創業100年超えの鞄メーカーと缶メーカーがドローン映像で特別賞を受賞

創業100年超えの鞄メーカーと缶メーカーがドローン映像で特別賞を受賞

自分らしく家業とつながる世界を目指す、共創プラットフォーム「家業エイド」(運営元:エヌエヌ生命保険株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:マリウス・ポぺスク)は、創業125年の老舗鞄メーカーである株式会社片岡商店(本社:広島県広島市)と、創業116年の老舗缶メーカーである側島製罐株式会社(本社:愛知県海部郡)と共に、共同でドローン映像作品の制作に取り組み、その映像作品「SOBAJIMA VIRTUAL FACTORY TOUR」が Drone Movie Contest 2022 の審査員特別賞を受賞しました。

コンテストの詳細:https://ra-drone.dhw.co.jp//contest/

本作品は、愛知県でお菓子や海苔などの缶を製造している明治創業の老舗缶メーカー側島製罐を舞台に、その製造工程をドローンを用い、一気通貫で撮影を行いました。

撮影機体は軽くて安全な機動力抜群のマイクロドローンを使用し、ドローン撮影ならではの臨場感で活気溢れる側島製罐を映し出しました。

家業エイドが「つながる」場となり、2社の取り組みをサポート

撮影は創業125年の老舗鞄メーカーである片岡商店の片岡氏が担当しました。家業エイドでの交流を通じて、側島製罐の石川氏と片岡商店の片岡氏は出会い、明治期創業の製造業を家業に持つこと、同年代で事業承継を控えていること、家業の業界が市場縮小しておりイノベーションに取り組んでいることなどの共通点があったことから意気投合し、今回のバーチャル工場見学映像の作品制作の実現に至りました。

家業エイドでは、継ぐ・継がないの2択だけではない、もっと自由に、自分らしく家業とつながる世界を目指しており、創業100年を超える家業の未来を担う後継者同士が家業エイドというプラットフォームで出会い、ドローンを使った家業のPR映像の制作という新しいイノベーションに立ち会えたことを大変光栄に思います。今後も、家業との向き合い方、関わり方を、より多くの家業持ちの方々と共に探求し、家業と自由な関わり方ができる世界の実現を目指しています。

受賞コメント

株式会社片岡商店の片岡 勧 氏のコメントは、以下の通りです。

「スクールバッグは、少子化や安い海外製品の流入により、市場が縮小傾向にあります。しかしながら品質の高い国産品は耐久性に優れ、育ち盛りの中学生が3年間使ってもほとんど壊れません。この特性と今回ドローンムービーコンテストで表彰頂いたことを契機に、現在発展途上にあるドローン物流分野に将来的に進出できればと考えています。」
HP:https://kataoka-shouten.co.jp/

側島製罐株式会社の石川 貴也 氏のコメントは、以下の通りです。

「コロナ禍で自分たちも世の中も苦しい中、何か少しでも世の中を明るくできることはないかと考えていた時に、このマイクロドローンを使ったバーチャル工場見学を共同企画しました。缶の製造工程を一気通貫で撮影して臨場感や迫力を出すことで外に出られない人たちにもお楽しみいただけるようにというい想いでしたが、このような賞を頂くことができてとても嬉しいです。」
HP:https://sobajima.jp/

家業エイド運営事務局の梅田 裕介 氏のコメントは、以下の通りです。

「日本の会社の99.7%が中小企業や個人事業主であり、多くの家業が事業承継という問題に直面しています。片岡商店の片岡さん、側島製罐の石川さんは、ご自身の好きなことや思いを大切にしながら、同時に家業の有形無形の資産を活用しながら、自分らしく家業と向き合っていらっしゃいます。その1つの例がこのドローンを使ったバーチャル工場見学です。
家業エイドの活動がお二人の出会いとコラボレーションにつながり、今回の受賞に至ったことを大変嬉しく思っております。」

出典:家業エイド

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