アメリカ合衆国にて、FAAが承認したことで特定のDJIドローンが人間の上空を飛行可能!

アメリカ合衆国にて、FAAが承認したことで特定のDJIドローンが人間の上空を飛行可能!

アメリカ連邦航空局(The Federal Aviation Administration:FAA)は、DJIの産業用ドローン「DJI Mavic 3 Enterprise」および「DJI Mavic 3 Thermal」向けに、Aerial Vehicle Safety Solutions(AVSS)が開発したパラシュート回収システムである「AVSS PRS-M3E」を承認しました。

Aerial Vehicle Safety Solutionsは、ドローン専用のパラシュートを開発しているカナダの企業です。この承認により、「DJI Mavic 3 Enterprise」および「DJI Mavic 3 Thermal」のドローンパイロットは、AVSS PRS-M3Eを搭載すれば商業目的で人間の上空であってもドローンを飛ばすことができます。

このFAAの承認は、ドローン業界にとって革新的なものとなるでしょう。今回の承認は、同じくDJIドローン「DJI Dock 2」とAVSSの「AVSS PRS-M3DT」のセットに次ぐ承認となりました。

AVSSのオペレーション担当の副社長であるMariah Murray氏が述べたように、今回FAAが承認したこの2番目のコンプライアンス宣言(Declaration of Compliance:DOC)は、ドローンビジネスの新たな扉を開いたことを市場に伝えるものになりました。従来、107.39免除を提出する必要(飛行許可証のようなもの)がありましたが、今回の承認でそれは不要になりました。

出典:DJI公式ストア

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