Parrot(パロット)社によって2017年に発売されたMambo(マンボ)シリーズ。
一般消費者が求めやすい価格で、完成度の高い飛行システムが搭載されており、初心者〜上級者までが楽しめる仕様になっています。操縦を楽しむことも、砲台をつけて遊ぶことも、FPV飛行をすることもできます。
そんなParrot Mamboシリーズのレビューになります!
ParrotのMamboのスペック
Mamboの基本スペックはです。(詳細はここをクリック)
本体価格 | 13,800円 |
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大きさ | 18cm x 18cm |
本体重量 | 63g |
飛行時間 | 9分 |
200g未満の初心者向けドローン
ドローンを飛ばすのであれば、航空法は意識しなければなりません。
基本的にドローンを飛ばすには、国土交通省に飛行申請をし、承認を貰わなければいけません。
しかし、この航空法では200g未満の重さのドローンは規制対象外です。
つまり、200g未満の重量であるMamboは自由に飛ばすことができます。
3つの飛行モードを搭載
Parrot Mamboには、3つの飛行モードが搭載されています。
- Easy:簡単に飛ばせる(水平と垂直が安定化)
- Drift:急旋回が可能(垂直のみ安定化)
- Racing:サポートなし
ドローンが初めての初心者向け飛行モード「Easy」、アクロバティックな飛行モード「Drift」、飛行サポートなしのレース用飛行モード「Racing」、段階を踏んでドローンの操縦を楽しめる仕様になっています。
操縦を段階的にマスターしていけるのは非常に嬉しいポイントです。今後のドローンの操縦技術にも繋がってきます。
また、本体も丈夫に作られており、プロペラガードも付属しています。
もし壁などに衝突したとしても、衝撃に十分耐えられるように作られているので安心です。
販売されている4つのシリーズ
Parrot Mamboは4つのシリーズが販売されています。
- Parrot Mambo FLY(アタッチメントなし)
- Parrot Mambo PILOT(専用コントローラー付き)
- Parrot Mambo MISSION(コントローラー+砲台+グラップハンド)
- Parrot Mambo FPV(FPVカメラ+VRゴーグル+専用コントローラー)
この販売方法は、消費者に混乱を招いている気もします。4つのシリーズについて詳しく見ていきましょう。
Parrot Mambo FLY(パロット マンボ フライ)
Parrot Mambo FLYは、コントローラー等の付属品のないシリーズです。
Parrot Mambo FLYの同梱物
- Drone Parrot Mambo本体 1台
- 保護パーツ 4個
- バッテリー 1個
- USBケーブル 1本
- クリップ 1個
- ユーザーガイド 1冊
コントローラーは付いていませんが、スマートフォンがコントローラーになります。
FreeFlight Mini(Apple Store)
FreeFlight Mini(Google Play)
Parrot Mambo PILOT(パロット マンボ パイロット)
Parrot Mambo PILOTは、FLYシリーズにFLYPAD(コントローラー)が付属したシリーズです。
現在では販売されていません。
しかし、Parrot Mambo FLYと別売のFLYPADを購入すれば大丈夫です。
Parrot FLYPAD(コントローラー)
Parrot FLYPADは、Parrot製品のミニドロ ーンのために特別設計されたコントローラーです。コントローラーにスマートフォンを固定し、スマートフォン画面でバッテリー残量やフライト時間を確認したり、フライト設定を変更できます。この専用コントローラーを使うことで、飛行距離が60mに伸びます。
Parrot Mambo MISSION(パロット マンボ ミッション)
Parrot Mambo MISSIONは、ドローンに砲台をセットできるユニークなモデルです。その他にも、物を掴めるアーム(Grabber)やコントローラー(Parrot FLYPAD)などがついてきます。Mamboで自分なりのゲームを遊びましょう!
