Leica、世界初LiDAR完全統合型ドローン「BLK2FLY」発表

Leica、世界初LiDAR完全統合型ドローン「BLK2FLY」発表

2021年9月9日、Leicaは世界初のLiDAR完全統合型ドローン「BLK2FLY」を発表しました。

「BLK2FLY」は、同社の「BLK2GOハンドスキャナー」をドローンに転用した形になります。Skydioのドローンのように高度な障害物回避機能を備えており、自律飛行で空からの撮影を行います。

「BLK2FLY」の紹介動画が公開されています。ご覧ください。

「BLK2FLY」は、自律飛行をしながら建物の外観、構造物、環境などをスキャンします。そして、カラー化された3D点群をボリュメトリックキャプチャーし、3Dモデル、図面、ビジュアライゼーションを実現します。

従来の大型ドローンでは物理的に不可能だった狭い場所でも、小型ドローンである「BLK2FLY」を使用すれば、数回のタップだけで建物の外観の特徴や寸法をキャプチャできます。

「BLK2FLY」に搭載された密閉型のフルドームレーザースキャナーは、全方向の3D点群をキャプチャします。LiDAR SLAM、Visual SLAM、レーダー、GNSSを組み合わせた高度なセンサー群の混合技術により、正確で完全なリアリティキャプチャを実現し、安全かつ正確な自律飛行が可能になりました。

加えて、バッテリーはホットスワップに対応しています。スキャン作業中にバッテリー残量が少なくなった場合、起動したままの新たなバッテリー交換でき、すぐにミッションを続行できます。

なお、「BLK2FLY」は2021年9月22日にドイツ・ハノーバで開催される「INTERGEO 2021」で詳細が発表される予定です。初回出荷予定は、2021年10月28日で価格は未定となっています。

出典:Leica公式ホームページ

関連求人情報

ニュースの最新記事