2026年8月3日、株式会社ビー・アンド・プラス(本社:埼玉県比企郡小川町、代表取締役:亀田篤志)は、ドローンが着陸する際に発生する位置ズレを自動的に補正し、常に中央位置へ着陸させる 「ドローン自動センタリング着陸機構」 を開発したことを発表しました。

本技術は、ガイド筐体を用いた機械誘導方式と、低摩擦面+傾斜を利用した滑り誘導方式の 2種類の中央寄せ機構で構成されており、ドローンの自動運行の安定性向上や、ワイヤレス給電装置の小型化・低コスト化に寄与します。
背景:ドローン自動運行における「着陸位置ズレ問題」
ドローンは自動運行を繰り返すと、着陸位置のわずかなズレが蓄積し、本来の離陸ポイントから徐々に外れていくという課題があります。
通常は操縦者が手動で位置合わせを行うため問題になりませんが、 人手を介さない自動運行では、このズレが大きな障害となります。
さらに、ワイヤレス給電を行う場合、着陸位置ズレを考慮して送電側コイルを大型化すると、 装置が高コスト化し、設計も複雑になります。
本技術の概要:2種類の中央寄せ機構を開発
方式A:ガイド筐体 × プロペラガードによる機械誘導方式
ドローンのプロペラガードと、ステーション側の円形ガイド筐体が接触しながら着陸することで、 ドローンが中央位置へ自動的に誘導される方式です。
- プロペラガードがガイド筐体に触れながら中央へ誘導
- どの方向から着陸しても中央位置へ補正
- ドローンにプロペラガードを装着
- 誘導力が強く、確実性が高い
- 屋外・屋内に対応した方式

方式B:低摩擦面 × 傾斜による滑り誘導方式
着陸面に多数の球体を敷き詰めることで摩擦を極限まで低減し、 わずかな傾斜によりドローンが自然に中央へ滑り落ちる方式です。
- 球体の上でドローンの足が滑り、傾斜に沿って中央へ移動
- どの方向から着陸しても中央位置へ補正
- ドローンの足にアタッチメント装着
- ドローン側の構造が簡素で軽量
- 屋内に対応した方式

本技術が実現するメリット
- 着陸位置ズレの蓄積を防止
- 自動運行の信頼性向上
- ワイヤレス給電装置の小型化・低コスト化
動画
自動センタリング着陸機構の動画
今後の展開
自動センタリング着陸機構のさらなる改良を進めるとともに、 ワイヤレス給電ステーションとの組み合わせによる実証実験を進めます。
また、本技術に興味を持つ企業・団体に対しては、試作品の提供や共同検討にも対応していく予定です。





