2023年5月18日、総合人材サービスのパーソルグループで、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：正木慎二、以下：パーソルクロステクノロジー）と、「空飛ぶクルマ」（※1）および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive（本社：愛知県豊田市、代表取締役CEO：福澤知浩、以下：SkyDrive）は、スポンサー契約（※2）を締結したことを発表しました。

※1 空飛ぶクルマとは、明確な定義はありませんが、「電動」「自動（操縦）」「垂直離着陸」が一つのイメージです。諸外国では、eVTOL（Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft）や UAM（Urban Air Mobility）とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされています。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、2030 年代の本格普及に向けたロードマップ（経済産業省・国土交通省）が制定されています。

※2 スポンサー契約とは、株式会社SkyDriveにおけるスポンサー契約とは、SkyDriveに協賛し、共催イベントやコラボレーションコンテンツ等を通じて、空の産業革命をともに創造していくプログラムです。

1. 契約締結の背景
2. 各コメント

契約締結の背景

パーソルクロステクノロジーは、システム開発・インフラ設計、RPA・IoT・UWB・ドローン・セキュリティ技術の活用などの「IT領域」とともに、自動車や航空宇宙関連機器、ロボットなどの設計・開発・実験におけるモデルベース開発（MBD）などの「モノづくり」領域にも幅広く深い知見を持っています。

SkyDriveは、「100 年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、「空飛ぶクルマ」と30kg以上の重量物を運搬できる「物流ドローン」を開発しています。2019年に日本で初めて「空飛ぶクルマ」の有人飛行に成功し、現在2人乗りの機体を開発し、2025年の大阪・関西万博時に大阪ベイエリアにおいて「空飛ぶクルマ」の飛行を目指しています。

パーソルクロステクノロジーは2021年よりSkyDriveに航空機開発スペシャリストの出向を行い、「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」の開発をサポートしています。

そしてこのたびスポンサー契約を締結することで、協業関係をより強いものとし、エアモビリティ社会の実現に向けさらなる加速を目指します。

各コメント

パーソルクロステクノロジー株式会社代表取締役社長正木慎二コメント

「当社は、迫りくる日本の労働人口不足の課題に向き合い、これまで培ったIT/モノづくり領域における最新技術、エンジニアの活躍を通じて、さまざまなソリューションを提供しています。このたび、SkyDrive様が掲げるミッションの実現に向けて、当社も協力できることを心より嬉しく思います。今後も一層、SkyDrive様とともに、お客さまの課題解決、エアモビリティ社会の実現の一助となるよう連携を強化してまいります。」

株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩コメント

「このたび、創業直後から様々な形でご支援いただいているパーソルクロステクノロジー様に、エアモビリティ社会を実現するスポンサーとして更にご支援いただけることとなり、心より感謝申し上げます。これまで、パーソルクロステクノロジー様の様々な技術経験を持つエンジニアの方々と一緒に、「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」の開発を推進してまいりました。今後も引き続き「物流ドローン」の事業を推進し、また2025年の大阪・関西万博での「空飛ぶクルマ」飛行から事業を開始していくべく、パーソルクロステクノロジー様にご協力いただきながら、開発を強化して参ります。」

出典：株式会社SkyDrive「パーソルクロステクノロジーとSkyDrive、スポンサー契約を締結～エアモビリティ社会の実現を目指す～」