中国の空飛ぶクルマEHang、日本の4都市でデモフライトツアーを成功

中国の空飛ぶクルマEHang、日本の4都市でデモフライトツアーを成功

2022年7月22日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)のテクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、昨年の岡山市と福島市でのデモフライトに続き、7月には国内4都市でのデモフライトツアーに成功しました。

その中でも特に重要性の高い大阪でのデモフライトは7月18日に実施され、2025年日本国際博覧会(大阪関西万博)1000日カウントダウンの式典で見事に成功の様子を見せました。

EHangは、岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会(MASC)を現地パートナーとし、日本でのユースケースを探究する上で必要な複数のブレークスルーを完遂しました。

7月6日には、EHangの空飛ぶクルマ「EHang216」が広島県福山市で日本初の海上観光空撮デモフライトが実施されました。
7月13日には、「EHang216」が大分県大分市で日本初の2地点間のデモフライトが実施されました。
7月21日には、「EHang216」が香川県坂出市で物流輸送用貨物80kgを搭載したデモフライトを実施しました。
デモフライト以外にも、7月14日には大分市内で「EHang216」が展示され、UAM(アーバンエアモビリティ)の一般認識の関心を拡大する活動も実施されました。

2025年に開催される日本国際博覧会(大阪関西万博)では、技術革新のひとつとして空飛ぶクルマを紹介することを目指しており、実際にデモフライトをする計画があります。日本はロードマップを加速するために協議会も設立しており、実現に向けて取り組んでいます。

MASCの理事長である桐野宏資司 氏は、次のように述べています。

「今回、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪関西万博)に向けて、海上でのデモフライト、2地点間のデモフライト、過去最大の積載をしたデモフライト、万博会場が見える海上でのデモフライトに成功しました。MASCは今後も、物流、観光、緊急輸送、災害対応などにおける空飛ぶクルマのユースケースを開拓していきます。」

EHangの創設者兼会長兼CEOであるHu Huazhi 氏は、次のように述べています。

「日本で継続的なデモフライトを成功し、空飛ぶクルマの先駆者として技術や知識を拡大しています。2025年に開催される日本国際博覧会(大阪関西万博)では、EHangの安全で環境に優しい空飛ぶクルマが日本で社会実装されることを楽しみにしています。」

出典:EHang Holdings Limited「EH216 Completes Demo Flight Tour in 4 Japanese Cities to Mark 1,000-Day Countdown of Expo 2025 Osaka, Kansai

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