収納・保管に便利!microSDカードのおすすめケース・おすすめホルダー5選
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。microSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。しかし重要なデータを保存しているため、保管には気を付ける必要があります […]
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ANAFIには16GBのmicroSDカードが同梱されていますが、あっという間に容量が限界になってしまいます。
そんな時「microSDカードはどれも一緒、安くて容量の大きいものを買えばいい」と思ってはいませんか?
この買い物の仕方では、SDカードを読み込まなかったり、撮影した動画がカクついたり、高画質で保存されていなかったりという問題が発生し、再購入することになります。
結論から言うと、ANAFIのmicroSDカードは『SanDisk Extreme 64GB(※UHSスピードクラス3)』を購入すれば間違いありません。
本記事では、なぜ『SanDisk Extreme 64GB』がオススメなのか?
また、microSDカードの表記の意味と選び方についても合わせて解説していきます。
『SanDisk Extreme 64GB』 1,880円
※Amazon最安値(2020年4月18日現在)
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ANAFIは最大フライト時間25分のドローンです。
仮に25分間、最高クオリティ4K映像で撮影を続けても、18.75GBの容量しか必要ありません。
つまり、バッテリー3本分の撮影で考えても56.25GBの容量しか必要ありません。
そのため、『64GB』の容量のmicroSDカードがオススメになります。
『SanDisk Extreme 64GB』 1,880円
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また、より容量の大きいmicroSDカードをお求めの場合は、こちらのmicroSDカードがお得でオススメです。
『SanDisk Extreme 128GB』 2,940円
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※大きい容量のカードを1枚持つよりも、少ない容量の1,000円程度のカードを複数持っていた方が、映像の保存や撮影後の編集を考慮すると便利です。
一般的に、microSDカードには上記画像のような表記がされています。
これらの表記内容は製品により多少異なりますが、基本的に共通化しています。
上記画像は、最大保存容量が32GBの規格『microSDHC』のmicroSDカードです。
この規格の表記には『micro SD』、『micro SDHC』、『micro SDXC』の3種類があります。
これは最大保存容量の規格を示しています。
規格 | 最大保存容量 |
---|---|
micro SD | 〜 2GB |
micro SDHC | 4GB 〜 32GB |
micro SDXC | 64GB 〜 2TB |
つまり、ANAFIのmicroSDカードにおいては、『Micro SDHC』か『Micro SDXC』を選択することになります。
上記画像では、『UHSスピードクラス』が『3』で、『ビデオスピードクラス』が『30』、『UHS』が『Ⅰ』となっています。
UHSスピードクラスとは、旧スピードクラス(SC)に次ぐ、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれる規格です。
現在のSDカード・microSDカードの速度規格の主流となっています。
Uの形の中に数字が書かれており、同じ容量のmicroSDカードでもUHSスピードクラスに違いがあります。
『U1』は最低速度10MB/sという意味で、『U3』は最低速度30MB/sという意味になります。
ANAFIは4K映像を撮影するドローンのため、『U3』のスピードクラスのmicroSDカードを購入しましょう。
また、○の中に数字(2/4/6/10)の数字が表記されているmicroSDカードもあります。
これは旧スピードクラス(SC)になります。
これらmicroSDカードは以下のスペックしかなくANAFIには適していません。
表記内容 | スピードクラス |
---|---|
② | 2 MB/s |
④ | 4 MB/s |
⑥ | 6 MB/s |
⑩ | 10 MB/s |
ビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。
今後、『UHS』からこちらに切り替わっていく予定ですが、現状では混在しており、『UHS』と『ビデオスピードクラス』が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。
『V30』という表記は、最低速度30MB/sという意味です。
他にも、『V6』『V10』『V60』『V90』と種類があります。
ここまでのスピードクラスに関する内容をまとめると、以下のようになります。
スピードクラス | UHS スピードクラス |
ビデオ スピードクラス |
|
---|---|---|---|
90 MB/s | – | – | V90 |
60 MB/s | – | – | V60 |
30 MB/s | – | U3 | V30 |
10 MB/s | ⑩ | U1 | V10 |
6 MB/s | ⑥ | – | V6 |
4 MB/s | ④ | – | – |
2 MB/s | ② | – | – |
つまり、ANAFIにおいてはスピードクラスの『U3』『V30』『V60』『V90』の4種類から、microSDカードを選ぶ必要があります。
また、『V30』の下にある『Ⅰ』は『UHS-Ⅰ』を意味し、最大転送速度を示しています。
この数字には、『Ⅰ』『Ⅱ』の種類があり、最近は『Ⅲ』も市場に出回りつつあります。
最大転送速度は以下の通りで、ANAFIなどの一般消費者向けのドローンにおいては『Ⅰ』で問題ありません。
※もちろん、『Ⅱ』でも問題ありません。
UHS-Ⅰ | 104MB/s(832Mbps) |
---|---|
UHS-Ⅱ | 312MB/s(2496Mbps) |
また、これらは見た目も異なり、『Ⅰ』は裏側の端子が1列、『Ⅱ』は端子が2列になっています。
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、アプリケーションの速度保証に関する表記で、スマートフォンやゲーム機に対応している証になります。
microSDカードでは、『A1』『A2』と表示されています。
しかしながら、内容はドローンにあまり関係ありませんので、割愛いたします。
詳しい内容を知りたい方は、こちらをご覧ください。
SDアソシエーション | アプリケーションパフォーマンスクラス
ここまでmicroSDカードの表記の意味を解説してきました。
つまり、ドローンのmicroSDカードで重要なポイントは、『書き込み速度』になります。
ドローンで撮影している映像は、データとしてmicroSDカードに転送されていきます。
しかし、そのデータ量に対してmicroSDカードの書き込み速度が足りない場合、撮影が自動で停止したり、動画にカクつきが生じます。
ANAFIではUHS-Iスピードクラス『U3』以上を推奨していましたが、『U1』のmicroSDカードを使用すると書き込み速度不足になり、そのような症状が起きます。
また、ドローンは最大フライト時間が決まっているため、1フライトで撮影できるデータの量を求めることができます。
ANAFIは動画解像度4K 30p/最大ビットレート100Mbpsとなっています。
つまり、1秒間に100メガビットのデータ量を転送しています。
これを8で割って(8bit = 1バイト)バイトに換算すると、12.5MB/s = 1秒間に12.5メガバイトのデータ転送速度です。
仮にANAFIで25分(最大飛行時間)連続で動画撮影をした場合、GBの容量が必要になります。
64GBのmicroSDカードを購入しても、バッテリー3つ分の動画を撮影でき、ANAFIでは十分だと言えます。
以上、ANAFIに『SanDisk Extreme 64GB』がオススメな理由とmicroSDカードの表記の意味と選び方について解説してきました。
フライト時間に適したmicroSDカードを購入して、ドローン撮影を楽しんでください。
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また、大きな容量のmicroSDカードをお求めの場合、こちらがおすすめです。
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