空飛ぶクルマのSkyDriveが製造子会社設立!スズキの工場を活用して年間最大100機の製造が可能に

空飛ぶクルマのSkyDriveが製造子会社設立!スズキの工場を活用して年間最大100機の製造が可能に

2023年10月10日、「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO:福澤 知浩、以下:SkyDrive)は、スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木 俊宏、以下:スズキ)との2022年3月の事業・技術連携に関する協定締結および2023年6月の製造に関する基本合意に基づき、進捗を発表しました(※2)。

※1  空飛ぶクルマとは、電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

※2 SkyDriveとスズキの連携協定に関するURL:https://skydrive2020.com/archives/13733
SkyDriveとスズキの基本合意に関するURL:https://skydrive2020.com/archives/37769

製造子会社設立と工場に関して

SkyDriveは「SKYDRIVE(SD-05型)」製造のため、2023年9月1日に製造子会社を設立しました。本子会社は、スズキの協力の下、スズキグループの工場を活用し、最大年間100機の空飛ぶクルマの製造が可能となります。2024年春頃に製造開始を目指します。

  • 会社名:株式会社 Sky Works
  • 製造拠点:静岡県磐田市    
  • 代表者:代表取締役社長 岸 信夫 
  • 資本金:100万円
  • 設立日:2023年9月1日

以下写真は、スズキグループが静岡県磐田市に保有する工場でSkyDriveの「空飛ぶクルマ」を製造する場所です。

インドでの事業開発

SkyDriveは、空飛ぶクルマの事業化を目指し、2022年3月にスズキと連携協定を締結して以降、機体開発や要素技術の研究開発、製造・量産体制の計画推進の他、インドを中心とした海外市場開拓の連携を行ってきました。

インドの市場開拓に関しては、特に観光客が集まる、川沿いや海沿いの歴史的建造物があるエリアや、インドの宗教巡礼者の山間部への移動等ユースケース適合度について、連携して検証を進めています。

また、CO2排出に伴う空気汚染や都市渋滞等の深刻な社会的課題について、スズキがインドで培ってきた日本に対する技術信頼や実績と空飛ぶクルマが目指すモビリティ革命で貢献すべく、現地関係者との協議を進めていくとのことです。

以下写真は、現地関連企業各社と協議の様子です。

以下写真は、ユースケース検討している観光地 グジャラート州の様子です(Veena Nair / Moment Unreleased : ゲッティイメージズより)。

JAPAN MOBILITY SHOW2023の展示について

ジャパンモビリティショー2023(※3)、スズキブースにおいて、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の1/5スケール模型を展示します。

※3 プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月28日~11月5日 

また、主催者プログラムである「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」内にも、モビリティが変える未来のコンテンツとして2020年に初飛行をした有人試験機「SD-03」のフルサイズ模型を展示します。

出典:株式会社SkyDrive「SkyDrive、製造子会社設立、スズキの工場(磐田市)を活用し年間最大100機の製造が可能に

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