一人でのドローン撮影やアクティビティ撮影において、これまで大きなハードルとなっていたのが「重厚なFPVゴーグル」「複雑なコントローラー操作」、そして「ドローン操作を引き受けてくれる友人(カメラマン)の動員」でした。貴重なアクティビティの最中に撮影のために友人に同行をお願いし、操縦の手間をかけさせる心苦しさを感じていた映像クリエイターやサイクリストも多いはずです。
しかし、「Anti-gravity A1 Follow Meキット」の登場によって、その常識は一変しました。腕時計型デバイス(ウォッチ)と指輪型デバイス(リング)を身につけるだけで、ゴーグルもごついコントローラーも一切不要。完全に一人で、手軽かつスマートに本格的な追尾空撮が行えるようになったのです。
※すでにドローン本体「Antigravity A1」を持っている方向けには、アクセサリーだけも発売されました!
手で掴んで位置を変える?まるでジェダイのような直感的操作感
「Follow Meキット」の最大の魅力は、その驚くほど直感的な操作性にあります。従来のドローンでは考えられなかった「空中でドローンを手で直接掴み、移動させて位置を変える」という魔法のような動作が可能です。
空中にあるドローンを手で掴み、側方や上方、前方など好みの位置や高度(たとえば45度の角度など)へ動かして手を離すだけで、ドローンは新しい位置から即座に自動追尾を再開します。
「これはジェダイの術か何かのように感じられます。ドローンを手で掴んで横に動かし、45度に傾けて手を離すと、ほら、また僕を追いかけてくる!」
重厚なFPVゴーグルを装着する必要はなく、ウォッチのタッチスクリーン画面を操作するだけで、前・後・横などの追尾位置や距離、高度を簡単に変更できます。
さらに、サイクリング時にはこのウォッチを自転車のハンドルバーに装着するのが非常に効果的です。撮影中にいちいち振り向いてドローンの位置を確認する必要がなく、ハンドルバーの画面をチラリと見るだけでアングルを確認できます。後方を何度も振り返る動作は危険なだけでなく、完成した映像で「被写体がカメラを気にしている様子」が映り込んで映像表現の世界観(いわゆる「第4の壁」)を壊してしまいますが、ハンドルバー装着ならその心配もありません。
360度カメラだから可能!「フレームアウトゼロ」と「2人同時にBロール撮影」
一般的なドローンでの自動追尾では、機体の旋回や被写体の急な動きによって画角から外れる(フレームアウトする)トラブルがつきものでした。しかし、全方位を撮影できる360度カメラ搭載ドローンであれば、被写体を見失う心配は皆無です。
さらに、映像制作において圧倒的なアドバンテージとなるのが「1回の走行で2人分のBロール映像を同時に撮影できる」点です。例えば、ゴールデンアワー(夕暮れ時)のような限られた時間内で2人のライダーが走行している場合でも、ドローンを1人に追尾させつつ、もう1人の同行者を画角内に収めておくことで、あとからそれぞれの単独走行映像(Bロール)を個別に切り出すことができます。
1人ずつ順番に往復して撮影し直す手間が省けるため、撮影現場における制作効率と再現性は劇的に向上します。
常に「前」を向いて飛ぶから強い!高い障害物回避能力とGPS機能
本機は追尾対象が前後左右のどこに位置していても、360度レンズのおかげで機体自体は常に進行方向(前)を向いて飛行します。そのため、前面に配置された障害物回避センサーが常にフルに機能し、木々が入り組んだ複雑なルートでも高い回避能力を発揮します。
実際、テスト走行中に電柱の「5mm程度の細いスチールケーブル」に接触するアクシデントがありましたが、装着されたプロップガード(プロペラガード)のおかげで機体は弾き返され、一時的に追尾をストップしたものの、落下やクラッシュに至ることなくスムーズに追尾を再開できました。
追尾性能としては時速35〜40km程度までに対応。強い向かい風や高度設定によって変動しますが、被写体の動きを予測しやすい「後方からの追尾」が最も高速かつ安定した飛行を行えます。また、万が一木々の陰などで視覚的に被写体を見失ってしまった場合でも、ウォッチに内蔵されたGPSチップの座標情報を頼りにドローンが近づき、自動で視認追尾状態へと復帰します。安全性と撮影の確実性を極めて合理的に両立させた設計です。
「プロップガードを外さずに畳める」驚きの収納性とプロテクト機能
安全な自動追尾撮影のため、友人や通行人への接触防止、さらには細い障害物からの跳ね返り防止として、プロップガードの装着は必須と言えます。
一見すると、バッグ収納時には毎回プロップガードを取り外して解体する必要があるように見えます。しかし、実は2つのプロップガード同士を重ね合わせて1つのペアにし(計2ペアにネスト構造でまとめる)、レンズプロテクターと一緒に配置することで、ガードを完全に取り外すことなくコンパクトに折りたたんでメッセンジャーバッグへとスライド収納できるスマートな構造になっています。
現場での設営・撤収時における「毎回の脱着の手間とストレス」を激減させてくれる、非常に実用的な設計です。
ソフトウェアの進化と手厚いサポート体制
映像表現の質に関しても着実な進化を遂げています。メーカーから提供された「新Studioアプリのアルファ版ビルド(Alpha build)」ではアルゴリズムが改善され、360度カメラ特有の課題であった「ステッチライン(画像の継ぎ目)」の目立ちが大幅に軽減され始めています。
また、ハードウェア面においても、米国におけるオフライン修理拠点の開設、15日間の返品ポリシー、交換パーツ価格の透明性、手厚い保証制度など、購入後のサポート体制が急速に整備されています。
「以前は友達にドローン操作を我慢してもらう必要がありました。でも今なら(僕のように)友達が一人もいなくても一人で完結できます。まさに究極のソリューションです。」
まとめと今後の展望
「Anti-gravity A1 Follow Me Bundle」は、360度ドローンならではの撮影自由度を維持したまま、これまでソロ撮影の最大の壁であった「FPVゴーグルの煩わしさ」と「大がかりな操作機材」を完全に削ぎ落としました。カメラマンを頼むことなく、誰でも直感的に高品質な空撮映像を記録できる新しい時代の到来を象徴しています。
次のソロアクティビティやライドで、あなたならこの「自動追尾型360度ドローン」を使って、どんな景色や瞬間を記録してみたいですか?
