【完全攻略】ドローン検定4級に合格するための過去問題・試験対策

【完全攻略】ドローン検定4級に合格するための過去問題・試験対策

ドローン飛ばすのに資格や免許は必要ありませんが、「ドローン検定4級」に合格すると多くのメリットがあります。

その中でも一番大きなメリットは、ドローンについて正しい知識と能力がある事を第三者に簡単に証明できることです。これにより、国土交通省への飛行許可申請が通りやすくなったり、ドローンに関連する仕事を行う時や、就職時にはドローン知識や能力を証明できます。

本記事では、ドローン検定4級の試験の申し込み方法から、合格するための過去問・公式テキスト・試験対策(模擬テスト)などすべてを徹底解説します。

また、受験日程や申込み方法から合否の確認方法まで、この記事を読めばすべて完璧です!

※ドローン検定の試験問題は公式BOOKから出題されます。テキストを勉強し、お近くの会場を選択して申込みしましょう。

ドローン検定4級の概要

ドローン検定(無人航空従事者試験)とは、ドローン検定協会株式会社が運営するドローンの民間資格です。ドローンに関する知識を客観的に示す指標になるため、多くのドローン操縦士から人気の高い資格となっています。

ドローン検定には4級・3級・2級・1級と4つのランクがあり、4級と3級の試験は誰でも受験できます
(2級の受験には3級の資格が、1級の受験には2級の資格が必要です。)

4級の試験内容・難易度

ドローン検定4級の試験内容は以下の通りです。

試験方式4択のマークシート
問題数50問(1問あたり2点)
受験時間90分
合格条件40問正解(80点以上)
累計合格者数1,346人(令和3年6月時点)

筆記問題は無く、全問4択のマークシート方式です。
ただし、合格には50問中40問以上の正解が必要です。

ちなみに、ドローン検定4級の累計合格者数は1,346人と非常に少ない傾向にあります。これは4級を受験せずに、3級から受験する人が多いためです。※3級の累計合格者数は24,006人(令和3年6月時点)

ドローン検定3級を受験したい方は、こちらの記事をご覧ください。

ドローン検定4級の試験範囲は次の通りです。

  • 基本知識:用語、動作、単位
  • 工学:航空工学
  • 気象:気象学基礎
  • 専門知識:機体構造、姿勢制御、バッテリー、送信機、責任・保険、飛行計画
  • 法令:無人航空機関係、電波関連

工学や気象学と言われると身構えてしまいますが、ドローン検定協会が発行する公式テキストにすべて解説されています。踏み込んだ内容は試験で求められていませんので安心してください。

勉強なしでの合格は難しいですが、公式BOOKの勉強さえしておけば簡単に合格できる試験です。下記のリンクから改正航空法に対応した最新版を購入しましょう。

ちなみに、3級の場合は力学の問題が追加されます。その他の試験範囲は同じですので、4級合格後に3級を受ける場合もこのテキストで勉強できます。

また、200万冊以上の本が読み放題になるAmazonのサブスク「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」に加入すれば、追加費用無料(0円)でドローン検定合格バイブルも読むことができます。

4級試験の難易度・合格率

ドローン検定の気になる難易度ですが、平均合格率は約75〜80%程度あります。
※ドローン検定1級~4級すべての平均合格率です。(級ごとの合格者数は公表されていません。)

 申込者数合格者数合格率
第35回 (令和3年5月1,828人1,412人約77%
第36回 (令和3年7月1,754人1,354人約77%
第37回 (令和3年9月1,404人1,129人約80%
第38回 (令和3年11月1,473人1,121人約76%
第39回 (令和4年1月)1,634人1,309人約80%

4級の試験日程・費用・申込方法

ドローン検定4級の試験は、年に6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)、全国各地で開催されています。また、受験料は3,200円(税込)です。

申込みは以下のリンクからできます。お近くの会場を選択して申込みしましょう。

申込み後、受験料を入金すると記載した住所宛に受験票が届きます。あとは試験当日、会場に受験票と筆記用具を持って向かいましょう。

公式BOOK「ドローンの教科書 標準テキスト 3級4級対応」の内容

ドローン検定4級の問題は、公式BOOK「ドローンの教科書 標準テキスト – 無人航空従事者試験 ドローン検定3級4級対応」から出題されます。

工学や気象学、法令に関する問題も出題されますので、公式BOOKでの勉強は必須です。

専門的な内容や計算問題も出題されますが、どの問題も中学生レベルであり、テキストの勉強さえしていれば合格できます。

また、本記事の最後の方では過去問題などを紹介をしています。テキストに掲載されていない問題にも対応できるように最後までご確認ください。

ドローン検定4級のメリット

冒頭でも解説した通り、ドローン検定4級の資格を取得するとたくさんのメリットが得られます。

合格者だけが参加できるコミュニティなどもありますので、合格後はその恩恵を最大限に活用していきましょう。ドローン検定 | 取得のメリットより

  • 国土交通省への飛行許可申請に資格証明書の添付が可能
  • 基礎技能講習の座学4時間分が免除
  • 提携団体での各種講習の座学免除
  • 提携団体での各種講習の受講資格獲得
  • ドローンに対する知識を客観的に示せる
  • 合格者のみが参加できるコミュニティサービスに参加可能
  • 飛行ログサービスの使用可能
  • ドローン検定オリジナルグッズ購入可能

ドローン検定4級の試験対策・模擬テスト

公式テキストの勉強(3級4級対応)

ドローン検定4級の試験対策で最も重要なのは、ドローン検定協会公式の標準テキストで勉強することです。

あらゆる分野の問題が出題されますが、全てテキストに掲載されています
例えば、物理や電気の計算問題も出題されますが、いずれも中学卒業レベルの簡単な問題で、解き方も解説されています。

とにかく公式テキストを読み込み、分からない問題や不安な科目を徹底的になくしていきましょう。

過去問題の模擬テスト(無料Webアプリ)

公式テキストでの勉強を終えたら、過去問題での模擬テストに取り組んでみましょう。
※無料のWebアプリが公開されています。

ドローン検定4級(全50問の模擬テスト)
以下は、ドローン検定4級の模擬テストです。
「攻略開始」をクリックすると問題が始まります。

ドローン検定4級(部門ごとの仮想問題)

以下は、ドローン検定4級の部門ごとの仮想問題テストです。
「攻略開始」をクリックすると問題が始まります。

上記の過去問題が完璧に解答できても確実に合格できるわけではありません。出題される問題は毎年変わりますので、必ず公式テキストを購入して勉強するようにしてください。

また、過去問題がネット転売されていたりもします。高額な値段でそれらを購入するのであれば、公式テキストを購入してあらゆる問題に備えましょう。

合格・不合格の確認方法

受験日から10日程で受験結果が郵送されてきます。

この受験結果については、事前にホームページで合否確認が可能です。

合格するとドローン検定のメンバー登録ができ、証明書の発行や特典が受けられます。合格したら加入しましょう。

以上、ドローン検定4級に合格する方法について徹底解説してきました。
ドローン検定4級は専門的な資格ですが、公式テキストを勉強しておけば合格率の高い資格です。

受験料の3,200円(税込)は資格試験としては高額ではありませんが、一発合格を目指して計画的に勉強しましょう。この資格を取得すればドローンの仕事や就職にも大いに役立ちます。

200万冊以上の本が読み放題になるAmazonのサブスク「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」に加入すれば、追加費用無料(0円)でドローン検定合格バイブルも読むことができます。

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