個人向けドローン保険の落とし穴!動画をSNSにアップしたら保険は適用されない!?

個人向けドローン保険の落とし穴!動画をSNSにアップしたら保険は適用されない!?

個人向けドローン保険の落とし穴をご存知でしょうか?

ドローンで撮影した映像(写真/動画)を不特定多数の人が閲覧するWEBサイトにアップすると、保険は適用されなくなります

この不特定多数の人が閲覧するWEBサイトには、SNSをはじめとするInstagram、Facebook、Twitter、Youtubeなどが該当します。

本記事では、個人向けドローン保険の落とし穴ドローン保険の選び方ドローンの映像をアップしても大丈夫な保険について解説していきます。

ドローンパイロットにとって非常に重要な内容です。既にドローンの保険に加入している人も、これからドローンの保険に加入する人も、是非参考にしてください。

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個人向けドローン保険の落とし穴

個人向けドローン保険は、ドローンが事故した際の「対人事故」や「対物事故」を補償してくれる保険です。

対人事故:自分や他人がドローンの衝突事故などで負傷する事故
対物賠償:ドローンが公共物や他人の物などを損傷する事故

一見完璧に見えますが、ここには条件が含まれています。

その条件とは、業務行為をしてはならないという内容です。この業務行為には、不特定多数の人が閲覧するWEBサイトにドローンの映像をアップする行為も含まれます。

つまり、保険のルールをやぶっていますので、もし事故をしても保険は適用されません

儲けがなくても業務行為?

このような声があるかと思います。

自分はYoutuberでもないし、お金は1円も儲けていない。
ドローンの映像をTwitterにアップしたけど、利益を得ようとは思っていない。
儲けていないのに業務行為に該当するのはおかしいだろう。など

実際、儲けていないのに業務行為と言われてもピンときません。そこで、個人向けドローン保険を提供している会社に電話で問い合わせをしました。

保険会社の返答をまとめると、以下の通りです。

個人向けのドローン保険は、ドローンで撮影した映像を本人・家族で楽しむ事を前提としている。
不特定多数の人と映像を共有していた場合、それは利益を追求した業務行為と見なされる。
たとえ利益が発生していなくても、業務行為である。
もしドローン事故が発生しても、映像をネットにアップしていたのであれば、業務行為が目的と認識される。
保険のルールをやぶっているので、保険の適用はできない。

つまり、儲けがなくても業務行為に該当し、保険は適用されません

ドローン保険の選び方・ポイント

では、どの保険を選べばいいのでしょうか?ドローン保険の選び方・ポイントを解説していきます。

映像をネットにアップする?しない?

ドローン保険選びの最初の分岐点はここです。

ドローンで撮影した映像をネットにアップするのか?しないのか?です。

映像をネットにアップする人

ドローンで撮影した映像(写真/動画)をネットにアップする人は、個人事業主/法人向けのドローン保険に加入する必要があります。

不特定多数の人が閲覧するWEBサイトに映像をアップする行為 = 業務行為に該当するわけですから、仕方がありません。

映像をネットにしない人

ドローンで撮影した映像(写真/動画)をネットにアップしない人は、個人向けドローン保険に加入しましょう。

保険選びには、こちらの記事をご覧ください。

補償金額が1億円以上

日本では、自転車事故で裁判所が1億円の支払い命令を出した事例があります。

それを考慮すると、補償金額1億円は必要です。

ドローンのプロペラは刃物に匹敵し、一歩間違えれば凶器になります。万が一事故が発生しても、補償金額で賄える保険に加入しましょう。

示談交渉サービス付き

示談交渉サービスとは、事故が発生した際にプロが被害者との示談金の交渉をしてくれるサービスです。

示談交渉は素人同士では上手くいかない場合が多く、解決までに時間が掛かります。

賠償責任保険に加入するのであれば、示談交渉サービス付きの保険に加入しましょう。

ドローン本体にも保険を

ドローンの保険には、「賠償責任保険」と「機体保険」の2種類があります。

ここまで解説してきたのは「賠償責任保険」です。この保険はドローンが原因の事故を補償してくれます。

一方「機体保険」は、ドローン自体の故障や盗難などの事故を補償してくれます。もし、ドローン本体にも保険をかけたいのであれば、「機体保険」に加入しましょう。

「機体保険」に関しては、こちらの記事をご覧ください。

ネット映像をアップできるおすすめ保険

それでは、ドローンで撮影した映像(写真/動画)をネットにアップしても大丈夫なおすすめ保険を解説していきます。

おすすめはドローン所持者の半数以上が登録しているドローン保険「SORAPASS care(ソラパスケア)」です。

「SORAPASS care」は、スマートフォンアプリで5分で登録でき、撮影映像をSNSにアップしても保険が適用される最高な個人向け保険です。

「SORAPASS care」の補償内容は以下の通りで、事故の状況に合わせて「業務用の保険」「ホビー用の保険」の保険が適用されます。

 業務保険適用時ホビー保険適用時
補償対象者加入者
加入者が所属する法人
と個人事業主
加入者
補償期間1年間1年間
基本補償1事故 1億円1事故 1億円
対物補償1事故 1億円
人格権侵害1事故 1,000万円
事故対応特別費用1,000万円
操縦訓練費10万円
第三者医療費用1,000万円

「SORAPASS care」の詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。

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