ドローン資格の種類・費用・メリットについて徹底解説!

ドローン資格の種類・費用・メリットについて徹底解説!

現在、ドローンの資格の種類は、国や民間企業が提供しているものをはじめ、様々な種類があります。

これらの資格は多岐に渡っており、仕事をする上で必要な場合や、趣味を楽しむ上で必要な場合などがあります。

本記事では、そのようなドローンの資格の種類と費用、メリットについて解説していきます。

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ドローンの資格の種類

現在、ドローンに関する資格には、以下の6つがあります。

無人航空従事者試験(ドローン検定)

無人飛行従事者試験、通称ドローン検定と呼ばれるこの試験はドローン検定協会株式会社によって開催されています。

ドローンに関する知識と技能を証明する民間の検定試験で、合格すると証明書が貰え、国土交通省に飛行許可申請を提出する際に添付できます。
自分のドローンに関する知識を客観的に示すことができるメリットがあり、非常に人気の高い試験です。

受験費用は以下の通りです。

受験級 受験料金
1級 18,000円
2級 12,000円
3級 5,500円
4級 3,000円

この試験は誰でも受験可能ですが、2級は3級合格者、1級は2級合格者という条件があります。
4級と3級の難易度は高くありませんので、テキストを読んで受験に臨めば合格できるでしょう。

ドローン検定のテキストはリンクから購入できます。

DPA操縦士資格

一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が発行する資格です。

操縦士、インストラクター、整備士という3つの資格があり、ドローン関連の仕事に就きたいのであれば取得しておきたい資格です。

DPAには各省庁の在籍経験者や大学教授がおり、将来的に国家試験になる可能性がある資格と言われています。

費用は認定校ごとに異なっています。
DPA認定校のは全国各地にありますので、まずは問い合わせをしてみましょう。
DPA | 認定校運営場所

JUIDA(操縦技能証明証・安全運航管理者証明証)

一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が発行する資格です。

JUIDAの認定スクールのドローンパイロット養成コースで「操縦技能証明証」が取得でき、安全運航管理者養成コースで「安全運航管理者証明証」が取得できます。

費用は全国各地にある認定スクールによって変わり、操縦技能証明証の取得コースが30万円、安全運航管理者証明証の取得コースが10万円のスクールもあれば、操縦技能証明証+安全運航管理者証明証で27万円のスクールもあります。

JUIDAの認定スクールは日本全国にありますので、まずは問い合わせをしてみましょう。
JUIDA | 認定スクール運営場所

DJI JAPAN(DJIスペシャリスト・DJIインストラクター・DJIマスター)

ドローン業界No1メーカーであるDJI社の日本法人が管理する資格です。

DJIキャンプは、DJIドローンの知識、操縦方法、飛行モラルを習得する企業向けプログラムです。
その資格は3つあり、DJIスペシャリストDJIインストラクターDJIマスターです。

なお、試験合格者には技能資格認定書が発行され、ドローンの仕事に活かせます。
受講料金は主催する団体によって多少異なりますが、基本的に6万円程です。

産業用マルチローター技能認定証

産業用マルチローター技能認定証は、産業用の農薬散布ドローンを操縦する人向けの農林水産航空協会が運営している認定資格です。

認定資格ですが、実質的には公的資格に分類されます。
その理由は、農林水産省のドローンを利用した農薬散布のガイドライン「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」の中で、ドローンで農薬散布をする者の条件に、この認定を受けた者と記載されているからです。
つまり、農薬散布にドローンを用いる場合、必ず取得しなければならない資格です。

取得方法は、農林水産航空協会で受講後、検定に合格すれば技能認定証を得られます。
金額は受験する施設によって多少異なりますが、15万円程です。

他の資格と違い学科試験は免除されますが、資格が機体毎に必要です。

アマチュア無線技士(陸上特殊無線技士)

アマチュア無線技士(陸上特殊無線技士)は、FPVドローンレースに必要な資格です。

一般的にドローンレースをする場合、第4級アマチュア無線技士以上の資格と、無線局への開局申請が必要になります。

アマチュア無線技士4級の国家試験は8,000円程度で、誰でも受験可能です。

今後のドローン資格の動向

以上、ドローンの資格について解説してきました。

現状では、ドローンに関する資格は民間資格・公的資格のみになります。
しかし、技術の発展と安全性の確保に向けて国も動いています。

今後は、自動車免許と同じように国家資格化することも十分に考えられます。
そういったことを踏まえても、ドローンを趣味やビジネスで活用していく人は、一足先にドローンの知識や操縦技術をしっかりと学び、資格を取得しておくといいかもしれません。

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