【徹底比較】「Insta360 X4 Air」VS 「GoPro HERO13 BLACK」おすすめアクションカメラは?

【徹底比較】「Insta360 X4 Air」VS 「GoPro HERO13 BLACK」おすすめアクションカメラは?

2025年10月28日、Insta360から新たな360度アクションカメラ「Insta360 X4 Air(インスタサンロクマル エックスフォー エアー)」が発売されました。

最新のInsta360 X4 Airは、アクションカメラの元祖であるGoProの人気HEROシリーズの最新モデル「GoPro HERO13 BLACK」と比較して、どのような性能の違いがあり、どちらがおすすめでしょうか?

本記事では、両カメラの性能を比較しつつ、どちらのカメラがどんな方におすすめか解説します。カメラの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

Insta360 X4 Airとは?

Insta360 X4 Airとは?

Insta360 X4 Airとは、2025年10月28日に発売された360度アクションカメラです。Insta360を代表する大人気Xシリーズの最新機種になります。

Insta360 X4 Airは、最大8K 30fpsの360度動画撮影ができ、8K 30fpsで最大88分間の撮影時間を誇るアクションカメラです。最大の特徴は、360度カメラで一番軽い(165g)ことです。X4 Airは軽量化に成功し、X5よりもお求めやすい価格でカメラ初心者におすすめのモデルとなっています。

Insta360 X4 Airのプロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

Insta360 X4 Airの詳細スペックは、以下の通りです。

価格56,900円(税込)〜
本体サイズ46 x 113.8 x 37mm
(幅 x 高さ x 奥行き)
本体重量165g
センサーデュアル1/1.8インチセンサー
最大写真解像度約2,900万画素
最大動画解像度【360度動画】
8K 30fps
6K 50fps
4K 50fps
【シングルレンズ動画】
4K 60fps
2.7K 60fps
連続撮影時間8K 30fpsで最大88分
6K 24fpsで最大105分
防水性水深 15m
動作環境温度-20°C~40°C

Insta360 X4 AirのおすすめのmicroSDカードに関しては、こちらの記事をご覧ください。

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 BLACKとは、2024年9月4日に発売されたGoProのアクションカメラです。

GoPro史上最高レベルの画質である5.3K動画とHDRで、かつてない細部まで色鮮やかに撮影できるアクションカメラです。5.3K 30fpsで1.5時間、1080p 30fpsなら3時間以上連続で動画撮影が可能です。

前機種であるGoPro「HERO12 BLACK」の優れた性能をそのままに、全体的にバージョンアップしています。具体的には、マグネット式マウントに対応したり、オーディオ調整機能により環境音よりも人の声が優先されるようになったり、データの送信速度が向上したりと、前機種よりも使い勝手が良くなっています。

特に注目すべき点は、自動検出対応HBシリーズレンズです。レンズを装着すると、最適な設定に自動で切り替わり撮影が可能です。

以下の専用レンズが発売されており、これまで以上に高レベルな撮影が可能になりました。

  • 超広角レンズモジュラー(税込価格16,800円):
    GoProが究極のPOVカメラになります。視野角177度、アスペト比1:1であらゆるシーンを広範囲で捉えます。カメラをどのように取り付けていても、広い視野角で撮影できるほか、16:9のワイドスクリーンまたは9:16の縦向きショットへと自由にクロップすることが可能です。さらに、HyperSmoothのパフォーマンスを最大限に高め、カメラ内蔵の360度水平ロックにより最大4K 60fpsの解像度でビデオのブレを補正します。
  • マクロレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    GoProの標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップが可能です。焦点を調整しながら離れた場所にある物体を撮影でき、クリエイティブの可能性が広がります。フォーカスリングを使用すると、ピントを11cmから手動で調整できます。
  • アナモフィックレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    従来の広角映像よりも歪みの少ない芸術的な映像を、長編映画を思わせるドラマチックな21:9のアスペクト比で撮影します。シネマティックなレンズフレアで映像に個性をプラスします。カメラに内蔵の映像を補正する「デスクイーズ」機能により、多くの労力を要するポストプロダクションなしでアナモフィックコンテンツの撮影や編集が簡単です。
  • NDフィルター4枚パック(税込価格12,100円):
    HBシリーズのNDフィルター (ND4 / ND8 / ND16 / ND32) を使用すると、シネマティックなモーションブラー効果を簡単に加えることができます。フィルターを取り付けるだけで自動検出によりオートシネマティックビデオモードに切り替わり、環境に応じた最適な設定に調整されます。

GoPro HERO13 BLACKの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

GoPro HERO13 BLACKの詳細スペックは、以下の通りです。

価格68,000円(税込)〜
本体サイズ71.8×33.6×50.8 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量154g
センサー1/1.9インチCMOS
最大写真解像度27.13MP
最大動画解像度5.3K 60fps
4K 120fps
2.7K 240fps
1080p 240fps
連続撮影時間5.3K 30fpsで1.5時間以上
1080p 30fpsなら3時間以上
※1900mAh Enduroバッテリー
防水性水深 10m
動作環境温度-10°C~35°C

GoPro HERO13 BlackのmicroSDカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

Insta360 X4 AirとGoPro13を比較

Insta360 X4 AirとGoPro13を比較

Insta360 X4 AirとGoPro 13を比較します。

Insta360 X4 AirGoPro 13
価格(税込)56,900円〜68,800円〜
本体重量165g154g
最大写真解像度約2,900万画素2,713万画素
最大動画解像度8K 30fps
5.7K+ 30fps
5.7K 60fps
※360度動画
5.3K 60fps
4K 120fps
2.7K 120fps
1080p 240fps
連続撮影時間88分
※8K 30fps
90分
※5.3K 30fps
防水性水深 15m水深 10m
動作環境温度-20°C~40°C-10°C~35°C
編集360度撮影可能
レンズ交換可能
豊富なレンズあり

価格の違い

両カメラの最安価格を比較すると、最新のX4 Airが1万円以上安く購入できます

しかし、前述の通りGoPro13はレンズフィルターを取り替えて撮影できる点が長所です。レンズフィルターの価格を考慮すると、むしろ全てのレンズを揃えるとGoProがかなり高額になります。

X4 Airは、上位モデルのX5よりもお求めやすい価格で購入できる360度カメラ初心者におすすめのカメラとなっています。

本体の性能の違い

アクションカメラといえば動作環境温度が重要です。
真夏の海や真冬のウィンタースポーツなどを撮影する際、肝心な時にアクションカメラが使えない時があります。X4 AirはGoProよりも優れており、動作環境温度は-20°C~40°Cです。寒い場所でも暑い場所でも快適な撮影を実現します。また、防水性能にも優れています。

さらに、Insta360 X4 Airは優秀なAIを搭載することで豊富な撮影機能や編集機能が無料で使用できます。SNSへの動画投稿を考えているのであれば、X4 Airの方がカジュアルな撮影や編集ができます。

カメラ性能の違い

GoPro13は、撮影環境や状況に応じた豊富なレンズを使用することで、最適な設定を自動でしてくれ、ベストな状態での撮影が可能なアクションカメラです。こだわった映像コンテンツを作成したいのであれば、撮影を楽しむことができるアクションカメラとなっています。

一方で、8K360度撮影ができるのがInsta360 X4 Airです。しかも360度撮影により、撮影後に使用したいアングルを編集することもできます。これは通常のアクションカメラでは不可能なことです。360度撮影をしたいのであれば、X4 Airを選びましょう!

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