2024年10月22日22:00、Insta360Japan株式会社は究極のAI追跡ジンバル Insta360 Flow 2 Pro(インスタサンロクマル フロー ツー プロ)の販売を開始しました。
Insta360 Flow 2 Proは、iPhoneの純正カメラアプリやその他200以上のアプリに対応しています。AI搭載のスマートフォン用ジンバルで、15倍ズームや唯一無二の複数人のトラッキングができます。三脚&自撮り棒を内蔵で一人の撮影も簡単!これまで以上に高クオリティな撮影を実現します。
新スマホ用ジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」をぜひチェックしましょう!
Insta360 Flow 2 Proの特徴・メリット
iPhone純正カメラ & 200以上のアプリに対応
Insta360 Flow 2 Proは、TikTok、Instagram、Zoomなど様々なサードパーティアプリに対応しています。ライブ配信、ビデオ通話、オンライン会議、コンテンツ制作などにおすすめです。
対応アプリは200種類を超え、いま使っているアプリでより快適な撮影が可能になります。
【対応アプリの例】
- チャットアプリ:Face Time、WhatsAppなど
- 写真・動画アプリ:Blackmagic Camera、CapCutなど
- ライブ配信プラットフォーム:TikTok、YouTube、Twitch、Instagramなど
- オンライン会議アプリ:Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど
アプリだけでなく、iPhoneの純正カメラアプリにも対応しており、使い慣れたカメラアプリで高クオリティで快適な撮影が可能になります。Apple DockKit(※)に対応した最初で唯一のジンバルです。
※ Apple DockKitとは、iPhoneのカメラアプリやサードパーティ製のアプリで、被写体を正確に追跡して撮影できる技術です。2023年の9月にリリースされ、iOS 17以上のiPhoneで使用できます。
AI搭載!15倍ズーム & 唯一無二の複数人のトラッキング
Insta360 Flow 2 Proは、ディープトラック4.0に対応しています。
アクティブズームトラッキングを使えば、最大15倍ズームで遠い場所からでも被写体を正確にトラッキングした撮影が可能です。スポーツや運動会の応援など、距離が離れていても正確な撮影が可能です。
また、複数人のトラッキングも可能です。Insta360 Flow 2 Proは複数人を1つのグループとして扱い、画面の中央にした撮影が可能です。これは友達と歩いている時にインカメで撮影したり、グループダンスやチアリーディングなどのグループ全体を撮影したい時におすすめです。
さらに、プロフレーミンググリッドによりセンタリングに制限はありません。画面を9分割に分け、好きな場所に自分を配置した撮影が可能です。これにより、プロのような構図や画角での撮影ができます。
それだけでなく、360度無限パントラッキングにより自由に動き回る被写体を360度追いかけて撮影できます。スケートやダンスなどの撮影ができるだけでなく、動き回る動物の撮影もできます。
【先行レビュー】
これまでのトラッキングでは、ひとりがトラッキングの対象になり、もう一人は画面の端で映っていました。しかし、複数人のトラッキングが可能になったことで、二人が画面の中心になるように撮影できます。グループ撮影がこれまでになく手軽なものとなりました!
一人での撮影がより簡単に!
Insta360 Flow 2 Proは、自撮り棒と三脚を内蔵しています。
そのため、スマートフォンを取り付けて机に置いた撮影ができます。これは今までも可能でしたが、今まで以上に安定性と耐久性が向上しています。
さらに、自撮りミラーを搭載しています。リアカメラで撮影している自分を確認しながら撮影ができます。また、テレプロンプターという事前に入力した文章が撮影中にスクロールする機能を使えたり、スマートフォンやApple Watchでの遠隔操作にも対応しています。
【先行レビュー】
展開と収納もスムーズにできます。スマートフォン用ジンバルといえば、類似製品にDJIの「Osmo Mobile 6」がありますが、Insta360 Flow 2 Proの方が早く展開でき、早く収納できました。今ジンバルを購入するのであれば、Insta360 Flow 2 Proで間違いありません!
