インドネシアの航空会社Prestige Aviation、EHangにエアモビリティ100機の予約注文

インドネシアの航空会社Prestige Aviation、EHangにエアモビリティ100機の予約注文

2022年4月11日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、インドネシア国際モーターショー2022のオンライン契約調印式にて、インドネシアの航空会社Prestige Aviationからエアモビリティ「EHang 216」100機の予約注文を受けたことを発表しました。

この100機のエアモビリティの注文は、EHangがアジアで注文を受けた中で最大の予約注文です。Prestige Aviationは、以前「EHang 216」を1機を購入しており、2021年にはインドネシアのバリにて空中観光の飛行テストを実施していました。

ちなみに、今年の1月に日本も50機の注文をしています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

インドネシア国民協議会のBambang Soesatyo議長は、次のように述べています。

「インドネシアでのアーバンエアモビリティの社会実装を促進すべく、多くの可能性を模索し、インフラストラクチャや耐空性の認証など様々な問題を乗り越えていきたいと考えています。」

Prestige AviationのエグゼクティブチェアマンであるRudy Salim氏は、次のように述べています。

「インドネシアでの持続可能な輸送に取り組む先駆者として、私たちはインドネシアの空中輸送のニーズに応えることを望んでいます。EHang 216は、すでにインドネシアの新首都ヌサンタラのスマートシティでサポートする準備ができています。インドネシアは群島国家であり、国境内に17,000以上の島があります。島間を快適に移動できる新たな輸送方法は、従来の陸路と比較した場合の低コスト化を実現し、地域経済が指数関数的に成長するのに役立つでしょう。私たちはEHangと手を組み、安全で効率的な運用をしていきます。」

EHangの創設者兼会長兼CEOであるHu Huazhi氏は、次のように述べています。

「今後もインドネシアのアーバンエアモビリティ社会実装を目指し、Prestige Aviationと緻密な連携を図っていきます。最先端の航空技術が地域包括的経済連携(RCEP)協定や国際社会に有利な政策をもたらすことが証明されれば、アジア太平洋地域でのアーバンエアモビリティの社会実装はさらに加速するでしょう。」

出典:EHang Holdings Limited「EHang Receives Pre-Order for 100 Units of EH216 AAVs from Indonesian Aviation Company Prestige Aviation

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