足利市でドローンを活用した買い物弱者支援の実証実験を実施 – NEXT DELIVERY

足利市でドローンを活用した買い物弱者支援の実証実験を実施 – NEXT DELIVERY

栃木県足利市(市長:早川 尚秀)と株式会社NEXT DELIVERY(本社:山梨県小菅村、代表取締役:田路 圭輔、以下:NEXT DELIVERY)は、2023年10月28日(土)に三和地区において買い物弱者への買い物支援や災害時の物資輸送に、ドローン活用の可能性を探ることを目的とし、ドローン配送を想定した実証実験を実施しました。

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実証実験概要

背景と目的

足利市は総人口139,764人(2023年10月現在)で、1990年の167,686人をピークに減少傾向が続いております。少子高齢化が進む地域コミュニティにおいては、地域内での見守りや支え合いの活動の重要性が高まっていくと考えられています。このような背景を受け、ドローンを活用した実証実験を実施しました。

実施内容

災害時を想定して、足利市内の三和公民館から旧松田小学校と、買い物代行を想定して、三和公民館からRECAMP足利(松田川ダムふれあい広場)までの2ルートを、物流専用ドローンAirTruck(※)によりお菓子を配送しました。

物流専用ドローン AirTruckとは、次世代ドローンのテクノロジースタートアップ、株式会社エアロネクストがACSLと共同開発した日本発の量産型物流専用ドローンです。エアロネクスト独自の機体構造設計技術4D GRAVITY®により安定飛行を実現します。荷物を機体の理想重心付近に最適配置し、荷物水平と上入れ下置きの機構で、物流に最適なユーザビリティ、一方向前進特化・長距離飛行に必要な空力特性を備えた物流用途に特化し開発した「より速く より遠く より安定した」物流専用機です。日本各地の実証実験で飛行し日本トップクラスの飛行実績をもちます。

三和公民館からRECAMP足利までの片道約5kmの距離を約12分で届けられたお菓子を受け取ったRECAMP足利施設マネージャー小林克さんは「今回は貴重な瞬間でした。キャンプ場は、山間部に面しており市街地から離れているので、災害が発生した場合でもドローンを活用した物資の提供など地域の皆様の重要なインフラになるかもしれません。」とコメントしています。

今後も相互に連携、協力し、市の課題や町民のニーズに沿って、ドローンをはじめとする次世代高度技術の活用によるドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流SkyHub®の社会実装に向けた検討を進め、足利市における地域の課題解決と活性化に寄与していくとのことです。

出典:NEXT DELIVERY「足利市でドローンを活用した買い物弱者支援の実証実験を実施

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