【徹底比較】「Osmo Nano」VS 「Osmo 360」おすすめのDJIアクションカメラは?

【徹底比較】「Osmo Nano」VS 「Osmo 360」おすすめのDJIアクションカメラは?

2025年9月23日、DJIから新たな超小型アクションカメラ「DJI Osmo Nano(オズモ ナノ)」が発売されました。

DJI Osmo Nanoは、同じくDJIの360度アクションカメラ「Osmo 360(オズモ サンロクマル)」と比較して、どのような性能の違いがあり、どちらがおすすめでしょうか?

本記事では、両カメラの性能を比較しつつ、どちらのカメラがどんな方におすすめか解説します。カメラの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

超小型ハンズフリーカメラ「Osmo Nano」とは?

DJI Osmo Nanoとは?

DJI Osmo Nanoとは、2025年9月23日に発売された超小型ハンズフリーカメラです。DJIがInsta360のGOシリーズのライバルとして発売した製品になります。

Osmo Nanoは、カメラ本体多機能ビジョンドックで構成されています。
カメラ本体はマグネット仕様となっており、帽子やヘルメット、ペットの首輪などあらゆる場所に取り付けることができます。最大4K 60fpsの動画をハンズフリーで撮影することができ、アクティビティの撮影に最適のアクションカメラとなっています。

DJI Osmo Nanoの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

DJI Osmo Nanoの詳細スペックは以下の通りです。

価格43,890円〜
本体サイズカメラ:57.3×29.5×28 mm
多機能ビジョンドック:59.1×42.2×22.3 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量カメラ:52 g
多機能ビジョンドック:72 g
センサー &レンズ1/1.3インチCMOS
FOV:143°
絞り:f/2.8
フォーカス範囲:0.35 m〜∞
最大写真解像度約3550万画素(6880 × 5160)
最大動画解像度4K 60fps
2.7K 60fps
1080p 60fps
連続撮影時間カメラ:90分
カメラ+多機能ビジョンドック:200分
※1080p 24fps撮影時
防水性水深 10m
動作環境温度-20°C~45°C

Osmo NanoのmicroSDカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

8K 360度アクションカメラ「Osmo 360」とは?

Osmo 360とは、2025年7月31日に発売されたDJI初の360度アクションカメラです。

最大8Kの360度動画を最大100分間撮影でき、撮影を止めずに前方と後方のレンズを簡単に切り替えることもできます。

また、シングルレンズモードでは一人称アクションカメラとして使用でき、5K 60fpsのフラット動画を155度の超広角カメラで撮影できます。ブーストビデオモードでは、さらに広い170度の視野角で4K 120fps動画を撮影できます。

Osmo 360の詳細スペックは、以下の通りです。

価格67,100円(税込)〜
本体サイズ61×36.3×81 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量183g
センサー1/1.1インチCMOS
最大写真解像度パノラマ写真:1億2000万画素
単レンズ写真:3072万画素
動画解像度【パノラマ動画】
8K 24/25/30/48/50fps
6K 24/25/30/48/50/60fps
4K 100fps
【シングルレンズ動画】
5K 25/30/50/60fps
4K 25/30/50/60fps
2.7K 25/30/50/60fps
連続撮影時間8K 30fpsで最大100分
6K 24fpsで最大190分
防水性水深 10m
動作環境温度-20°C~45°C

microSDカードが必須です。推奨されている最大容量のmicroSDカードはこちらです。

「Osmo Nano」と 「Osmo 360」を比較

「Osmo Nano」と 「Osmo 360」を比較

「Osmo Nano」と 「Osmo 360」を比較します。

Osmo NanoOsmo 360
価格(税込)43,890円〜67,100円〜
本体重量52g183g
最大写真解像度約3,550万画素パノラマ写真:1億2000万画素
単レンズ写真:3072万画素
最大動画解像度4K 60fps8K 50fps
6K 60fps
4K 100fps

※360度動画
連続撮影時間カメラ:90分
カメラ+多機能ビジョンドック:200分
※1080p 24fps
8K 30fpsで最大100分
6K 24fpsで最大190分
防水性水深 10m水深 10m
動作環境温度-20°C~45°C-20°C~45°C
備考ハンズフリー撮影
アクションポッド付き
360度撮影可能

価格の違い

両カメラの最安価格を比較すると、Osmo Nanoが約24,000円安く購入できます

後述しますが、Osmo Nanoはハンズフリーでアクティビティなどを撮影することに優れたアクションカメラであり、Osmo 360は8K 360度撮影ができるカメラです。自分の撮影したい状況に合わせて、購入するカメラを選びましょう。

本体の性能の違い

Osmo Nanoは、超小型のアクションカメラです。その最大の特徴は、小ささを活かしたハンズフリー撮影ですカメラを手に持つ必要がありません。ペンダントのように胸に設置したり、帽子に取り付けてワンタッチで撮影ができます。

一方で、Osmo 360は高性能な360度アクションカメラです。バッテリーの持ちも非常に良く、8K映像を最大100分間、6Kで190分も撮影できます。長時間360度映像を撮影したい方とって、とてもおすすめのアクションカメラとなっています。

カメラ性能の違い

カメラ性能に関しては、Osmo 360が圧倒的に優れています。Osmo 360は最大8K 360度動画撮影が可能です。8Kは4K撮影よりも画素数が300%多く、驚くほど細部まで鮮明に映し出されます。

また、シングルレンズのモードも優れており、5K 60fpsのフラット動画を155度の超広角カメラで撮影できます。さらに、170度の視野角で4K 120fps動画も撮影できます。

一方で、Osmo Nanoも4K映像の撮影はできます。わずか52gのカメラで4K 60fpsの映像を撮影できるため、十分なカメラ性能を搭載しているといえます。ハンズフリー撮影をしたい方におすすめのカメラです。

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