FPV対応ドローンとは?2種類の楽しみ方と購入の注意点

FPV対応ドローンとは?2種類の楽しみ方と購入の注意点

ドローンについて調べると目にする『FPV』という言葉。

FPVとは『First Person View』の略で『一人称視点』という意味です。ドローンのFPV飛行では、まるで自分がドローンの操縦席に座っているかのような感覚で操縦できます。

本記事では、FPVならではの映像を使ったドローンレースの大会や空撮映像についても紹介します。また、安全にFPVドローンを飛ばすにあたって、注意しなければならない周波数や免許の問題についても詳しく解説します。

FPVとは?

FPVとは、『First Person View』の略で『一人称視点』という意味です。

操縦者は専用のゴーグルを装着し、ドローンに搭載したカメラの視点とゴーグルの視点をリンクさせます。これにより、まるで自分がドローンの操縦席に座り、ドローンを操縦しているかのような感覚を味わえます。

ドローンでFPV飛行には、カメラ付きドローンの他に、コントローラーとFPVゴーグル(VRゴーグル+スマートフォンでも代用可能)が必要です。

FPVの楽しみ方は2種類

FPVドローンレースを楽しむ

ドローンでFPVを楽しむ方法のひとつは『FPVドローンレース』です。

海外では新しいモータースポーツとして人気があり、世界大会も開催されています。最近は日本でも大会が開催されており、今後も白熱のレースが日本中、世界中で開催されるでしょう。

時速150kmを超えるFPVドローンレースの世界を体験してみませんか?

FPVで空撮映像を楽しむ

ドローンでFPVを楽しむふたつ目の方法は、空撮でFPVを楽しむことです。

ドローンレースは速さを競う競技なので、カメラの映像にはこだわっていません。しかし、空撮用の高画質カメラを搭載したドローンで楽しむFPVは、空を優雅に泳ぐ鳥の気持ちを体験できます。

FPV対応ドローン購入の注意点

ドローンレースで使われるようなFPV対応ドローンは、通常のドローンとは違います。

購入の注意点が3つありますので、解説していきます。

レーシングドローンは周波数が違う

ドローンに使用される主な周波数は2種類あり、以下の特徴があります。

周波数2.4GHz帯5.7〜5.8GHz帯
ドローン一般消費者向けドローンレーシングドローン
通信距離長い短い
電波干渉弱い強い
障害物耐性強い弱い
免許不要必要

つまり、FPVドローンレースに使われる周波数は特殊で免許が必要になります。免許がない場合、電波法違反に当たり、逮捕される場合もあるので気をつけましょう。

ドローンの周波数に関しては、こちらの記事をご覧ください。

FPVドローンレースには免許が必要

前述の通り、FPV対応ドローンには免許が必要な場合があります。

趣味を目的として周波数5.7〜5.8Ghz帯のドローンを飛ばす場合、『アマチュア無線技士』4級以上の免許が必要です。

アマチュア無線技士の免許を取得したい方は、以下の記事をご覧ください。合格率70%程度の比較的簡単な国家試験で、過去の問題も公開されています。

また、ビジネスを目的として周波数5.7〜5.8Ghz帯のドローンを飛ばす場合、『陸上特殊無線技士』の3級以上の免許が必要です。免許取得に関しては、公式ホームページをご覧ください。

日本無線協会 | 公式ホームページ

空撮には申請が必要な場合もあり

じゃあ、2.4GHz帯』FPV対応ドローンを購入すれば問題ないでしょう?と思うかもしれませんが、もうひとつ注意点があります。

航空法という法律です。本体重量100g以上のドローンを飛ばす場合、国土交通省へのドローン登録が必要になります。また、自由に飛ばして遊びたい場合は飛行許可の申請も必要です。

無人航空機登録ポータルサイト|国土交通省

まずは免許不要で楽しめるFPVから

つまり、周波数2.4GHz帯』で『200g未満』のFPV対応ドローンを購入すれば、免許も許可も必要なくFPVを楽しめます。

おすすめは上記画像のDBPOWER社から販売されている『U818A』です。

縦横30cmオーバーの非常に大きなFPV対応ドローンで、初心者にやさしい高度維持機能などが搭載されています。また、720pの高画像カメラを搭載しており、操縦だけでなく撮影も楽しめます。

本体の大きさ340 x 330 x 90H(mm)
本体重量132 g
動画HD 720p
飛行時間6分-9分
伝送距離30m

FPVに必要なVRゴーグルは付属していませんので、別途購入しましょう。おすすめは『SAMONIC VRゴーグル』です。Amazonチョイスに選ばれており、レビュー150で星4.8という驚異の満足度を獲得している製品です。

以上、FPVドローンの映像や楽しみ方、注意点などを解説してきました。

ドローンは守らなければならないルールや法律が多く、手を出すのに億劫に感じるかもしれません。しかし、ドローンは間違いなく、あなたに新しい世界を見せてくれます。鳥のように自由に空を飛び、あたりを見渡す経験は、FPVドローンでしか味わえません。この機会に是非、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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