高クオリティなシネマティック撮影が可能に!
Insta360 Flow 2 Proは、様々な撮影モードを駆使して高クオリティな映像を制作できます。
例えば、新機能のフリーティルトモードでは、ティルト方向に360度無制限に回転できます。スマートフォン用ジンバルの問題であった、ティルト角度に制限があるためジンバルが被写体とズレるという問題が解消されました。
また、新機能のdolby visionでは、明るさを増やしてダイナミックレンジを拡張することで画像の品質をあげることができます。ビデオ信号の忠実度を向上、明るさ、色、コントラストの面で画像をよりリアルにします。
その他にも、360度のパノラマ写真、FPVドローンで撮影したようなパレルロール、360度パンショット、ズームイン / アウトができるドリーズーム、映像をスピードアップするタイムシフトなど、様々な撮影が可能です。
【先行レビュー】
フリーティルトモードでは、内蔵された自撮り棒を伸ばすことでクレーンショットが撮影できます。またティルトショットの撮影もでき、2つを合わせた撮影もできます。映画のワンシーンのようなプロの構図を簡単にスマートフォンで撮影できます!
Insta360 Flowシリーズを比較
新製品Flow 2 Proを、これまでに発売されたInsta360 Flowシリーズ(Insta360 Flow Pro / Insta360 Flow)と比較します。どれくらい進化したのか確認してみましょう。
Insta360 Flow 2 Proの新機能の比較
まずは、Insta360 Flow 2 Proで使える機能を比較してみましょう。
Insta360 Flow 2 Pro |
Insta360 Flow Pro |
Insta360 Flow |
|
---|---|---|---|
フリーティルトモード | ◯ | – | – |
360度パンショット | ◯ | – | – |
自撮りミラー | ◯ | – | – |
テレプロンプター | ◯ | – | – |
スマートフォンでの遠隔操作 | ◯ | – | – |
アクティブズームトラッキング | ◯ | ◯(※) | ◯(※) |
複数人トラッキング | ◯ | ◯(※) | ◯(※) |
プロフレーミンググリッド | ◯ | ◯(※) | ◯(※) |
dolby vision | ◯ | ◯(※) | ◯(※) |
ProRes HDR | ◯ | ◯(※) | ◯(※) |
フリーティルトモードとは、ティルト方向に360度無制限に回転するモードです。通常、スマートフォン用ジンバルはティルト角度に制限があるため、ジンバルが被写体とズレてしまい、下向きに傾いてしまいます。Flow 2 Proはティルト方向に360度無制限に回転できる初のジンバルです。
フリーティルトモードでは、クレーンショットやティルトショット、そしてこの2つを組み合わせたショットを撮影できます。
360度パンショットとは、Cボタンを1回押すとパンロールが360度回転するモードです。友人や家族で団欒している時などにおすすめの撮影モードです。
自撮りミラーとは、リアカメラで自撮りをする時に自分を正しい位置に置くことができる新機能です。被写体の頭がミラーの上にあると、フレームの中央に表示されます。
テレプロンプターとは、事前に入力した文章が撮影中にスクロールする機能です。文字を追加したい映像を撮影したい時におすすめです。
スマートフォンでの遠隔操作は、ジンバルに取り付けた撮影専用とも言えるスマートフォンを、もう一つのスマートフォンで遠隔操作できます。これはAndroidユーザーにとって、Apple Watchの代わりとなる機能です。撮影カメラがiPhoneであれば、これまで通りApple Watchから操作できます。
また、Flow 2 Proの発売以降、(※)の5つの機能がアップグレードにより使用できるようになります。AIトラッキング機能はこれまで以上に使いやすくなり、最大15倍のズームが可能になりました。また、複数人をグループとして捉えてトラッキングすることもできます。さらに、フレーミングも簡単になります。
新機能であるdolby visionでは、明るさを増やしてダイナミックレンジを拡張することで画像の品質をあげることができます。さらに、iPhoneでは内蔵ストレージを利用したProRes録画をサポートします。
