【徹底比較】「DJI Osmo Action 6」VS 「GoPro HERO13 BLACK」おすすめアクションカメラは?

【徹底比較】「DJI Osmo Action 6」VS 「GoPro HERO13 BLACK」おすすめアクションカメラは?

DJIから新たなアクションカメラ「Osmo Action 6」の販売が開始されました。

最新のOsmo Action 6は、GoProの人気アクションカメラ「GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)」と比較して、どのような性能の違いがあり、どちらがおすすめでしょうか?

本記事では、両カメラの性能を比較しつつ、どちらのカメラがどんな方におすすめか解説します。カメラの購入で悩まれている方は、ぜひご覧ください。

DJI Osmo Action 6とは?

DJI Osmo Action 6とは

Osmo Action 6とは、2025年11月18日に発売されたDJIのアクションカメラです。DJIのアクションカメラシリーズであるOsmo Actionシリーズの最新モデルになります。

Osmo Action 6は、最大4時間撮影できるバッテリー、1/1.1インチCMOSセンサーで4K 120fps動画を撮影できるカメラを搭載したアクションカメラです。

従来と大きく違うのは、DJI初の可変絞り対応アクションカメラであることです。これにより、幅広いシーンに対応した複数の絞りモードを選択できるようになりました。例えば、低照度環境では絞りを調整することで光を多く取り込み、暗くても優れた画質で撮影できます。また、スターバーストモードでは街の灯りを印象的なスターバースト効果で描写し、都市部の夜景に美しく創造的なアクセントを付け加えます。さらに、別売のマクロレンズアクセサリーを使えば浅い被写界深度での撮影が可能になります。

Osmo Action 6のプロモーション動画が公開されています。

Osmo Action 6の詳細スペックは以下の通りです。

価格61,270円(税込)〜
本体サイズ72.8×47.2×33.1 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量149g
センサー &レンズ1/1.1インチCMOSセンサー
絞り:f/2.0〜f/4.0
FOV:155°
フォーカス範囲(絞りf/4.0):0.2 m~∞
最大写真解像度7168×5376
※約3853万画素
最大動画解像度4K 120fps
2.7K 120fps
1080p 240fps
連続撮影時間240分
(1080p 24fps)
防水性水深 20m
水深 60m(アクセサリー装着時)
動作環境温度-20°C~45°C

Osmo Action 6のmicroSDカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 BLACK(GoPro13)とは?

GoPro HERO13 BLACKとは、2024年9月4日に発売されたGoProのアクションカメラです。

GoPro史上最高レベルの画質である5.3K動画とHDRで、かつてない細部まで色鮮やかに撮影できるアクションカメラです。5.3K 30fpsで1.5時間、1080p 30fpsなら3時間以上連続で動画撮影が可能です。

前機種であるGoPro「HERO12 BLACK」の優れた性能をそのままに、全体的にバージョンアップしています。具体的には、マグネット式マウントに対応したり、オーディオ調整機能により環境音よりも人の声が優先されるようになったり、データの送信速度が向上したりと、前機種よりも使い勝手が良くなっています。

特に注目すべき点は、自動検出対応HBシリーズレンズです。レンズを装着すると、最適な設定に自動で切り替わり撮影が可能です。

以下の専用レンズが発売されており、これまで以上に高レベルな撮影が可能になりました。

  • 超広角レンズモジュラー(税込価格16,800円):
    GoProが究極のPOVカメラになります。視野角177度、アスペト比1:1であらゆるシーンを広範囲で捉えます。カメラをどのように取り付けていても、広い視野角で撮影できるほか、16:9のワイドスクリーンまたは9:16の縦向きショットへと自由にクロップすることが可能です。さらに、HyperSmoothのパフォーマンスを最大限に高め、カメラ内蔵の360度水平ロックにより最大4K 60fpsの解像度でビデオのブレを補正します。
  • マクロレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    GoProの標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップが可能です。焦点を調整しながら離れた場所にある物体を撮影でき、クリエイティブの可能性が広がります。フォーカスリングを使用すると、ピントを11cmから手動で調整できます。
  • アナモフィックレンズモジュラー(税込価格21,800円):
    従来の広角映像よりも歪みの少ない芸術的な映像を、長編映画を思わせるドラマチックな21:9のアスペクト比で撮影します。シネマティックなレンズフレアで映像に個性をプラスします。カメラに内蔵の映像を補正する「デスクイーズ」機能により、多くの労力を要するポストプロダクションなしでアナモフィックコンテンツの撮影や編集が簡単です。
  • NDフィルター4枚パック(税込価格12,100円):
    HBシリーズのNDフィルター (ND4 / ND8 / ND16 / ND32) を使用すると、シネマティックなモーションブラー効果を簡単に加えることができます。フィルターを取り付けるだけで自動検出によりオートシネマティックビデオモードに切り替わり、環境に応じた最適な設定に調整されます。

