最新ドローン「DJI Air 3S」のFlyMoreコンボセットは買い?通常セットとの違いを徹底解説

最新ドローン「DJI Air 3S」のFlyMoreコンボセットは買い?通常セットとの違いを徹底解説

2024年10月15日、DJIから新ドローン「DJI Air 3S」の発売が開始されました。

「DJI Air 3S」には3種類の販売形態があり、通常セットがいいのか?コンボセット(Fly Moreコンボ)がいいのか?どの送信機がいいのか?悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、「DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」がおすすめです。本記事では、通常セットとコンボセットの同梱物の違いに着目し、このコンボセットがおすすめの理由について解説します。購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

通常セットとコンボセットの違い

「DJI Air 3S」には、以下の3種類の販売形態があります。

  • DJI Air 3S(DJI RC-N3付属)150,480円
    (※本記事では通常セットと呼称します)
  • DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC-N3付属)188,100円
  • DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)209,000円

そして、同梱物内容の違いは以下の通りです。

通常セット
150,480円
コンボセット
(DJI RC-N2付属)
188,100円
コンボセット
(DJI RC 2付属)
209,000円
DJI Air 3S 1 1 1
DJI RC-N3 送信機 1 1
DJI RC 2 送信機 1
インテリジェント フライトバッテリー 1 3 3
スペアノイズプロペラ(1組) 1 3 3
ジンバルプロテクター 1 1 1
Type-C – Type-C PD規格対応ケーブル  1 1 1
RCケーブル(USB-Cコネクター) 1 1
RCケーブル(Lightningコネクター) 1 1
NDフィルターセット(ND8/32/128) 1 1
バッテリー充電ハブ 1 1
DJI ショルダーバッグ 1 1

注目すべき点は、上記黄色のラインになります。2つのコンボセットには、バッテリーが2つ多く付属するほか、充電ハブ、NDフィルターセット、ショルダーバック(専用ケース)が付属します。

また、コンボセットには送信機の違いがあります。では、これらの違いについて解説します。

DJI Air 3S インテリジェント フライトバッテリー

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、合計3つのインテリジェント フライトバッテリーが同梱されます。

DJIドローンのバッテリーは、インテリジェント フライトバッテリーという特殊な高性能バッテリーです。ドローンのフライトもサポートするバッテリーであり、高性能バッテリーであるが故に高額(1個当たり20,350円)です。

そもそもDJI Air 3に限らず、ドローンのバッテリーは消耗品です。使用するごとに確実に劣化していく製品であり、複数持っていて困ることはありません。

バッテリー2つで40,700円です。通常セット(150,480円)にこの金額を足すだけでコンボセットの価格を超えます。つまり、バッテリーだけでもコンボセットがお得であることがわかります。

DJI Air 3S NDフィルターセット(ND8/32/128)

NDフィルターは、光の量を減らす減光フィルターです。
NDはニュートラル・デンシティー(Neutral Density)の略で、光の色は変えず、光量だけを落とすという意味になります。それぞれ光量を1/8、1/32、1/128に減らします。ドローンの撮影にこだわりたいのであれば、フィルターは必須です。

NDフィルターを使用することでシャッター速度を正確に制御でき、明るい環境でシャッター速度を遅くしても滑らかな映像を撮影できます。このNDフィルターセットを柔軟に使用することで、低いISO感度でシャッター開角度を180°に設定してもクリーンな映像を撮影が可能です。

DJI Air 3シリーズ低ノイズプロペラ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、合計3組のプロペラが同梱します。

プロペラはバッテリー同様、ドローンの消耗品です。必ず劣化するパーツであり、一番交換が必要なパーツでもあります。ドローンのプロペラは日差しを浴びることで硬化していき、最終的にはポキっと折れてしまいます。プロペラを交換せずに飛ばしていれば、墜落事故が起きてしまう可能性があります。

予備プロペラはバッテリーに比べれば安価(1,650円)ですが、いずれにしても必要な製品です。最初から予備プロペラが3組同梱しているコンボセットがおすすめです。

DJI Air 3シリーズバッテリー充電ハブ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、DJI Air 3シリーズバッテリー充電ハブが同梱されます。

これは最大3つまでバッテリーとスマートフォンや送信機などのデバイスを急速充電できるアクセサリーです。コンボセットにはバッテリーが3つ同梱するため、非常に役に立つアクセサリーになります。

DJI ショルダーバッグ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、DJI ショルダーバッグが同梱します。
専用のバッグは、ドローンセットの持ち運びだけでなく、ドローンセットの保管にも便利でおすすめです。

「DJI RC-N3 送信機」と「DJI RC 2 送信機」の違い

そして、2つのコンボセットには送信機の違いがあります。

「DJI RC-N3 送信機」は、標準モデルの送信機です。ドローンの操縦にはスマートフォンなどのデバイスをモニターにする必要があります。

「DJI RC 2 送信機」は、上位モデルの送信機です。こちらは5.5インチ フルHDディスプレイが埋め込まれており、デバイスをモニターにする必要はありません。この快適度の差は大きいです。
また、32GBの内蔵ストレージを搭載しており、画面収録を行なったり、キャッシュを保存したりできます。ストレージを拡張も可能です。

予算に余裕があれば、上位モデルの送信機を同梱しているコンボセット「DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」がおすすめです。

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