最新ドローン「DJI Mavic 4 Pro」のクリエイターコンボは買い?Fly Moreコンボとの違いを徹底解説

最新ドローン「DJI Mavic 4 Pro」のクリエイターコンボは買い?Fly Moreコンボとの違いを徹底解説

2025年5月13日、DJIから新ドローン「DJI Mavic 4 Pro」の発売が開始されました。

「DJI Air 3S」には、以下3種類の販売形態があります。

  • DJI Mavic 4 Pro(DJI RC 2付属)
    ※本記事では「通常セット」と呼称します。
  • DJI Mavic 4 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)
    ※本記事では「コンボセット」と呼称します。
  • DJI Mavic 4 Pro 512GBクリエイターコンボ(DJI RC Pro 2付属)
    ※本記事では「クリエイターコンボ」と呼称します。

通常セットがいいのか?コンボセットがいいのか?クリエイターコンボがいいのか?悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、「DJI Mavic 4 Pro 512GBクリエイターコンボ」がおすすめです。本記事では、それぞれの同梱物の違いに着目し、クリエイターコンボがおすすめの理由について解説します。購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

通常セットと、コンボセット、クリエイターコンボの違いは?

通常セットコンボセットクリエイターコンボの同梱物内容の違いは、以下の通りです。

通常セット
277,200円
コンボセット
355,850円
クリエイターコンボ
497,860円
DJI Mavic 4 Pro 本体 1 1 1
DJI Mavic 4 Pro 512GB 本体 1
DJI RC 2 送信機 1 1
DJI RC Pro 2 送信機 1
インテリジェント フライトバッテリー 1 3 3
スペアプロペラ(1組) 1 4 4
ストレージ カバー 1 1 1
データケーブル  2 2
高速データケーブル 1
100W  電源アダプター 1 1
240W 電源アダプター 1
パラレル充電ハブ 1 1
ショルダーバッグ 1 1

まず、ドローン本体の性能が違います
クリエイターコンボのドローン「DJI Mavic 4 Pro 512GB」は、512GBの内部ストレージ(通常は64GB)を持っています。
さらに、H.264 ALL-I レコーディングに対応しています。ALL-I方式は、映像を編集する際に柔軟性が高く、画質を維持しやすい特徴があります。つまり、映像クリエイター向けとなっています。

その他、注目すべき点は上記黄色ライン赤文字になります。
通常セットに比べてコンボセットの方が同梱物が多くなっています。また、クリエイターコンボになると送信機やデータケーブル、電源アダプターが上位のアクセサリーになります。

それでは、上記黄色ライン赤文字のアクセサリーについて解説していきます。
※高速データケーブルに関しては、別売りされていません。現状、クリエイターコンボのみ同梱です。

DJI RC Pro 2 送信機

DJI RC Pro 2は、クリエイターコンボだけに同梱するアクセサリーです。別途購入(158,400円)も可能です。

高輝度の7インチミニLEDディスプレイを搭載しており、回転式のディスプレイはドローンのジンバルと同期、縦向き撮影も可能になりました。DJI RC 2ではディスプレイを動かすことはできません

また、アンテナ性能も向上しており、ディスプレイ一体型の折りたたみ式デザインにより、すぐさま撮影を開始できます。さらに、内蔵されたマイクでは高音質の音声録音ができます。DJI RC 2では送信機による音声録音はできません。こちらもRC Pro 2の新機能です。

この送信機の機能を使いたいのであれば、クリエイターコンボがおすすめです!

DJI Mavic 4 Proインテリジェント フライトバッテリー

コンボセットやクリエイターコンボには、合計3つのインテリジェント フライトバッテリーが同梱されます。

DJIドローンのバッテリーは、インテリジェント フライトバッテリーという特殊な高性能バッテリーです。ドローンのフライトもサポートするバッテリーであり、高性能バッテリーであるが故に高額(1個当たり27,610円)です。バッテリー2つだけでも55,220円です。

そもそもドローンのバッテリーは消耗品です。使用するごとに確実に劣化していく製品であり、複数持っていて困ることはありません。お得に購入できるコンボセットやクリエイターコンボを購入しましょう!

DJI Mavic 4 Proプロペラ

コンボセットやクリエイターコンボには、合計3組のプロペラが同梱します。

プロペラはバッテリー同様、ドローンの消耗品です。必ず劣化するパーツであり、一番交換が必要なパーツでもあります。ドローンのプロペラは日差しを浴びることで硬化していき、最終的にはポキっと折れてしまいます。プロペラを交換せずに飛ばしていれば、墜落事故が起きてしまう可能性があります。

予備プロペラはバッテリーに比べれば安価(2,420円)ですが、いずれにしても必要な製品です。最初から予備プロペラが3組同梱しているコンボセットやクリエイターコンボがおすすめです。

DJI Mavic 240W電源アダプター

DJI Mavic 240W電源アダプターは、240Wの出力をサポートする電源アダプターです。
クリエイターコンボだけに同梱するアクセサリーです。通常セットやコンボセットに同梱している「100W  電源アダプター」よりも圧倒的な出力を誇ります。

DJI Mavic 4 Proパラレル充電ハブとDJI Mavic 240W電源アダプターを使用した場合、バッテリー1個を51分で充電でき、バッテリー3個を最短90分で充電できます。

DJI Mavic 4 Proパラレル充電ハブ

コンボセットやクリエイターコンボには、DJI Mavic 4 Proパラレル充電ハブが同梱します。

最大3つのインテリジェントフライトバッテリーを充電できます。これにより、バッテリーを1つずつ充電する手間がなくなり、全体の充電時間が短縮できます。

DJI ショルダーバッグ

最後に、コンボセットやクリエイターコンボには、DJI ショルダーバッグが同梱します。
専用のバッグは、ドローンセットの持ち運びだけでなく、ドローンセットの保管にも便利でおすすめです。

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