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FPVドローンレースに必要なアマチュア無線4級の資格・免許の取得方法

2019.05.11

ドローンレースに参加するために必要な資格といえば、第4級アマチュア無線技士の資格です。

実はこの資格、取得はとても簡単です。
過去問はネットで公開されており、合格率は70%程あります。そして、受験者には小学生もいます。

資格取得という小さなハードルは軽く飛び越え、本格的なFPVドローンレースを体験してみましょう。
本記事では、第4級アマチュア無線技士の資格の取得方法について解説していきます。

資格が必要な理由

そもそもFPVドローンに資格が必要な理由は何でしょう?まずはドローンの電波について解説していきます。
基本的に、ドローンに使用される電波は2種類あります。「2.4GHz帯」「5.8GHz帯」です。

  2.4GHz帯の特徴 5.8GHz帯の特徴
ドローン 一般向けドローン FPVドローン
電波 強い 弱い(最大5km程)
電波干渉 受けやすい 受けにくい
障害物耐性 強い 弱い
資格 不要 第4級アマチュア無線技士以上の免許

資格が必要なことからも分かりますが、「5.8GHz帯」は特殊な電波になります。
その最大の特徴は、電波干渉に強いことです。

これはドローンが取得した映像をヘッドマウントディスプレイに送信するのに適しています。
FPVドローンのようなスピードの出るドローンに対してこの電波は最適です。

2種類の資格取得方法

第4級アマチュア無線技士の資格の取得方法には2種類あります。

  1. 養成課程講習会に参加する
  2. 国家試験に合格する

それでは、この2つの資格取得方法について解説していきます。

養成課程講習会に参加する

2日間の講習会に参加すれば資格が取得できる方法です。
資格の取得を考えれば、最も手軽な方法だと言えます。

問題点は、2日間拘束される、費用が25,000円程度と高いというデメリットがあります。
以下の団体が講習会を開催していますので、この方法で資格を取得する方は参加してみましょう!
講習会の申し込み | 一般財団法人日本アマチュア無線復興協会
講習会の申し込み | QCQ Planning

国家試験に合格する

講習会に参加しなくても、国家試験に合格することで資格は取得できます。
試験費用は8,000円程度で、国家試験は全国各地で定期的に行われています。

国家試験で資格を取得する方法

試験内容と傾向を知ろう

第4級アマチュア無線技士の試験内容と傾向は以下の通りです。
問題数:法規12問+工学12問= 合計24問
試験方式:4択のマークシート
試験内容:ほぼ全て過去問から出題
合格条件:法規と工学両方で8問以上正解
合格率:70%程度

また、過去の受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。比較的簡単な国家資格だと言えるでしょう。

受験者数 合格者数 合格率
平成24年度 3,803 2,734 71.90%
平成25年度 3,178 2,319 73.00%
平成26年度 2,662 1,959 73.60%
平成27年度 2,802 2,040 72.80%
平成28年度 2,827 2,115 74.80%

過去問を調べよう

試験問題は、ほぼ全て過去問題から出題されます。
そして、その過去問題は公開されています。

以下のサイトをご覧ください。
公益財団法人日本無線協会 | 過去問題集
過去問倶楽部 | アマチュア無線4級
第4級アマチュア無線技士 | 過去問題集

ネット情報は散乱しすぎていて勉強しにくいという方は、書籍で勉強しましょう。
以下のリンクの問題集を勉強すれば合格できます。決して難しい試験ではありません。
一夜漬けも可能ですが、1週間程度勉強時間を設けておけば問題ないでしょう。

試験日程を調べて申し込もう

第4級アマチュア無線技士の試験は、全国各地で定期的に開催されています。
しかし、開催地と開催頻度にはムラがあります。

試験日と開催地を事前に確認して、申し込みをしましょう。
第4級アマチュア無線技士 | 試験日程
第4級アマチュア無線技士| 試験申し込み

資格取得後の手続き

第4級アマチュア無線技士の資格は、試験から2〜3週間後に「修了試験結果通知書」が届きます。
無事に合格しても、そこで終わりではありません。免許の申請が必要です。

免許の申請に必要な書類は以下の通りです。

  • 無線従事者免許申請書(下記リンクよりダウンロード)
  • 住民票の写し
  • 証明写真(縦30mm×横24mm)
  • 収入印紙1,750円分
  • 返信用封筒(要切手)

書類を揃えて送付すると、約1ヶ月程度で免許が送られてきます。これで第4級アマチュア無線技士の免許取得完了です。
総務省の電波利用 | ホームページ
総務省 | アマチュア無線技士免許申請用紙ページ

無線局の開局申請

免許を取得したら、無線局の開局が可能になります。

総務省 電波利用 電子申請・届出システムのページにアクセスして、無線局の開局申請をしていきましょう。
開局申請を進めていく事で、無線局免許状を入手できます。

ドローンレース大会の情報

国内でドローンレースを主催している団体は主に3つです。
大会ごとにルールや参加条件等が異なります。
FPVドローンレースの場合、確実に第4級アマチュア無線技士の資格が必要です。

詳細に関して調べた上で大会にエントリーしましょう。
JDRA (一般社団法人日本ドローンレース協会) | ホームページ
Drone Impact Challenge実行委員会 | ホームページ
JDL(Japan Drone League)| ホームページ

まとめ〜アマチュア無線4級の資格を取ろう〜

以上、第4級アマチュア無線技士の資格の取得方法について解説してきました。

まずは、養成課程講習会に参加して資格を取得するのか、国家試験に合格して資格を取得するのか決めましょう。

そして、資格の取得方法決めたら、申し込みをしましょう。

講習会の場合は以下のリンクから申し込みをしましょう。
講習会の申し込み | 一般財団法人日本アマチュア無線復興協会
講習会の申し込み | QCQ Planning

国家試験の場合は、日程を確認して申し込みをしましょう。
第4級アマチュア無線技士 | 試験日程
第4級アマチュア無線技士| 試験申し込み
国家試験の場合、試験対策が必要です。過去問または問題集を購入して試験を迎えましょう。

過去問は以下のリンクから確認できます。
公益財団法人日本無線協会 | 過去問題集
過去問倶楽部 | アマチュア無線4級
第4級アマチュア無線技士 | 過去問題集

書籍の場合、以下のリンクから教材を購入できます。


それでは、第4級アマチュア無線技士の資格を取得して、本格的なFPVドローンを楽しまれてください!