Insta360 Flow 2 Proの新しい特徴を比較
次に、Insta360 Flow 2 Proの特徴を比較してみましょう。
Insta360 Flow 2 Pro |
Insta360 Flow Pro |
Insta360 Flow |
|
---|---|---|---|
NFCワンタップペアリング | ◯ ※iPhone / Android |
◯ ※iPhone |
– |
360度パノラマ写真 | ◯ | ◯ ※一部スマートフォン |
◯ ※一部スマートフォン |
360度無限パン | ◯ | ◯ ※限られた角度 |
– |
内蔵三脚 | ◯ ※より安定 |
◯ | ◯ |
Apple Watchコントロール | ◯ ※ネイティブカメラとInsta360アプリ |
◯ ※ネイティブカメラとInsta360アプリ |
◯ ※Insta360アプリのみ |
Flow 2 Proでは、これまで以上のスマートフォンに対応できるようになりました。
AndroidユーザーもNFCワンタップペアリングができるようになり、簡単に撮影ができます。また、360度を撮影するというInsta360カメラシリーズの最大の特徴と言える機能もアップグレードしています。
また、その他の特徴を見てみましょう。
Insta360 Flow 2 Pro |
Insta360 Flow Pro |
Insta360 Flow |
|
---|---|---|---|
Apple DockKit | ◯ | ◯ | – |
iOSアプリのトラッキング | ◯ | ◯ | – |
動物の追跡 | ◯ | ◯ | – |
トラッキングリングライト | ◯ | ◯ | – |
Flow 2 Proでは、Flow Proと同様にAppleが開発した最新のトラッキングApple DockKitに対応しています。この機能では、撮影中に移動する被写体をシームレスに追跡しフレームの中央においた撮影が可能です。また、トラッキングリングライトにより被写体を撮影できているかどうかの確認もできます。
さらに、動物を撮影する際のトラッキングにも対応しています。FlowからFlow Proへの買い替えをしていなかった方は、この機会にぜひFlow 2 Proを手に入れましょう!
Insta360 Flow 2 Proの同梱物
最後に、Insta360 Flow 2 Proの同梱物について解説します。
Insta360 Flow 2 Proには、通常版、クリエイターキット、Vlogキットの3種類があります。
また、2種類のカラーバリエーション「ストーングレー」と「サミットホワイト」から選ぶことができます。
通常版 | クリエイターキット | Vlogキット | |
---|---|---|---|
価格 | 21,900円(税込) | 26,900円(税込) | 28,200円(税込) |
Flow 2 Pro | ◯ | ◯ | ◯ |
保護ポーチ | ◯ | ◯ | ◯ |
USB-C to USB-A充電ケーブル | ◯ | ◯ | ◯ |
USB-C to USB-C充電ケーブル | – | ◯ | ◯ |
磁器スマートフォンクランプ | ◯ | ◯ | ◯ |
磁器スマートフォンマウント | – | ◯ | – |
スポットライト | – | ◯ | ◯ |
バックパックマウント | – | – | ◯ |
クリエイターキットやVlogキットを購入した場合の通常版に追加同梱されるアクセサリーを紹介します。
1つ目のスポットライトは、9種類の明るさを選択できるライトアクセサリーです。自撮り撮影をしたい方、暗い場所での撮影もする予定の方におすすめのアクセサリーです。
2つ目の磁器スマートフォンマウントは、Insta360のスマートフォンリングです。スマートなデザインでデスクトップマウントとしても使用でき、撮影にもおすすめです。
3つ目はUSB-C to USB-C充電ケーブルです。お持ちの方も多いと思いますが、予備はいくつあっても困りません。
4つ目はバックパックマウントです。これをInsta360 Flow 2 Proに装着することで、ハンズフリーでの撮影を実現します。Vlogにおすすめのアクセサリーです。
つまり、せっかく購入するのであれば「クリエイターキット」や「Vlogキット」がお得でおすすめです。新スマホジンバル「Insta360 Flow 2 Pro」をぜひチェックしましょう!