収納・保管に便利!microSDカードのおすすめケース・おすすめホルダー5選
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。microSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。しかし重要なデータを保存しているため、保管には気を付ける必要があります […]
DJIの新アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」のmicroSDカードを購入する際、「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思っていませんか?
この買い物の仕方では、せっかく購入したmicroSDカードが読み込まなかったり、撮影した動画がカクついたりという問題が発生し、再購入することになります。また、最悪の場合にはカメラが壊れるおそれもあります。
本記事では、そのような問題が起きない「Osmo Action 5 Pro」のおすすめmicroSDカードの選び方を解説します。あわせて、microSDカードの表記の意味や失敗しない容量の選び方についても解説します。
「Osmo Action 5 Pro」には、DJI公式ストアが推奨するmicroSDカードがあります。
Osmo Action 5 Pro スペック|DJI公式ストア
DJI公式ストアが推奨するmicroSDカードの一覧は次の通りです。
最大記録容量は1TBです。その他のスペックと表記の意味に関しては追って解説します。
DJI公式ストアが推奨するmicroSDカードを購入すれば間違いありません。
※必ず当サイトで紹介している正規品をご購入ください。偽物の場合、カメラが壊れる可能性があります。以下、DJI公式ストアが推奨する容量別のmicroSDカードです。
「Osmo Action 5 Pro」の最高画質で60分間の撮影した場合、45GBの容量を使用します。64GBの容量だと少し不安ですが、128GBだと価格もそれなりで容量もあるため安心です。
より容量の大きなmicroSDカードをお求めの方は、256GB以上のものを購入しましょう。
最大記録容量とは、microSDカードに記録(保存)できる最大データ量のことです。例えば、上記画像の「SanDisk Extreme」では記録容量を2ヶ所で確認できます。
まずは、左側の大きな数字です。「64GB」と記載があるため、最大記録容量は64GBのmicroSDカードであることが分かります。
また、右側に「micro SDXC」の記載を確認できます。これは記録容量の規格で、他にも「micro SD」「micro SDHC」と種類があります(以下画像参照)。
それぞれの表記の意味は以下の通りで、これは最大記録容量の規格を示しています。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
micro SD | 最大保存容量:〜 2GB |
micro SDHC | 最大保存容量:4GB〜32GB |
micro SDXC | 最大保存容量:64GB〜2TB |
つまり、「micro SDXC」は、64GBのmicroSDカードであることが分かります。
「Osmo Action 5 Pro」は高画質映像を撮影できるmicroSDカードですので、容量の大きい「micro SDXC」の規格がおすすめです。最大1TBのmicroSDカードが推奨されていますので、大きい容量が欲しい方は1TBのmicroSDカードを購入しましょう。
転送速度とは、データを移す速さのことです。
この速さが遅い場合、動画がカクついたり、低画質になったり、写真を撮ってから次の写真を撮るまでに時間がかかります。microSDカードのデータの転送速度は、上記画像の3ヶ所から確認できます。
まずは、左側にあるUの形の中の数字です。これは「UHSスピードクラス」が「3」という意味になります。
UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格で、次の2種類があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
U1 | 最低転送速度 10 MB/s |
U3 | 最低転送速度 30 MB/s |
この2つにどれくらい違いがあるのと疑問に思う方も多いかと思います。
こちらの動画をご覧ください。
スピードクラス1(左側)が16枚の写真を撮影して保存している間に、スピードクラス3(右側)は30枚の写真を保存しています。これが動画の場合、スピードクラス1は転送速度が足りず、高画質で撮影した映像はカクつく、低画質になるという結果になります。
「Osmo Action 5 Pro」では、UHSスピードクラス3が推奨されています。UHSスピードクラス3を選びましょう。
ちなみに、以下画像のように、○の中に数字(2/4/6/10)が表記されているmicroSDカードもあります。
これは古い規格のスピードクラスになります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
② | 最低転送速度 2MB/s |
④ | 最低転送速度 4MB/s |
⑥ | 最低転送速度 6MB/s |
⑩ | 最低転送速度 10MB/s |
最新のアクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」には見合わないスピードクラスになりますので、この表記のあるmicroSDカードは購入してはいけません。
上記画像の右側上にある「V30」ビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。(V:Videoの意)
今後、右側下の「UHS」の規格からこちらに切り替わっていく予定です。
しかし現状では混在しており、「UHS」と「ビデオスピードクラス」が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。
「V30」の表記の意味については、最低転送速度30MB/sという意味です。
ビデオスピードクラスには、次の5つの規格があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
V6 | 最低転送速度 6MB/s |
V10 | 最低転送速度 10MB/s |
V30 | 最低転送速度 30MB/s |
V60 | 最低転送速度 60MB/s |
V90 | 最低転送速度 90MB/s |
ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど、転送速度が速くなり、安定した撮影ができるようになります。
「Osmo Action 5 Pro」で推奨されている速度は30MB/s以上(V30とV90)のため、「V30」または「V90」の記載があるmicroSDカードを選びましょう。
ビデオスピードクラスの下にある「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の表記は、UHS規格対応を表しています。
UHS規格とはUltra High Speed(ウルトラハイスピード)の略で転送規格の1つです。
UHSの表記と意味は次の通りです。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
UHS-Ⅰ | 最大転送速度 104MB/s(832Mbps) |
UHS-Ⅱ | 最大転送速度 312MB/s(2496Mbps) |
UHS-Ⅲ | 最大転送速度 624MB/s(4992Mbps) |
microSDカードの見た目も異なり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になっています。
最近では「Ⅲ」も出てきましたが、まだ「Ⅱ」でさえ一般市場にはあまり出回っていません。そのため、基本的には「Ⅰ」の選択になります。「Ⅲ」に関しては、推奨されていないため選択しないようにしましょう。
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDカード上のデータ編集などを含むアプリケーションを快適に利用するための規格です。
現在アプリケーションパフォーマンスクラスには、「A1」と「A2」の2種類があり、「A2」が新しい規格です。
ランダムリード最低処理速度 | ランダムライト最低処理速度 | |
---|---|---|
A1 | 1500 IOPS | 500 IOPS |
A2 | 4000 IOPS | 2000 IOPS |
記憶装置(microSDカード)が記憶媒体(アクションカメラ)にアクセスする際に、不連続に様々な位置からデータの読み書きをしていきます。この読み込みを「ランダムリード」、書き込みを「ランダムライト」と言います。
「Osmo Action 5 Pro」では、どちらの規格にも対応しています。
ここまでmicroSDカードの表記の意味を解説してきました。
しかし、どの容量のmicroSDカードを購入するのかは悩むと思います。
前述の通り、「Osmo Action 5 Pro」の最高ビットレートで60分撮影した場合、45GBの容量を使用します(式は以下の通り)。
< micorSDカードに必要な容量の計算方法 >
100 Mbps × 3,600 秒(60分)= 360,000 Mbps
360,000 Mbps ÷ 8(バイト換算) = 45,000 MB/s
45,000 MB/s ÷1,000(ギガバイト換算)= 45GB
つまり、32GBmicroSDカードでは足りず、64GB以上が必要になります。このように、自分の撮影したい時間に最適なmicroSDカードを購入するようにしましょう。
とりあえずmicroSDカードを購入したい方は、DJI公式ストアでも販売されているKingston(キングストン)のmicroSDカードがおすすめです(Amazonなどでより安く購入できます)。
また、microSDカードの保存には防水・防塵・耐衝撃性を発揮する専用ケースをおすすめします。
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。microSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。しかし重要なデータを保存しているため、保管には気を付ける必要があります […]
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