DJIドローン「DJI Air 3」のFlyMoreコンボセットは買い?通常セットとの違いを徹底解説

DJIドローン「DJI Air 3」のFlyMoreコンボセットは買い?通常セットとの違いを徹底解説

2023年7月25日、DJIから新ドローン「DJI Air 3」の発売が開始されました。

「DJI Air 3」には3種類の販売形態があり、通常セットがいいのか?コンボセット(Fly Moreコンボ)がいいのか?どの送信機がいいのか?悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、「DJI Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」がおすすめです。本記事では、通常セットとコンボセットの同梱物の違いに着目し、このコンボセットがおすすめの理由について解説します。購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

通常セットとコンボセットの違い

「DJI Air 3」には、以下の3種類の販売形態があります。

  • DJI Air 3(DJI RC-N2付属)129,800円
    (※本記事では通常セットと呼称します)
  • DJI Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC-N2付属)165,000円
  • DJI Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)187,000円

そして、同梱物内容の違いは以下の通りです。

通常セット
129,800円
コンボセット
(DJI RC-N2付属)
165,000円
コンボセット
(DJI RC 2付属)
187,000円
DJI Air 3111
DJI RC-N2 送信機11
DJI RC 2 送信機1
インテリジェント フライトバッテリー133
低ノイズプロペラ(1組)366
ジンバルプロテクター111
PD規格対応ケーブル111
DJI RC-N2 RCケーブル11
DJI RC-N2 RCケーブル11
DJI Air 3 バッテリー充電ハブ11
DJI ショルダーバッグ11

注目すべき点は、上記黄色のラインになります。2つのコンボセットには、バッテリーが2つ多く付属するほか、充電ハブと専用ケースが付属します。

また、コンボセットには送信機の違いがあります。では、これらの違いについて解説します。

インテリジェント フライトバッテリー

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、合計3つのインテリジェント フライトバッテリーが同梱されます。

DJIドローンのバッテリーは、インテリジェント フライトバッテリーという特殊な高性能バッテリーです。ドローンのフライトもサポートするバッテリーであり、高性能バッテリーであるが故に高額(1個当たり20,350円)です。

そもそもDJI Air 3に限らず、ドローンのバッテリーは消耗品です。使用するごとに確実に劣化していく製品であり、複数持っていて困ることはありません。

バッテリー2つで40,700円です。通常セット(129,800円)にこの金額を足すだけでコンボセットの価格を超えます。つまり、バッテリーだけでもコンボセットがお得であることがわかります。

DJI Air 3 低ノイズプロペラ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、合計3組のプロペラが同梱します。

プロペラはバッテリー同様、ドローンの消耗品です。必ず劣化するパーツであり、一番交換が必要なパーツでもあります。ドローンのプロペラは日差しを浴びることで硬化していき、最終的にはポキっと折れてしまいます。プロペラを交換せずに飛ばしていれば、墜落事故が起きてしまう可能性があります。

予備プロペラはバッテリーに比べれば安価(1,650円)ですが、いずれにしても必要な製品です。最初から予備プロペラが3組同梱しているコンボセットがおすすめです。

DJI Air 3 バッテリー充電ハブ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、DJI Air 3 バッテリー充電ハブが同梱されます。

これは最大3つまでバッテリーとスマートフォンや送信機などのデバイスを急速充電できるアクセサリーです。コンボセットにはバッテリーが3つ同梱するため、非常に役に立つアクセサリーになります。

DJI ショルダーバッグ

どちらのコンボセット(Fly Moreコンボ)にも、DJI ショルダーバッグが同梱します。
専用のバッグは、ドローンセットの持ち運びだけでなく、ドローンセットの保管にも便利でおすすめです。

「DJI RC-N2 送信機」と「DJI RC 2 送信機」の違い

2つのコンボセットには、送信機の違いがあります。

「DJI RC-N2 送信機」は、標準モデルの送信機です。ドローンの操縦にはスマートフォンなどのデバイスをモニターにする必要があります。

「DJI RC 2 送信機」は、上位モデルの送信機です。こちらは5.5インチ フルHDディスプレイが埋め込まれており、デバイスをモニターにする必要はありません。この快適度の差は大きいです。
また、32GBの内蔵ストレージを搭載しており、画面収録を行なったり、キャッシュを保存したりできます。ストレージを拡張も可能です。

予算に余裕があれば、上位モデルの送信機を同梱しているコンボセット「DJI Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」がおすすめです。

「DJI Air 3」のおすすめmicroSDカードについては、こちらの記事をご覧ください。

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