic Air 2の送信機と撮影機能を使いこなし、プロのような操縦技術・撮影技術を身に付けましょう。

こんな方にオススメです。

  • Mavic Air 2を購入したけど操作方法が分からない方
  • Mavic Air 2は初心者でも操縦できるか知りたい方
  • Mavic Air 2の新しい送信機について知りたい方

※この記事はDJIが推奨しているmode2設定での解説記事になります。

離陸の操作方法

Mavic Air 2の離陸方法は2種類あります。

1つ目は、デバイスをタップして自動離陸する方法(以下画像)です。

  • 左端真ん中にある離陸ボタンをタップします。
  • 中央に表示される離陸ボタンを長押しします

これで、Mavic Air 2は高度1.2mまで自動離陸をはじめます。
※足場が不安定な場所での離陸は、Mavic Air 2を手で持ち、上記方法で離陸させてください。

2つ目は、送信機のスティック操作による手動離陸する方法(以下画像)です。

送信機の左右スティックを同時に斜め内側に押し込むことで、Mavic Air 2は離陸をはじめます。
※Mavic Air 2を手に持ち離陸する場合、こちらの方法はできません。

Mavic Air 2を地面において離陸する場合、ドローンの風で砂埃や小石が舞い上がります。この砂埃や小石はドローンに混入してモーターを壊したり、ボディに傷を付けます。
これらを防ぐためにも、ドローンの離着陸にはランディングパッドの使用を推奨します。

フライト中の送信機の操作方法

Mavic Air 2のフライト中の操作については、上記画像の通りです。

左スティック右スティック
上昇前進
下降後退
左回転左移動
右回転右移動

また、Mavic Air 2の飛行モードは3種類あります。

  • ノーマルモード
    通常飛行に使用するモードで普段使いに最適
  • スポーツモード
    高速でダイナミックな飛行・撮影をしたい時に最適
  • トライポッドモード
    狭い場所で低速飛行・撮影をしたい時に最適

それぞれのフライトモードは、送信機の真ん中にあるボタンで簡単に変更できます(以下画像)。

フライト中のカメラの操作方法

写真・動画の撮影方法

Mavic Air 2の写真・動画の撮影方法は2種類あります。

1つ目は、送信機の撮影ボタンを押す方法です。

送信機の右上には、写真の撮影と動画の撮影開始/停止ボタン(以下画像の左)があります。
そして、写真・動画の切替は右スティックの斜め上のボタン(以下画像の右)でできます。

2つ目は、デバイスの画面をタップして撮影する方法です。

以下画像の赤丸のアイコンをタップすると、写真・動画を選択できます。
写真・動画の選択をしたら、赤丸のアイコンの下にある丸をタップすることで撮影ができます。
※動画の場合、1回目のタップで録画開始、2回目のタップで録画ストップです。

また、動画ボタンの下にあるクイックショットを選択することで、6種類の動画を撮影できます。

  • ドローニー
  • サークル
  • ヘリックス
  • ロケット
  • ブーメラン
  • アステロイド

また、クイックショットの下にあるハイパーラプスを選択することで、3種類のラプス動画を撮影できます。

  • フリー
  • サークル
  • コースロック
  • ウェイポイント

その他、パノラマ撮影も可能であり、豊富な撮影機能が搭載されているため、初心者でも簡単に撮影ができます。

カメラ角度の調整方法

Mavic Air 2のカメラのチルト可能な角度は、-90度〜24度です。

-90度カメラを動かすと、以下画像のようなドローンならではの真俯瞰構図の写真が撮影できます。

写真撮影の際は、光の反射をコントロールして被写体の持つ本来の色を引き出す、PLフィルターを使用するのがおすすめです。

また、動画の場合では、-90度の下アングルから正面へ向けると、映画さながらの撮影もできます。

動画撮影する場合は、カクツキのない滑らかな動画を撮影するため、NDフィルターを使用するのがオススメです。
NDフィルターは、ND16/64/256はFly More コンボに同梱されています。ND4/8/32は別途購入が必要です。

着陸の操作方法

Mavic Air 2の着陸方法は4種類あります。

1つ目は、デバイスの画面をタップして自動着陸する方法(以下画像)です。

  • 左端の真ん中にある着陸ボタンをタップします。
  • 中央に表示される着陸ボタンの長押しをします。

これによりMavic Air 2は、現在位置の真下に着陸をはじめます。

2つ目は、Mavic Air 2を下に下げ続ける方法です。
これによりMavic Air 2は、着陸態勢に入り、音を鳴らしながら着陸します。

3つ目は、赤丸のボタンを長押しする着陸方法(以下画像)です。
以下画像のボタンを長押しすることで、Mavic Air 2は音を鳴らしながら真下に着陸します。

4つ目は、Mavic Air 2をハンドキャッチして着陸させる方法です。
Mavic Air 2が掴める距離に接近したら、下方の障害物センサーに反応しないように胴体を掴み、Mavic Air 2をクイっと横に傾けることで完了します。

胴体を掴んだ後に、左スティックを右斜め下に押し込むことが大切で、これによりプロペラが弱まり、着陸態勢に入ります。この方法は着陸しづらい地面の場合に最適です。

以上、Mavic Air 2の基本的な操作方法、カメラの使い方について解説してきました。
最初は慣れないことが多いですが、少しずつレベルアップして、より良い写真や動画を撮りましょう。

また、撮影にはmicroSDカードが必要になります。
Mavic Air 2のmicroSDカードの選び方については、こちら記事をご覧ください。

関連求人情報

空撮ドローンの最新記事