「ソラシェア」の開発拠点新設に伴い佐賀県多久市と協定締結 – トルビズオン

「ソラシェア」の開発拠点新設に伴い佐賀県多久市と協定締結 – トルビズオン

2022年2月14日、株式会社トルビズオン(本社:福岡県福岡市、代表取締役:増本 衞、以下:トルビズオン)は、2022年2月21日に佐賀県多久市(多久市長:横尾俊彦)と進出協定を締結したことを発表しました。

これによりトルビズオンは、多久市内(北多久町大字小侍692-42)に事業拠点を新設し、ドローン航行支援システム「ソラシェア」の開発に取り組み始めます。

トルビズオンは、2020年7月16日に佐賀県多久市と連携協定を結びました。そして、多久市やまちづくり協議会と共にソラシェアを利用したドローン空路」を市内に合計10本以上張り巡らせ、度重なるドローンの実証実験を繰り返してきました。今後、多久市や佐賀県、地元企業等との更なる連携を深めるため、多久市と進出協定を締結し、多久サテライトオフィスの設置を決定しました。

これにより、トルビズオンは福岡本社を主軸におきながら、東京拠点からの情報発信、多久拠点での開発・実証実験等、それぞれの地域の特徴を最大限に活かした経営により、中期的成長を目指していくとのことです。

 多久市で取り組む「ソラシェア」実証実験

2022年度に計画されている有人地帯での目視外飛行(レベル4)の実現に向け、トルビズオンは多久市やまちづくり協議会のご支援により、多久市内のドローン配送ニーズの掘り出しや、ドローンの空路整備・実証実験を行ってきました。

ドローンの社会受容性を高めるためのプラットフォームである「ソラシェア」のモデルは画期的で、テレビ東京「ガイアの夜明け」やTBS「がっちりマンデー」などメディアに多数出演し、多久市での取り組みは、ドローン業界において一躍名を轟かせました。

例えば、2022年1月22日に多久市と実施したドローンビジネスマッチングツアーにおいては、全国から35団体が集結し、LTEで制御される最先端ドローン配送や、ドローン配送に対応した分譲地「SCOL TOWN」を見学され、地域の交流人口増加に大いに寄与しています。

ワーケーション・リモートワーク開発拠点として

トルビズオンはアフターコロナにおいて求められている働き方改革に対応するため、今年度よりフルリモート体制に移行しました。各拠点をリモートで繋ぐことでメンバーは、福岡・東京・多久市とで、住み働く場所を選択できるようになります。

 特にドローン実験場所にも近く、災害が少なく、かつ自然環境に恵まれ過ごしやすい多久市は、トルビズオンにとって有利な開発環境であるといえます。「アフターコロナ」のライフスタイルが模索されている中で、従来の首都圏一極集中から、地方を志す人々の増加が追い風となり、弊社の人材採用においても大いに魅力がアップするものと見込まれます。

トルビズオンは、今回の多久拠点の開設を機に主力事業であるソラシェアの開発を進めるとともに、佐賀県内におけるIT人材の採用、育成、産官学連携等の取り組みを一層推進していくとのことです。

出典:株式会社トルビズオン

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