【最新】GoPro「HERO9 Black」のおすすめアクセサリー10選
GoProのアクションカメラ「HERO9 Black」(GoPro9)、単体でも使い勝手のいいアクションカメラですが、あったら便利なアクセサリー、より快適に撮影できるアクセサリーが多数販売されています。 本記事では、たくさんあるアクセサリー […]
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GoPro「HERO9 Black」のmicroSDカードを購入する際「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思ってはいませんか?
この買い物の仕方では、せっかく買ったmicroSDカードを読み込まなかったり、撮影した動画がカクついたりという問題が発生し、再購入することになります。
本記事では、このような問題が起きないGoPro「HERO9 Black」のおすすめmicroSDカードを解説していきます。合わせて、microSDカードの表記の意味と失敗しない選び方についても解説していきます。
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GoPro「HERO9 Black」では、GoPro公式が動作保証している推奨されたmicroSDカードが存在します。
GoProカメラで動作するSDカード | GoPro公式ホームページ
GoPro公式の推奨する「HERO9 Black」のmicroSDカードは以下のとおりです。
※最小要件:v30またはUHS-3のmicroSDカードであること
例えば、「SanDisk Extreme」であれば32GB〜512GBのmicroSDカードは動作保証されています。しかし、512GB以上の1TBのmicroSDカードは動作保証されていません。
Amazonでは「SanDisk Extreme」シリーズのmicroSDカードが非常にお買い得となっています。
それでは、これらのmicroSDカードに記載されている英数字の意味について解説していきます。
最大記録容量とは、microSDカードに記録(保存)できる最大データ量のことです。
例えば、上記画像の「SanDisk Extreme」では、記録容量は2ヶ所から確認できます。
まずは、左側の大きな数字です。左側に「64GB」と記載があるため、最大記録容量64GBのmicroSDカードであることが分かります。
また、右側に「micro SDXC」の記載を確認できます。これは記録容量の規格で、他にも「micro SD」「micro SDHC」と種類があります(以下画像参照)。
それぞれの表記の意味は以下の通りで、これは最大記録容量の規格を示しています。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
micro SD | 最大保存容量:〜 2GB |
micro SDHC | 最大保存容量:4GB 〜 32GB |
micro SDXC | 最大保存容量:64GB 〜 2TB |
つまり、「micro SDXC」であるため、64GBのmicroSDカードであることが分かります。
転送速度とは、データを移す速さのことです。
この速さが遅い場合、動画がカクついたり、低画質になったり、写真を撮ってから次の写真を撮るまでに時間が掛かります。
microSDカードのデータの転送速度は、上記の3つの場所から確認できます。
まずは、右側にあるUの形の中の数字です。これは「UHSスピードクラス」が「3」という意味になります。
UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格です。
現在UHSスピードクラスには、以下の2種類があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
U1 | 最低転送速度 10 MB/s |
U3 | 最低転送速度 30 MB/s |
この2つにどれくらい違いがあるのと疑問に思う方も多いかと思います。こちらの動画をご覧ください。
スピードクラス1(左側)が16枚の写真を撮影して保存している間に、スピードクラス3(右側)は30枚の写真を保存しています。
これが動画の場合、スピードクラス1は転送速度が足りず、高画質で撮影した映像はカクつく、低画質になるという結果になります。そのため、「U3」と記載されたmicroSDカードが必要になります。
ちなみに、以下画像のように、○の中に数字(2/4/6/10)が表記されているmicroSDカードもあります。
これは古い規格のスピードクラスになります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
② | 最低転送速度 2 MB/s |
④ | 最低転送速度 4 MB/s |
⑥ | 最低転送速度 6 MB/s |
⑩ | 最低転送速度 10 MB/s |
現在のガジェットにはそぐわない性能なため、この表記のあるmicroSDカードは購入しないようにしてください。
上記画像右側上のビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。
今後、右側下の「UHS」の規格からこちらに切り替わっていく予定です。しかし、現状では混在しており「UHS」と「ビデオスピードクラス」が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。
上記画像の左側の上には、「V30」という記載があります。これは最低転送速度30MB/sという意味です。
ビデオスピードクラスには、以下の5つの規格があります。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
V6 | 最低転送速度 6 MB/s |
V10 | 最低転送速度 10 MB/s |
V30 | 最低転送速度 30 MB/s |
V60 | 最低転送速度 60 MB/s |
V90 | 最低転送速度 90 MB/s |
ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど、転送速度が速くなり、安定した撮影ができるようになります。
ビデオスピードクラスの下にある「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の表記は、UHS規格対応を表しています。UHS規格とはUltra High Speed(ウルトラハイスピード)の略で転送規格の1つです。
UHSの表記の内容と意味は以下の通りです。
表記の内容 | 表記の意味 |
---|---|
UHS-Ⅰ | 最大転送速度 104 MB/s(832Mbps) |
UHS-Ⅱ | 最大転送速度 312 MB/s(2496Mbps) |
UHS-Ⅲ | 最大転送速度 624 MB/s(4992Mbps) |
microSDカードの見た目も異なり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になっています。最近では「UHS-Ⅲ」も出てきましたが、まだ「UHS-Ⅱ」でさえ一般市場にはあまり出回っていません。
「UHS-Ⅱ」はデータの転送速度もよく、安定した撮影ができます。しかし、市場にあまり出回っておらず、カメラの専門店などで購入することになります。
アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDカード上のデータ編集などを含むアプリケーションを快適に利用するための規格です。
現在アプリケーションパフォーマンスクラスには、「A1」と「A2」の2種類があり、「A2」が新しい規格になります。
ランダムリード最低処理速度 | ランダムライト最低処理速度 | |
---|---|---|
A1 | 1500 IOPS | 500 IOPS |
A2 | 4000 IOPS | 2000 IOPS |
記憶装置(microSDカード)が記憶媒体(GoPro)にアクセスする際に、不連続に様々な位置からデータの読み書きをしていきます。この読み込みを「ランダムリード」、書き込みを「ランダムライト」と言います。
GoPro「HERO9 Black」においてはどちらも推奨されていますが、アプリは日々進化を続けているため、ランクの高い「A2」の規格のmicroSDカードが望ましいです。
ここまでmicroSDカードの表記の意味を解説してきました。
とはいえ、どの容量のmicroSDカードを購入するのかは悩むと思います。
例えば、 GoPro「HERO9 Black」の最大画質である5K30fpsで1時間の動画を撮影した場合、45GBの容量を使用します(式は以下の通り)。
100 Mbps × 3,600 秒(60分)= 360,000 Mbps
360,000 Mbps ÷8(バイト換算) = 45,000 MB/s
45,000 MB/s ÷1,000(ギガバイト換算)= 45GB
つまり、32GBのmicroSDカードでは足りず、64GBのmicroSDカードが必要になります。
これが2時間の場合は90GB、3時間の場合は135GB、4時間の場合は180GBの最大記憶容量が必要になります。自分の撮影したい時間に最適なmicroSDカードを購入するようにしましょう。
おすすめは前述の通り、Amazonでお買い得な「SanDisk Extreme」シリーズです。
また、microSDカードの保存には防水・防塵・耐衝撃性を発揮する専用ケースをおすすめします。
SDカードやmicroSDカードの保管や収納に困っているという声をよく耳にします。microSDカードは小さいため紛失しやすく、外からの衝撃や傷に強いわけでもありません。しかし重要なデータを保存しているため、保管には気を付ける必要があります […]