2026年4月23日、Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下:テラドローン)は、ミネソタ州を拠点とし、産業分野および公共安全分野における実地導入・現場対応に強みを持つ無人システムインテグレーター、Maverick Drone Systems(以下:Maverick)と、「Terra Xross 1」に関する販売代理店契約を締結したことを発表しました。本提携により、テラドローンとMaverickは、米国市場における「Terra Xross 1」の導入拡大と現場での実装を加速します。

「Terra Xross 1」について:高性能と導入しやすさを両立
「Terra Xross 1」は、屋内および閉鎖空間における点検を革新するために設計されたドローンです。こうした過酷な環境において、ドローン点検は、作業員を危険エリアに立ち入らせないことで安全性を高めるだけでなく、従来の人手による点検手法と比べて、作業効率およびコストパフォーマンスを大幅に向上させます。
テラドローンは、「Terra Xross 1」にLiDARおよびビジュアルセンサーの両方を搭載することで、安定した屋内飛行性能を実現しました。また、従来のソリューションと比べて導入コストを大幅に抑えることも特徴となっています。テラドローンは、運用面のハードルを下げることで、さまざまな業界において、ロボティクスを活用した点検プログラムをより効率的に拡大できるよう支援しています。
本システムは、産業分野のオペレーターからの継続的なフィードバックと、実際の現場での導入実績をもとに開発されており、厳しい点検環境における信頼性、使いやすさ、性能の向上に重点を置いています。
Terra Xross 1の製品サイトはこちら:https://terraxross.terra-drone.net/
米国業界大手との提携
Maverickは、公共安全、インフラ、エンタープライズ分野の業務向けに先進的な無人システムを全米で提供するリーディングカンパニーです。同社は2016年からドローン販売において確かな実績を有しており、公共安全、重要インフラ、特殊センサー統合分野で豊富な経験を蓄積してきました。これまでに、法執行機関、消防機関、大規模産業企業などにソリューションを提供してきた実績があり、公益事業、建設、緊急対応分野における深い知見を有しています。
今後、テラドローンとMaverickは、「Terra Xross 1」の実運用に向けた導入と現場での活用拡大を推進しています。「Terra Xross 1」は、不安定な飛行性能や高価格への懸念から導入をためらっていた、より幅広い顧客層に対してドローン技術を身近なものとすることで、屋内点検業界に変革をもたらしています。
本契約のもと、テラドローンとMaverickは、より充実し、利用しやすい顧客サポートを提供します。
また、本パートナーシップは、産業現場における初期導入プロジェクトから開始される予定であり、従来型または信頼性に課題のある点検手法から、より安定的で効率的なワークフローへの移行を進める顧客を支援します。
戦略的背景:米国市場のニーズとMaverickの役割
米国は、世界でも最も成熟したドローン市場の一つであり、重要任務に向けて技術を実運用へと移行させる動きが急速に進んでいることが特徴です。公共安全分野では、人命を守るため、複雑な環境下でも飛行可能な堅牢かつ信頼性の高いプラットフォームに対する緊急性の高い需要があります。
同時に、広大な送電網、石油・ガスパイプライン、老朽化した交通インフラを抱える米国のエネルギー・インフラ分野では、安全性の確保と規制遵守のため、LiDAR、熱画像、メタン検知などを活用した高精度なデータ取得が求められています。
このような背景のもと、産業施設内の閉鎖空間、橋梁下部、危険を伴う災害現場など、人による点検や介入が高いリスクを伴う環境において、「Terra Xross 1」のような汎用性の高いプラットフォームへのニーズは非常に大きいといえます。
Maverick Drone Systemsは、単なるハードウェアの提供にとどまらず、磁力計やフォトグラメトリといった特殊ペイロードを含む包括的な統合提案を行う「ターンキー」アプローチを強みとしています。また、同社チームは包括的なトレーニングと継続的な運用支援を提供できるため、米国の各組織がドローンプログラムを効果的に拡大していくことを可能にします。
テラドローンの先進的なハードウェアと、Maverickの深い技術知見および全米規模のサービスネットワークを組み合わせることで、本パートナーシップは、北米における産業分野および公共安全分野のドローン運用における新たな基準を打ち立てるものになると期待されます。
代表コメント
<テラドローンCEO 徳重 徹氏>
「このたび、米国におけるTerra Xross 1の展開拡大を進める中で、Maverick Drone Systemsと提携できることを大変うれしく思います。米国市場では、先進的なハードウェアだけでなく、実際の現場環境において確実に導入を成功させるための、強力な現場実装力も求められています。Maverickの実践的な導入・トレーニング支援のアプローチは、特に産業点検分野におけるTerra Xross 1の現場活用を加速するうえで、非常に価値あるものです。同時に、当社は米国全土における多様な顧客ニーズに対応するため、複数のパートナーとの連携も引き続き進めてまいります。当社の技術と各パートナーの強みを組み合わせることで、屋内点検ソリューションをより導入しやすく、実用的で、拡張性のあるものとして市場に広げていくことを目指しています。」
<Colton Reschke, Managing Director of Maverick>
「イノベーションと高精度な技術力において世界的に高い評価を受けている、日本の大手ドローン技術企業であるテラドローンと提携できることを大変うれしく思います。Terra Xross 1は、屋内および閉鎖空間の点検において非常に優れたプラットフォームであり、タンク、容器、橋梁、産業施設など、従来であれば大きなリスクや長時間の稼働停止を伴っていた現場においても、当社のお客様が安全かつ効率的に高品質なデータを取得することを可能にします。また、このソリューションを際立たせているもう一つの特長は、その導入しやすい価格設定にあります。これにより、高度な点検技術が、より幅広い事業者や業界にとって利用しやすいものとなっています。Maverickの現場導入に関する知見を通じて、テラドローンの世界水準の技術を米国市場に展開していけることを楽しみにしています。」





