イギリス軍が使用する超小型軍事ドローン「BUG」 フライトの様子公開

イギリス軍が使用する超小型軍事ドローン「BUG」 フライトの様子公開

2020年10月19日、イギリスの新聞社The Telegraph(ザ テレグラフ)の公式YouTubeチャンネルにて、イギリス軍の使用する超小型軍事ドローン「BUG」の様子が公開されました。「BUG」はイギリスのドローンメーカーUAVtekにより開発され、ドローン・イノベーション・アワードを受賞したドローンです。

「BUG」の最大の特徴は、200g未満の小型ドローンでありながら、最大飛行時間40分、最高速度は時速80kmに及び、風速40mphでも飛行可能なパワーです。「BUG」は無人自動走行車「X3」に搭載される予定であり、ドローンとロボットが敵の偵察や爆撃の役割を担います。

The Telegraph(ザ テレグラフ)により公開されている動画は、こちらになります。

また、イギリス軍はドローンの他にもAndroid Team Awareness Kit(Atak)システムを披露しました。Atakは、味方同士による意図しない攻撃(フレンドリーファイア)を回避するシステムになります。

戦場で歩兵が使用するドローンといえば、FLIR Systemsの「Black Hornet(ブラックホーネット)」が有名です。

FLIR Systemsは、ドローンメーカーDJIやParrotなどにもカメラ技術を提供する会社ですが、軍事用のドローンを製造・販売している会社でもあります。「Black Hornet」は、アメリカ合衆国をはじめ、オーストラリア、フランス、ドイツを含む19の北大西洋条約機構(NATO)の国々で使用されています。

最近では、シリア・アラブ兵がアメリカ軍の「Black Hornet」を捕獲したことがありました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

また、室内でも飛ばせる一般消費者向けの小型ドローンに関しては、こちらの記事をご覧ください。小さなお子さんや、室内でお洒落な映像を撮影してみたい方にオススメです。

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