日ドローン会社ACSL、Conket2と米国市場における戦略的パートナーシップを締結

日ドローン会社ACSL、Conket2と米国市場における戦略的パートナーシップを締結

株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷 聡之、以下:ACSL)の米国子会社であるACSL, Inc.は、Conket2, Inc. DBA C2 Group(以下:C2 Group)との間で、2023年8月8日に、米国市場におけるACSL製品の販売、サポート、修理及びサービス支援を行う戦略的パートナーシップに関する覚書(以下:MOU)を締結しました。

MOU締結の理由及び内容

世界のドローン市場では、地政学的リスクの高まりや不安定な世界情勢などから、経済安全保障やセキュリティ対応への関心が高まっています。ACSLは、セキュリティが担保された国産ドローンを有しているのみならず、産業用ドローンのハードとソフトの技術を併せ持つとともに用途に応じた用途特化型ドローンを展開しており、企業向け対応および用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能であり、海外におけるセキュアなドローンへの需要にも適応することができる可能性が高く、海外での需要の拡大を見込んでいます。

ACSLの米国市場への進出においては、現地の展示会にて、インフラ企業などより小型空撮ドローン(SOTEN)が、点検・測量などで活用できると高評価を頂き、また、複数の顧客先でのロードショーにおいても、業務実装が可能という評価とともに、購入希望を確認しています。そうした背景から、ACSLは、2023年1月にカリフォルニア州に米国子会社ACSL, Inc.を設立し、これらの米国の潜在顧客との緊密な連携を通じて、小型空撮ドローン(SOTEN)の改良を進めていました。また、2023年7月には、General Pacific, Inc.との間で米国市場でのACSL製品の販売、サポート、修理及びサービス支援を行う戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書を締結するなど、米国市場での取り組みを加速させていました。

C2 Groupは、2016年に設立されたエンジニアリング及びプログラムマネジメント企業であり、インフラ企業などに対し、包括的かつ費用対効果の高い革新的なソリューションを提供しております。特にドローンの活用においては、社内にドローンパイロット、インフラ検査官などの専門家チームを有しており、ドローンを活用したソリューションの提供で業界をリードしています。C2 Groupは積極的にドローンを活用したソリューションの提供を進めることで、提供サービスの革新性とクライアントの様々なニーズに応える卓越性を追求しています。

ACSLグループは、昨今のドローン市場における経済安全保障を重視する流れを受けて、C2 Groupとの間で米国市場におけるACSL製品の販売、サポート、修理及びサービス支援を行う戦略的パートナーシップに関するMOUを締結いたしました。今後、販売促進や市場開拓において協力していくとともに、2024年末までに主にインフラ企業や点検事業者を対象として50機体の販売を目指しています。

出典:株式会社ACSL「Conket2, Inc.との米国市場における戦略的パートナーシップに関する 覚書(MOU)の締結に関するお知らせ

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