GoPro HERO13 BLACKの公式プロモーション動画が公開されています。こちらをご覧ください。

GoPro HERO13 BLACKの詳細スペックは、以下の通りです。

価格68,000円(税込)
本体サイズ71.8×33.6×50.8 mm
(長さ×幅×高さ)
本体重量154g
センサー1/1.9インチCMOS
最大写真解像度27.13MP
最大動画解像度5.3K 60fps
4K 120fps
2.7K 240fps
1080p 240fps
連続撮影時間5.3K 30fpsで1.5時間以上
1080p 30fpsなら3時間以上
※1900mAh Enduroバッテリー
防水性水深 10m(通常時)
水深 60m(アクセサリー装着時)
動作環境温度-10°C~35°C

GoPro HERO13 BlackのmicroSDカードの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

DJI Osmo Action 6とGoPro13を比較

DJI Osmo Action 6とGoPro13を比較

DJI Osmo Action 6とGoPro13を比較します。

Osmo Action 6GoPro 13
価格(税込)61,270円〜68,800円〜
センサー1/1.1インチ1/1.9インチ
絞りF2.0〜F4.0F2.5
最大写真解像度約3,853万画素約2,713万画素
最大動画解像度4K 120fps
2.7K 120fps
1080p 240fps
5.3K 60fps
4K 120fps
2.7K 120fps
1080p 240fps
連続撮影時間4時間
※1080p 24fps
1.5時間以上
※5.3K 30fps
防水性水深 20m水深 10m
動作環境温度-20°C~45°C-10°C~35°C

価格の違い

両カメラの最安価格を比較すると、DJIの新しいアクションカメラであるOsmo Action 6の方が約7,000円安く購入できます。

同じ価格帯のアクションカメラではありますが、どちらも別売りのレンズを購入することで、より撮影が楽しめる仕様となっています。GoPro13の方がレンズの選択肢が豊富にあるため、全てのレンズを揃えるとGoProの方がさらに高額になります。

本体の性能の違い

注目すべき点は、Osmo Action 6がよりタフなアクションカメラであることです。アクションカメラといえば動作環境温度が重要です。真夏の海や真冬のウィンタースポーツなどを撮影する際、肝心な時にアクションカメラが使えない時があります。GoProは熱暴走やオーバーヒートがよく話題になります。これは、GoProの動作環境温度と撮影環境の暑さの整合性が取れていないこともあります。

暑い環境・寒い環境での撮影をお考えであれば、Osmo Action 6を選びましょう!

カメラ性能の違い

前述の通り、Osmo Action 6はDJI初の可変絞りに対応しています。アクションカメラの絞りを自動または手動で調整することができ、撮影環境に応じた撮影ができるようになりました。例えば、低照度の暗い場所でも光を多く取り込むように調整し、暗くても優れた画質で撮影できます。

また、別売のマクロレンズアクセサリーを使用すれば、アクションカメラでも浅い被写界深度での撮影が可能になり、背景のボケを活かして料理、ペット、花などのクローズアップを美しく撮影できます。Osmo Action 6は、アクションカメラでもこだわりのある撮影をしたい方にとって、おすすめのアクションカメラとなっています!

一方で、GoPro13も優れたアクションカメラです。様々なレンズを装着でき、自動設定により簡単に撮影できます。これは従来のGoProにはなかった機能です。これまでもフィルターはありましたが、フィルター装着の度に設定をいじる必要がありました。それが今回からは自動設定されます。
GoProでの撮影にこだわりたいのであれば、GoPro13はGoPro史上で一番の撮影を楽しめるアクションカメラになっています。

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