【徹底比較】「Insta360 GO Ultra」VS 「GoPro13」おすすめアクションカメラは?

【徹底比較】「Insta360 GO Ultra」VS 「GoPro13」おすすめアクションカメラは?

2025年8月21日、Insta360から超小型ハンズフリーカメラ「Insta360 GO Ultra」が発売されました。

今回発売されたGO Ultraは、GoProのアクションカメラ「GoPro13(GoPro HERO13 BLACK)」と比較すると、どんな違いがあるのでしょか?

本記事では、両カメラの性能を比較しつつ、どちらのカメラがどんな方におすすめか解説します。日常を撮影するカメラの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

ハンズフリーカメラ「Insta360 GO Ultra」とは?

Insta360 GO Ultra

Insta360 GO Ultraとは、2025年8月21日に発売された超小型ハンズフリーカメラです。Insta360の超小型アクションカメラシリーズ「GOシリーズ」の最新モデルになります。

GO Ultraは、わずか53gの超小型アクションカメラですが、1/1.28インチの大型センサーで4K 60fpsの動画撮影ができます。さらに、低照度の暗い場所でもクリアな映像が撮影できる「Pure Videoモード」が搭載されました。これにより、24時間どんな場所でもすべての瞬間をリアルに記録できます。

GO Ultraのプロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

GO Ultraは前機種の「GO 3S」と比較しても、大幅なアップグレードがされています。

GO UltraGO 3S
通常版の価格(税込)64,800円〜64GB:61,800円
128GB:65,800円
特徴53gの4K高性能カ
メラ
極小39gの4Kカメラ
稼働時間カメラ単体:70分
アクションポッド付き:200分
カメラ単体:38分
アクションポッド付き:140分
センサー 1/1.28 1/2.3
最大 FOV156°150°
プロセッサー5nm AIチップ‭14nmチップ‬
最大解像度4K 60fps4K 30fps
環境光センサー
PureVideoモード
4K アクティブHDR‬
モード‬
4K クラリティズーム
ストレージmicroSD可
※内部ストレージのみ
急速充電(0% – 80%)カメラ単体:12分
アクションポッド付き:18分
カメラ単体:23分
アクションポッド付き:47分
スクリーンサイズ2.5インチ2.2インチ
防水性能水深10m水深10m

GO Ultraの詳細は、こちらの記事をご覧ください。

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 Blackとは、2024年9月4日に発売されたGoProのアクションカメラです。

GoPro史上最高レベルの画質である5.3K動画とHDRで、かつてない細部まで色鮮やかに撮影できるアクションカメラです。5.3K 30fpsで1.5時間、1080p 30fpsなら3時間以上連続で動画撮影が可能です。

前機種であるGoPro「HERO12 Black」の優れた性能をそのままに、全体的にバージョンアップしています。具体的には、マグネット式マウントに対応したり、オーディオ調整機能により環境音よりも人の声が優先されるようになったり、データの送信速度が向上したりと、前機種よりも使い勝手が良くなっています。

特に注目すべき点は、自動検出対応HBシリーズレンズです。レンズを装着すると、最適な設定に自動で切り替わり撮影が可能です。

以下の専用レンズが発売されており、これまで以上に高レベルな撮影が可能になりました。

  • 超広角レンズモジュラー(税込価格16,800円):
    GoProが究極のPOVカメラになります。視野角177度、アスペト比1:1であらゆるシーンを広範囲で捉えます。カメラをどのように取り付けていても、広い視野角で撮影できるほか、16:9のワイドスクリーンまたは9:16の縦向きショットへと自由にクロップすることが可能です。さらに、HyperSmoothのパフォーマンスを最大限に高め、カメラ内蔵の360度水平ロックにより最大4K 60fpsの解像度でビデオのブレを補正します。
  • マクロレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    GoProの標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップが可能です。焦点を調整しながら離れた場所にある物体を撮影でき、クリエイティブの可能性が広がります。フォーカスリングを使用すると、ピントを11cmから手動で調整できます。
  • アナモフィックレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    従来の広角映像よりも歪みの少ない芸術的な映像を、長編映画を思わせるドラマチックな21:9のアスペクト比で撮影します。シネマティックなレンズフレアで映像に個性をプラスします。カメラに内蔵の映像を補正する「デスクイーズ」機能により、多くの労力を要するポストプロダクションなしでアナモフィックコンテンツの撮影や編集が簡単です。
  • NDフィルター4枚パック(税込価格12,100円):
    HBシリーズのNDフィルター (ND4 / ND8 / ND16 / ND32) を使用すると、シネマティックなモーションブラー効果を簡単に加えることができます。フィルターを取り付けるだけで自動検出によりオートシネマティックビデオモードに切り替わり、環境に応じた最適な設定に調整されます。

