DRONE FUND、AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を開発・提供するUltimatrustへ出資

DRONE FUND、AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を開発・提供するUltimatrustへ出資

2023年1月6日、DRONE FUND(本社:東京都渋谷区、代表:千葉 功太郎、大前 創希)は、Ultimatrust 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:小澤 巌、以下:Ultimatrust)へ、3号ファンド(正式名称:DRONE FUND3 号投資事業有限責任組合)からの出資を実行したことを発表しました。

今回の投資について

Ultimatrustはデータを収集・分析し利活用する情報分析処理基盤「Wisbrain プラットフォーム」を展開するスタートアップです。

現在、日本国内では無人航空機のレベル4(有人地帯における補助者なし目視外飛行)が解禁され、様々な形での利活用の事例が広がることが期待されています。一方で、飛行時の安全性の強化や、データ伝送時における情報漏洩への対策強化については、より一層取り組んでいかなければなりません。

Ultimatrust の開発する「Wisbrain プラットフォーム」はデータを収集・分析し利活用する情報分析処理基盤であり、高度なセキュリティを備え、高精度でリアルタイムにデータ解析を行うシステムが構築可能です。この「Wisbrain プラットフォーム」を基盤として、大型国際空港や大型商業施設など、様々な企業や公共機関等で導入実績を積み上げています。

今後の「ドローン・エアモビリティ前提社会」に対し、Ultimatrustの高度な分析技術と高セキュリティなネットワーク通信技術はドローン・エアモビリティの安全性向上に大きく貢献します。また屋内のロボットにおいても、人とロボットの協業をより高度に推し進める新しいサービス開発に着手しており、さまざまな分野においてシナジーが期待できます。

DRONE FUNDでは、ドローンやフィールドロボットが当たり前のように社会に溶け込んでいる世界、「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に取り組んでいます。Ultimatrustへの出資により、ドローンやロボットが人と共存し、安全に活躍できる未来の基盤づくりを推進し、DRONE FUND投資先同士のシナジー、LP 投資家との社会実装に向けた取り組みを加速させていきます。

各社代表のコメント

Ultimatrust 代表取締役 小澤巌 コメント

「当社は様々なデバイスからの大容量データを AI を活用し、自動的に解析することで、IoT やモビリティと連携可能なデータ処理プラットフォーム『Wisbrain』を開発しています。ドローンが街中を飛び回る世界の実現には、飛行時の安全性確保やデータ伝送時のセキュリティ等の課題の解決が必須となります。より多くのデータを、よりセキュアに、もっとスピーディに相互で送受信できる仕組みを「Wisbrain」は提供していきます。DRONE FUND のチームは、多くの知見を有しており、我々とビジョンを共有することができました。今後、互いの知見を共有し、『ドローン・エアモビリティ前提社会』の実現を強力に推進していきたいと考えております。」

DRONE FUND 共同代表 大前創希 コメント

「私どもDRONE FUNDが掲げるビジョンである「ドローン・エアモビリティ前提社会」において最も重要なことの一つは”空の安全性をどのように高めていくか” という点です。安全に飛行できる環境はもちろん、安全にデータ伝送ができる仕組みも必要です。高度な解析機能と高セキュリティ、拡張性など複合的な技術を備えたシステムが必要であり、それを実現できるチームを探していた時にUltimatrustと出会いました。当社なら「ドローン・エアモビリティ前提社会」を支える基盤になっていくことができると考え、投資を行うことを決定しました。私たちは、「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて、Ultimatrustの支援を進めていきます。」

出典:DRONE FUND「DRONE FUND が、 AI 解析プラットフォーム『Wisbrain』を開発・提供する Ultimatrust 株式会社への出資を実行

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