大林組がSkydioの自律飛行ドローンを導入!建設現場のデジタル化促進を支援

大林組がSkydioの自律飛行ドローンを導入!建設現場のデジタル化促進を支援

2022年9月13日、AIによる自律飛行技術におけるグローバルリーダーであるSkydio合同会社(本社:東京都港区、代表:柿島 英和、以下:Skydio)が提供するドローンが、株式会社大林組で導入されたことを発表しました。

このドローン導入は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丸岡 亨、以下:NTT Com)の運用支援のもと行われ、今後も適応現場の拡大を進めていくとのことです。

導入の背景と効果

Skydioは、2022年7月より「ドコモビジネス」ブランドのもと、NTT Comとともに取り組んでいます。 NTT Comには日本で唯一のSkydio Master Instructorが在籍しており、お客様の運用支援をサポートしています。また、SkydioはNTTドコモ・ベンチャーズより出資を受けており、資本・事業面で提携しています。

株式会社大林組 DX本部 本部長室 部長 堀内 英行 氏のコメント

「建設業では、工事の進捗管理に多くの人手と時間をかけており、ドローンを活用した現場業務の効率化が期待されていました。従来のドローンでは非GPS環境下での自律飛行が困難だった中、Skydioの自律飛行技術を活用することで建設現場巡回の有効性を確認することができました。さらに、Skydio 3D Scan™を活用しこれまでデータ取得が困難だった屋内現場の施工管理や、被災後の修繕計画を立案するための状況記録に活用しています。実際に導入を行った現場からは、手動飛行においても簡単な操作で屋内でも安定した飛行が行えることから、高所や狭所など人が行きづらい箇所での点検にも大いに活用できると好意的な意見が出ています。今後は現場職員自身が機体を操縦し日常的に業務で使用することを目指して、 NTTコミュニケーションズの支援の運用支援のもと適用現場を拡大させています。」

Skydioの特徴

Skydioのドローンは、AIによる自律飛行技術、360°全方位障害物回避機能を搭載し、安全な飛行を実現します。マニュアル操作ドローンでは飛行が難しい非GPS環境下や磁界環境下においてもVisual SLAMにより安定した飛行が可能なため、特に橋梁やインフラ等の点検業務に適しています。自律飛行技術によって、複雑な構造物もあらゆる角度から精確かつ自動的に撮影できるため、Skydio 3D Scan™機能を使い優れた3Dモデルを提供します。

「Skydio 2+」(以下写真左)は、重量800g、持続飛行時間最大27分と軽量でコンパクトな設計です。

「Skydio X2」(以下写真右)は、低温下や高温下といった過酷な環境下でも利用可能な耐久性と、夜間飛行を実現する赤外線カメラを搭載し、特殊なミッションに適しています。重量1,325g、持続飛行時間最大35分と、頑丈な機体で長時間飛行可能な設計です。

出典:Skydio合同会社のプレスリリース – PR TIMES

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