GoPro HERO13 Blackの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

GoPro HERO13 Blackの詳細スペックは、以下の通りです。

価格68,000円(税込)
本体サイズ71.8×33.6×50.8 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量154g
※カメラ本体+マウントフィンガー+バッテリー
センサー1/1.9インチCMOS
最大写真解像度27.13MP
(5568X4872)
動画解像度5.3K (8:7) 30/25/24fps
5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps
4K (8:7) 60/50/30/25fps
4K (9:16) 60/50/30/25
4K (16:9) 120/100/60/50/30/25/24fps
2.7K (4:3) 120/100fps
2.7K (16:9) 240/200fps
1080 (9:16) 60/50/30/25
1080p (16:9) 240/200/120/100/60/50/30/25/24fps
連続撮影時間5.3K 30fpsで1.5時間以上
1080p 30fpsなら3時間以上
※1900mAh Enduroバッテリー
防水性水深 10m(通常時)
水深 60m(アクセサリー装着時)
動作環境温度-10°C~35°C

GoPro HERO13 Blackには、microSDカードが必須になります。

GoPro HERO13 BlackのmicroSDカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

「Insta360 GO Ultra」と「GoPro13」を比較

「Insta360 GO Ultra」と「GoPro13」を比較

「Insta360 GO Ultra」と「GoPro13(GoPro Hero13 Black)」を比較します。

GO UltraGoPro13
価格(税込)64,800円〜68,800円〜
本体重量53g154g
最大写真解像度5,000万画素2,713万画素
最大動画解像度4K 60fps5.3K 60fps
4K 120fps
連続撮影時間4K 30fpsで60分1.5時間以上
※5.3K 30fps
防水性水深 10m(通常時)
水深 60m(アクセサリー装着時)
水深 10m(通常時)
水深 60m(アクセサリー装着時)
動作環境温度-20°C~40°C-10°C~35°C
編集アクションポッド付き
気軽なハンズフリー撮影
豊富なレンズ

価格の違い

両カメラの価格を比較すると、GO Ultraが4,000円安く購入できます。

極端に大きな価格差はないように思えますが、前述の通りGoPro13はレンズフィルターを取り替えて撮影できる点が長所です。全てのレンズを揃えるとGoProの方がかなり高額になります。この点がGoPro13の醍醐味となっています。

GO Ultraもアクセサリーが多数発売されていますが、最大の特徴であるハンズフリー撮影は通常版のセット内容でも可能となっています。

本体の性能の違い

アクションカメラといえば、動作環境温度が重要です。
真夏の炎天下の海辺や真冬のウィンタースポーツなどを撮影する際、肝心な時にアクションカメラが使えない時があります。GO UltraはGoProよりも優れており、動作環境温度は-20°C~40°Cです。寒い場所でも暑い場所でも快適な撮影を実現します。

実際、GoProシリーズのアクションカメラは、たびたび熱暴走が問題に取り上げられます。暑い環境・寒い環境での撮影を考えているのであれば、GO Ultraの方がおすすめです。

また、GO Ultraは優秀なAIを搭載しており、豊富な撮影機能や編集機能が無料で使用できます。

カメラ性能の違い

カメラ性能に関しては、GoPro13の方が高画質の動画を撮影できます

GoPro13は普通のアクションカメラですが、GO Ultraは本体重量がわずか53gの超小型アクションカメラです。他のInsta360製品と比べても高画質映像を撮ることはできませんが、それでも滑らかな4K映像を撮影できます。さらに、低照度の暗い場所でもクリアな映像が撮影できる「Pure Videoモード」が搭載されています。夜や暗い場所の撮影を考えているのであれば、GO Ultraがおすすめです。

また、GO Ultraはハンズフリー撮影ができますカメラを手に持つ必要がありません。ペンダントのように胸に設置して、ワンタッチで撮影ができるため、目立つことがありません。人目の多いところでも気まずい思いをせずに撮影ができます。目立たないハンズフリー撮影をしたい方には、GO Ultraがおすすめです。

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