2022年3月10日、世界をリードする中国の自律型航空機（AAV）のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited（以下：EHang）は、マレーシアで都市型エアモビリティ事業を共同開発するためにAerotree Flight Services Sdn. Bhd.（以下：AEROTREE）と業務提携したことを発表しました。
また、AEROTREEは「EH216-S」、「EH216-L」、「EH216-F」を含むEH216シリーズを50機注文、また別シリーズの「VT-30」などを10機注文しました。
AEROTREEは業務提携以前にもEHangの「EH216-SAAV」を注文したことがあり、今回は本格的な社会実装を見据えているようです。
AEROTREEのマネージングディレクターであるDato’ Halim Bin Othman氏は、次のように述べています。
「今回の業務提携により、EHangのAAVをマレーシアのUAMプロジェクトや民間航空に使用できることを心待ちにしています。あらゆる機能とパートナーシップを使い、社会実装に向けて取り組んでいきます。」
EHangの創設者兼会長兼CEOであるHuazhi Hu氏は、次のように述べています。
「私たちのAAVは、旅客輸送、空中観光、空中消火、空中ロジスティクスなど、マレーシアのさまざまな都市内および都市間UAMのユースケースに最適です。現在、日本とマレーシアからの多数のAAVの注文を受けており、アジア地域におけるEHangの可能性を感じています。」
出典：EHang Holdings Limited「EHang Receives Pre-order for 60 Units of Passenger-grade AAVs from AEROTREE, Malaysia’s Leading Aviation Company, under Strategic Partnership」
