
【保存版】「Insta360 ONE X2」のおすすめアクセサリー10選
「DJI Pocket 2」のmicroSDカードを購入する際、「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思っていませんか?
この買い物の仕方では、せっかく購入したmicroSDカードを読み込まなかったり、撮影した動画がカクついたりという問題が発生し、再購入することになります。
本記事では、そういった問題が起きない「DJI Pocket 2」のおすすめmicroSDカードを解説していきます。合わせて、microSDカードの表記の意味と失敗しない選び方についても解説していきます。
【保存版】「Insta360 ONE X2」のおすすめアクセサリー10選
目次
DJI公式ストアが推奨するmicroSDカードのスペックは、以下の通りです。
これらスペックと表記の意味に関しては、追って解説していきます。気になる方はご覧ください。
また、DJI公式ストアが具体的に推奨しているmicroSDカードは、以下の通りです。
DJI公式ストア | DJI Pocket 2 スペック より
とりあえず、これらのmicroSDカードを購入すれば間違いありません!
※公式の推奨する中でも品質の良いもの(スピードクラス3に対応)、かつAmazonで安く購入できるものを並べています。また、128GBでおすすめされている「SanDisk Extreme Plus」は売り切れとなっています。
それでは、これらmicroSDカードに記載されている英数字の意味について解説していきます。
最大記録容量とは、microSDカードに記録(保存)できる最大データ量のことです。
例えば、上記画像の「SanDisk Extreme」では、記録容量は2ヶ所から確認できます。
まずは、左側の大きな数字です。左側に「64GB」と記載があるため、最大記録容量64GBのmicroSDカードであることが分かります。
また、右側に「micro SDXC」の記載を確認できます。これは記録容量の規格で、他にも「micro SD」「micro SDHC」と種類があります(以下画像参照)。
それぞれの表記の意味は以下の通りで、これは最大記録容量の規格を示しています。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
micro SD | 最大保存容量:〜 2GB |
micro SDHC | 最大保存容量:4GB 〜 32GB |
micro SDXC | 最大保存容量:64GB 〜 2TB |
つまり、「micro SDXC」であるため、64GBのmicroSDカードであることが分かります。
「DJI Pocket 2」では、最大容量の上限が256GBですので、それ未満のmicroSDカードを選べば問題ありません。
転送速度とは、データを移す速さのことです。
この速さが遅い場合、動画がカクついたり、低画質になったり、写真を撮ってから次の写真を撮るまでに時間が掛かります。
microSDカードのデータの転送速度は、上記の3つの場所から確認できます。
まずは、右側にあるUの形の中の数字です。これは「UHSスピードクラス」が「3」という意味になります。
UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格です。
現在UHSスピードクラスには、以下の2種類があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
U1 | 最低転送速度 10 MB/s |
U3 | 最低転送速度 30 MB/s |
この2つにどれくらい違いがあるのと疑問に思う方も多いかと思います。こちらの動画をご覧ください。
スピードクラス1(左側)が16枚の写真を撮影して保存している間に、スピードクラス3(右側)は30枚の写真を保存しています。これが動画の場合、スピードクラス1は転送速度が足りず、高画質で撮影した映像はカクつく、低画質になるという結果になります。
「DJI Pocket 2」では、UHSスピードクラス1と3のどちらにも対応していますが、高画質の映像を撮影するのであれば、UHSスピードクラス3を選びましょう。
ちなみに、以下画像のように、○の中に数字(2/4/6/10)が表記されているmicroSDカードもあります。
これは古い規格のスピードクラスになります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
② | 最低転送速度 2 MB/s |
④ | 最低転送速度 4 MB/s |
⑥ | 最低転送速度 6 MB/s |
⑩ | 最低転送速度 10 MB/s |
現在のガジェットにはそぐわない性能なため、この表記のあるmicroSDカードは購入しないようにしてください。
上記画像右側上のビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。
今後、右側下の「UHS」の規格からこちらに切り替わっていく予定です。しかし、現状では混在しており「UHS」と「ビデオスピードクラス」が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。
上記画像の左側の上には、「V30」という記載があります。これは最低転送速度30MB/sという意味です。
ビデオスピードクラスには、以下の5つの規格があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
V6 | 最低転送速度 6 MB/s |
V10 | 最低転送速度 10 MB/s |
V30 | 最低転送速度 30 MB/s |
V60 | 最低転送速度 60 MB/s |
V90 | 最低転送速度 90 MB/s |
ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど、転送速度が速くなり、安定した撮影ができるようになります。
「DJI Pocket 2」では、V10またはV30になりますが、高画質の映像を撮影するのであれば「V30」を選びましょう。
ビデオスピードクラスの下にある「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の表記は、UHS規格対応を表しています。UHS規格とはUltra High Speed(ウルトラハイスピード)の略で転送規格の1つです。
UHSの表記の内容と意味は以下の通りです。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
UHS-Ⅰ | 最大転送速度 104 MB/s(832Mbps) |
UHS-Ⅱ | 最大転送速度 312 MB/s(2496Mbps) |
UHS-Ⅲ | 最大転送速度 624 MB/s(4992Mbps) |
「DJI Pocket 2」では、UHS-Ⅰが推奨されています。
microSDカードの見た目も異なり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になっています。最近では「UHS-Ⅲ」も出てきましたが、まだ「UHS-Ⅱ」でさえ一般市場にはあまり出回っていません。
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDカード上のデータ編集などを含むアプリケーションを快適に利用するための規格です。
現在アプリケーションパフォーマンスクラスには、「A1」と「A2」の2種類があり、「A2」が新しい規格になります。
ランダムリード最低処理速度 | ランダムライト最低処理速度 | |
---|---|---|
A1 | 1500 IOPS | 500 IOPS |
A2 | 4000 IOPS | 2000 IOPS |
記憶装置(microSDカード)が記憶媒体(DJI Pocket 2)にアクセスする際に、不連続に様々な位置からデータの読み書きをしていきます。この読み込みを「ランダムリード」、書き込みを「ランダムライト」と言います。
「DJI Pocket 2」においては、推奨に指定されているもの、されていないものとあります。ただし、アプリは日々進化を続けているため、指定されていないのであれば、ランクの高い「A2」の規格のmicroSDカードが望ましいです。
ここまでmicroSDカードの表記の意味を解説してきました。
とはいえ、どの容量のmicroSDカードを購入するのかは悩むと思います。
例えば、「DJI Pocket 2」の最大画質で1時間の動画を撮影した場合、45GBの容量を使用します(式は以下の通り)。
つまり、32GBのmicroSDカードでは足りず、64GBのmicroSDカードが必要になります。
このように、自分の撮影したい時間に最適なmicroSDカードを購入するようにしましょう。
また、microSDカードの保存には防水・防塵・耐衝撃性を発揮する専用ケースをおすすめします。
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