【徹底比較】「DJI Flip」VS「DJI Air 3S」おすすめドローンはどっち?

【徹底比較】「DJI Flip」VS「DJI Air 3S」おすすめドローンはどっち?

2025年1月14日、DJIから新ドローン「DJI Flip(フリップ)」の販売が開始されました。

新ドローン「DJI Flip」は、エアシリーズの最新モデル「DJI Air 3S」と比較して、どのような性能の違いがあるのでしょうか?

本記事では、両機体の性能を比較しつつ、どちらのドローンがどんな方におすすめか解説します。ドローンの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

DJI Flipとは?

DJI Flip(フリップ)とは、2025年1月14日に発表されたVlog撮影に優れたドローンです。Miniシリーズ・Airシリーズ・Mavicシリーズに当てはまらない、新たなドローンになります。

最大飛行時間31分、4,800万画素の写真撮影、最大4K 100fpsの動画撮影ができる本体重量249gのドローンです。DJIドローン特有のカメラアシスト機能も多数搭載、特にVlog撮影におすすめのドローンとなっています。

DJI Flipの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Flipの詳細スペックは、以下の通りです。

価格
(DJI RC-N3付属)
66,660円(税込)
動画性能
(最大時)
4K 100fps / 60fps
FHD 100fps / 60fps
センサー1/1.3インチ CMOS
レンズFOV:82.1°
24mm(35mm換算),F1.7
有効画素数4,800万画素
本体重量249g
本体サイズ(収納時)132×62×165H(mm)
本体サイズ(展開時)233×280×79H(mm)
最大飛行時間31分
最高速度16 m/s
最大飛行距離8km(日本)
障害物検知前方・下方
内部ストレージ2GB
伝送システムO4

購入の際は、たくさんのアクセサリーがセットになった「DJI Flip Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」がおすすめです。

DJI Flipのセットについては、こちらの記事をご覧ください。

DJI Air 3Sとは?

DJI Air 3Sとは、2024年10月に発売されたAirシリーズの最新ドローンです。
Airシリーズの時系列は、「Mavic Air」→「Mavic Air 2」→「DJI Air 2S」→「DJI Air 3」→「DJI Air 3S」となります。

DJIドローンの一般消費者向けモデルには、Miniシリーズ、Airシリーズ、Mavicシリーズの3種類のモデルがあります。Airシリーズはミドル層向けのドローンシリーズになります。

DJI Air 3Sは、広角カメラと中望遠カメラの2つのカメラを搭載しており、最大4K 120fpsの動画撮影、4800万画素以上の写真撮影が可能なドローンです。最大飛行時間45分、全方位の障害物検知機能、最新の伝送システム「O4」により従来よりも安定した映像伝送を可能にしました。

DJI Air 3Sのプロモーション動画も公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Air 3Sの詳細スペックは以下の通りです。

価格
(DJI RC-N2付属)
150,480円
動画性能(最大時)広角カメラ:4K 120fps / FHD 240fps
中望遠カメラ:4K 120fps / FHD 240fps
センサー広角カメラ:1/1.3インチ CMOSセンサー
中望遠カメラ:1/1.3インチ CMOSセンサー
レンズ広角カメラ
FOV:84° 
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.8
フォーカス:0.5 m ~ ∞
中望遠カメラ
FOV:35° 
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
フォーカス:3 m~∞
有効画素数広角カメラ:約5,033万画素
中望遠カメラ:約4,877万画素
本体重量724g
本体サイズ(収納時)214.19×100.63×89.1
(長さ×幅×高さ mm)
本体サイズ(展開時)266.11×325.47×106.00
(長さ×幅×高さ mm)
※プロペラ含まず
最大飛行時間45分
伝送システムO4
最大伝送距離10 km(日本)
障害物検知全方向障害物検知
内部ストレージ42 GB

購入の際は、「DJI Air 3S Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)」をオススメします。
このコンボセットでは、ディスプレイ付き送信機、バッテリーが3つ、NDフィルター、専用ケース、その他関連アクセサリーが多数同梱しており、非常にお得となっています。

DJI Air 3Sのセットに関しては、こちらの記事をご覧ください。

「DJI Flip」と「DJI Air 3S」を比較

「DJI Flip」と「DJI Air 3S」を比較します。

 DJI FlipDJI Air 3S
コンボ価格
(RC送信機)
66,660円209,000円
展開時サイズ233×280×79H
※プロペラあり
266.11×325.47×106H
※プロペラなし
本体重量249g724g
最大飛行時間31分45分
カメラ1/1.3インチ CMOSセンサー
FOV:82.1°
焦点距離:24mm(35mm換算)
絞り:F1.7
広角カメラ
FOV:84° 
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.8
フォーカス:0.5 m ~ ∞
中望遠カメラ
FOV:35° 
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
フォーカス:3 m~∞
動画性能4K 100fps / 60fps
FHD 100fps / 60fps
広角カメラ:4K 120fps
中望遠カメラ:4K 120fps
有効画素数4,800万画素広角カメラ:約5,033万画素
中望遠カメラ:約4,877万画素
障害物回避(検知)前方・下方全方位
伝送システムO4
(最大8km)
O4
(最大10km)
内部ストレージ2GB42GB

価格の違い

DJIドローンの一般消費者向けモデルには、Miniシリーズ、Airシリーズ、Mavicシリーズの3種類のモデルがあります。しかし、「DJI Flip」はどのモデルにも当てはまりません。

「DJI Flip」は、Miniシリーズよりも初心者にとって身近なエントリーモデルのドローンです。そのため、価格は圧倒的にお求めやすい金額となっています。「DJI Flip」は、ドローン初心者やドローン入門者におすすめの最新ドローンです!

機体性能の違い

「DJI Air 3S」が上位モデルのドローンということもあり、機体性能は圧倒的に優っています。

例えば、「DJI Air 3S」は今まで以上に優れた環境認識機能を搭載しています。前方LiDARを搭載した初のDJIドローンであると同時に、下方赤外線ToF(飛行時間)センサーと6個のビジョンセンサー(前面、背面、下部に各2個)も搭載し、夜間撮影時の全方向障害物検知を実現しています。

本格的なドローンの購入で悩まれているのであれば、「DJI Air 3S」がとてもおすすめのドローンです。

カメラ性能の違い

「DJI Air 3S」は、2種類のメインカメラを搭載したドローンです。どちらのカメラで撮影しても同レベルの画質で撮影でき、焦点距離は異なっているため様々な構図で撮影ができます。

また、10-bitとISO感度により画質が向上したデュアルカメラは、現行上位モデルのDJI Mavic 3 Proよりもさらに優れたディテールで写真や動画を撮影できます。ノーマルカラーモードでもH.265エンコーディングにより10-bit動画撮影が可能です。最大12,800まで向上したISO感度により、洗練されたカラーパフォーマンスと柔軟性のある後処理を実現します。D-Log M、HLGカラーモードでは、最大3,200までISO感度が向上し、都市の夜景を明るく撮影可能です。

一方で、「DJI Flip」はVlogに優れた新たなドローンです。「DJI Air 3S」よりも気軽な撮影がメインとなっています。自分の撮影用途に合わせて、ドローンを選びましょう!

ドローン登録の必要のない小型ドローンをお求めの方は、こちらの記事をご覧ください。

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