2025年3月24日、ドローンショーを企画・運営する株式会社White Crow(読み:ホワイトクロウ、本社:大阪府岸和田市沼町20-11-201、代表取締役:堀内亜弥)と、コンピューターグラフィックス(CG)・プロジェクションマッピング企画・運営の株式会社光雅(本社:東京都新宿区揚場町2-14、新陽ビル3階、代表取締役:小川和男)は、業務提携したことを発表しました。
ドローンショー、プロジェクションマッピング市場はともに拡大しており、光雅のプログラミング技術を生かしてドローンショーを高度化するとともに、一体営業を図るのが狙いです。第1弾として東武動物公園(埼玉県宮代町)が3月29、30の両日に開催するドローンショー、一般社団法人ENJOYりんくう(大阪府泉佐野市)が4月12日に花火大会とともに開催するドローンショーを手掛けます。White Crowは2024年6月設立のベンチャー企業ですが、これにより設立5年で売り上げ10億円を目指します。
以下画像は、和歌祭わかうら花火大会のドローンショーの様子(2024年10月、上がドローン花火)。

White Crowは、日本で初めて米国ドローン操縦士免許(FAA Part 107 Certificate)を取得し、女性ドローンオペレーターとして活躍する堀内代表取締役が、操縦、空撮、点検、測量などドローンに精通する仲間とともに立ち上げました。光雅とは会社設立直前の24年5月に展示会で出会い、「予算の少ない企業や自治体、団体でもプロジェクションマッピング、ドローンショーを実施できるようにしたい」との思いで一致し、提携の具体化を進めてきました。その間、White Crowは24年10月に和歌祭わかうら花火大会(和歌山市)で初のドローンショーを企画・運営し、今回から光雅との業務提携がスタートします。光雅との業務提携により、開催エリアを関西から全国へ広げます。ドローンショーの機体数は200~500機の小・中規模をターゲットとし、大規模な1000機クラスでも対応可能です。
以下画像は、和歌祭わかうら花火大会のドローンショーの様子(2024年10月、稲穂とトンボ)。

一方、光雅は国民宿舎鵜の岬(茨城県日立市)のゴスペルコンサート演出、つくば国際アーティストインレジデンス(茨城県つくば市)のオープニング演出、日蓮宗本命山本長寺(横浜市港北区)の御会式演出、さの秀郷まつり(栃木県佐野市)の市庁舎マッピングなどを手掛けてきました。発注者にとってコストパフォーマンスの良い効果的な施策を実現するための対話を重視しています。小川代表取締役は「例えば、お城のマッピングはドローンショーとコラボすれば、より華やかに地域を盛り上げることができる」と話し、一体営業を進めていく考えです。
出典:株式会社White Crow / 株式会社光雅