北海道初の産学連携によるドローン教習を開始 -酪農学園大学とサングリン太陽園

北海道初の産学連携によるドローン教習を開始 -酪農学園大学とサングリン太陽園

2022年3月1日、酪農学園大学(本拠地:北海道江別市、学長:堂地修様)とドローンスクールを運営する北日本スカイテック株式会社(以下:北日本スカイテック)のグループ会社である株式会社サングリン太陽園(本拠地:北海道札幌市、代表取締役社長:北濱宏一、以下:サングリン太陽園)は、ドローンの操縦資格を取得するための産学連携による教習コースを北海道で初めて創設し、受講生の募集をスクール内で開始しました。

酪農学園大学とドローン

酪農学園大学では、GIS研究において国際的な受賞歴を有するなど空間情報分野での先進的な取組みが行われています。2009年より、ドローンを用いた【環境】【農業】【防災】に関する研究も進められており、農業分野においてはドローン画像の解析技術によって農作物の収量や栄養価の推定を行うなどのセンシングに豊富な実績を誇っています。ドローンを活用した研究のみならず、同大学では幅広い方がドローンの資格取得にチャレンジしやすいようにと国土交通省認定の講習団体としてドローンの教習も展開しています。

株式会社サングリン太陽園とドローン

サングリン太陽園と北日本スカイテックは、1989年に北海道で導入実績の無かった産業用無人ヘリコプターの販売を開始しました。「元祖ドローン」ともいわれる産業用無人ヘリコプターを初めて北海道農業に導入した後、現在に至るまで北海道農業の空のパイオニアとして、農薬散布用ドローンの機体販売、整備、教習、そして現場での運用に対して豊富な実績を有しています。2022年3月現在で農薬散布用ドローンの取扱い機種は6機種にのぼり、敷地面積約5.5haの広大な施設において屋内外でのドローンのフライトや整備が可能な環境が整っています。

両者の連携によるメリット

農業分野におけるドローン画像や衛生画像の解析技術で先進的な研究を行っている酪農学園大学と農業分野での豊富な運用実績をもつサングリン太陽園が連携したドローン教習コースを創設することにより、単にドローンを操縦できるのでなく、ドローンを用いて持続可能な農業の実現に貢献する空間情報を活用できる人材の育成を行うことが期待できます。また、両者が連携することによって、安価で教習も効率的に進めることが可能になります。

酪農学園大学 ドローンコースの概要

対象者:農林業等一次産業関係者、自治体職員、環境保全団体、非営利組織の方
受講資格:ドローンの飛行経験が10時間以上あり、16歳以上の方
講習日数:
・ベーシックコース:2日半(初日PM、2日目と3日目は終日)
・アドバンスコース:ご希望の農薬散布用ドローンの機種により異なります
教習場所:酪農学園大学およびTECHNOLOGY FARM 西の里(北日本スカイテックの施設)
定員:
・ベーシックコース:4名/回(※最小催行人数3名)
・アドバンスコース:1名/回
※アドバンスコースの教習は原則1名/回で教習場所はTECHNOLOGY FARM 西の里になりますが、2名以上での受講の場合は出張スクール開講も対応します。
申し込み方法:2日前までに申し込みください。ベーシックコースの初回開講日は2022年3月9日です。
※アドバンスコースを受講できるのは、ベーシックコースを修了した方のみです。ベーシックコースでの教習を経ることによって、アドバンスコースで農薬散布用ドローンの教習が効率良く進められます。

プログラム・相談会予約およびお問い合わせ | 北日本スカイテック株式会社

出典:北日本スカイテック株式会社

ニュースの最新記事