ドローンスクールの「ドローンエアベース浜松」を運営するKENZ PROJECT(本社:静岡県浜松市、代表者:鈴木 健司)は、今後も市場規模の拡大が予想されるドローンビジネスへの関心度の高さから、スクールへの申し込み急増に伴い、ドローンスクール専用のホームページを開設しました。
ドローンビジネスの市場規模
2019年度に1409億円(前年度比51%増)の市場規模だった日本国内のドローンビジネスは、2020年度には1932億円(前年度比37%増)まで増化しました。2025年度には6427億円(2019年度の約4.6倍)に達すると見込まれています。
撮影をはじめ、農業・土木・建築・点検・公共といった分野でドローンが活躍しています。現在ドローンの資格はあくまで民間資格であり、十分な技術があれば特に資格を有さなくてもドローンを使って業務をすることは可能です。
そんな中、配送などの物流分野では、第三者の上空・人口密集地域での飛行の実現が課題になっています。この課題の実現に向け、国土交通省は今年度内(12月予定)にドローン免許制をスタートすると発表しました。ドローンスクールの民間資格を有する場合は、国家試験の一部(実技試験)が免除されます。副業・起業を予定している個人、ドローン導入を考えている企業は、ドローン免許制に向けて資格取得に注目が集まっています。
ドローンスクール「ドローンエアベース」
静岡県内に6拠点を有するドローンスクール「ドローンエアベース」グループでは、免許制が決定(令和3年3月、国土交通省)してから地元企業の申し込みが 2.5倍ほど増加しています。
ドローンエアベースは、日本最大のドローン団体 JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)から認定を受けたドローンスクールです。卒業後のドローンビジネスを支援する為に、農業や点検、測量など多彩なビジネスカリキュラムを用意しています。ドローンの総合的な知識や操縦技術を身に付けるJUIDA認定資格の講習は、2日間の日程で行っています。資格取得の為に受講する企業は製造業・土木業・林業・農業関係など様々で、自社業務にドローンを導入するために受講できます。
【主な産業用ドローン例】
- 農薬散布ドローン:噴霧器がついており、主に田んぼや樹木などに病害虫駆除や除草の薬剤を散布する。
- 測量ドローン:上空から連続撮影した写真やレーザー照射によって地形を3D化し計測する。
その他にも、高所点検・災害・鳥獣被害防止など色々な分野で役立っています。
スクール開校の想い
昨年12月に「ドローンエアベース」グループで6校目となる浜松校を開校しました。浜松中山間部(天竜区)には過疎化、少子高齢化などの課題があります。農業・林業をはじめ、あらゆる分野でドローンによる支援ができないか、その為にはドローンを安全に飛行させる人材を育成しなければいけないという想いがあり、浜松の山間部である天竜区に開校しました。
室内練習場及び、広い屋外練習場を完備し(卒業生は練習場所として利用可)、現在ドローン無料体験会やスクール説明会を平日、土曜日、日曜日に随時開催しています。また、子供のうちからドローンに触れあう機会を提供する為、親子で楽しめるプログラミングドローン体験や、ドローン風船割りを競い合う「ドローンファイト」という競技のプレイスポットにもなっています。