Parrot Mambo MISSIONの同梱物
- Parrot Mambo本体 1台
- バッテリー 1個
- x1 Cannon
- FLYPAD 1台
- Grabber
- プロペラ 4本
- ユーザーガイド 1冊
- USBケーブル 1本
- スナップ 1個
- スマートフォンサポート
Cannon(砲台)
x1 Cannon(砲台)を取り付けることで、玉を6個まで打つことができます。
相手のドローンや紙コップのピラミッドを狙ったり、軽い標的を倒してみましょう。
これは他のドローンではできないMamboの楽しみ方の一つです。
Grabber(アーム)
Grabberを取り付けることで重さ4g迄の物体を、空中を飛んで運び、置くことが可能です。
このような遊び心があるトイドローンは、正直Mamboだけでしょう。
Parrot Mambo FPV
Parrot Mambo FPVは、PFV飛行ができるパッケージです。ドローンに付けたカメラの視点を、VRゴーグルによって見れます。まるで自分が飛行機のパイロットになったかのような臨場感を得て操縦できます。
FPVカメラ、VRゴーグル(Parrot Cockpitglasses)、コントローラー(Parrot LYPAD)などが付いてきます。
Parrot Mambo FPVの同梱物
- Parrot Mambo本体 1台
- FPVカメラ 1台
- Parrot Cockpitglasses 2 1台
- Parrot FLYPAD 1台
- Power バッテリー 1個
- 保護パーツ 4個
- USBケーブル 1本
- ユーザーガイド 1冊
Parrot Cockpitglasses(VRゴーグル)&FPVカメラ
VRゴーグルであるParrot CockpitglassesとMambo専用FPVカメラで、FPV飛行を楽しめます。VRゴーグルにスマートフォンを取り付け、FPVカメラをMamboにセットします。
この準備により、ドローンが目にする全てのもの全てをドローンの視点で見ることができます。まるで自分が飛んでいるかのような体験ができます。
最も人気のあるシリーズは「Parrot Mambo FPV」
Mamboシリーズで最も人気なのが「Parrot Mambo FPV」です。やはりドローンレースでおなじみのFPV飛行を、ドローンを手に入れたからには試してみたいものです。
ドローンレースというと敷居を高く感じがちですが、Parrot Mamboにその心配はいりません。Parrot Mambo FPVは優れた飛行システムにより、初心者でも数分で飛ばし方が理解できます。Easy < Drift <Racingと段階を踏んで操縦をマスターしましょう。本来の性能が発揮されるのはRacingモードです。Racingモードで障害物の間を縫いながらのFPV飛行は、あなたに素晴らしい飛行体験を与えてくれます。
もちろん、FPV体験の廉価版です。バッテリーの駆動時間は決して長くありませんし、カメラの画質もそこまでよくありません。多少の映像のラグが発生することもあります。しかし、他のトイドローンと比較すると遥かに性能も良く、リーズナブルな、コストパフォーマンスの高いドローンだと言えます。
Mamboは初心者から上級者まで楽しめるドローン
以上、Mambo(マンボ)について解説してきました。
手のひらサイズの小型トイドローンParrot Mambo。
希望小売価格は1万円を超えていますが、ネットショップでは1万円以下で購入可能です。
Mamboは、ドローンの操縦を楽しむこともでき、砲台を載せればミニゲームを楽しむことができます。
そして、カメラとVRゴーグルがあれば、FPV飛行も楽しめます!
これ程までにドローンを楽しめるトイドローンは他にありません。
初心者から上級者まで楽しめるMambo、是非初めてのドローンにしてみてはいかがでしょうか?
Parrot Mambo FLYはリンクから購入できます。
Parrot Mambo FPVはリンクから購入できます。
Parrot Mambo MISSIONはリンクから購入できます。
Parrot FLYPAD(コントローラー)はリンクから購入できます。
Grabber(アーム)はリンクから購入できます。
x1 Cannon(砲台)はリンクから購入できます。
専用ケースはリンクから購入できます。