Skydio、EagleViewとの提携を発表!5,000台のドローンを屋根点検に使用

Skydio、EagleViewとの提携を発表!5,000台のドローンを屋根点検に使用

2020年9月29日、アメリカのドローンメーカーSkydio(スカイディオ)は、EagleView(イーグルビュー)と提携したことを自身の公式ブログにて発表しました。

この提携により、EagleViewの業務である屋根の点検に5,000台のSkydioのドローンが使用されることになります。なお、今回の提携による産業用ドローンの取引規模は、関係者によると最大規模とのことです。

Skydioは、自動化という点において他のドローンメーカーを圧倒しています。搭載されたソフトウェアは、専門的なパイロットが操縦するよりも、より的確にドローンを飛ばすことができます。Skydioのドローンは、反復作業が必要な業務において、圧倒的な真価を発揮します。

一方、EagleViewには航空写真の分析において豊富な経験を持ち合わせています。今回の提携により、Skydioのシステムは今後より発展していくでしょう。

Skydioは既に優れた「House Scan(ハウス スキャン)」が可能です。公式YouTubeチャンネルで公開されている、こちらの動画をご覧ください。

SkydioのCMOであるAlberto Farronato(アルベルト・ファロナート)氏は、今回の提携について次のように述べています。

「作業の全てを、ドローンパイロットを必要としない方法で自動化します。屋根の角が4つの場合であれば、おそらく5回のクリックで屋根全体のスキャンができるようになるでしょう。」

EagleViewのCEOであるChris Jurasek(クリス・ジュラセク)氏は、今回の提携について次のように述べています。

「Skydioと提携したことで、お客様の住宅の屋根検査に画期的なイノベーションを提供できることを嬉しく思います。EagleViewの画像はすでに衛星の画像より16倍鮮明ですが、Skydioのドローンを使用すると、屋根に10セント硬貨を見つけるだけでなく、フランクリンD.ルーズベルトの顔が刻印されているのを見ることができます。」

出典元:Skydio公式ブログ「EagleView, Skydio Partner to Provide Autonomous Drone Technology for Better Property Inspections

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