ドローンに必要なアクセサリーの1番に名前の上がる「ランディングパッド」。しかし、「これは本当に必要なの?無くても飛ばせるよね?」と疑問に思う方も多いかと思います。
結論から言うと、ドローンを飛ばすのであればランディングパッドは絶対に持っておいた方がいいです。
本記事では、ランディングパッドが必要な理由と、おすすめのランディングパッドについて解説します。ランディングパッドの必要な理由を知り、安くて使いやすいランディングパッドを購入しましょう。
ランディングパッドが必要な理由
離着陸時の傷や汚れを防ぐ
ドローンが離陸・着陸する際は、高速回転するプロペラが地面の砂や小石を巻き上げます。巻き上がった砂や小石はドローンにも降りかかり、ドローンを傷をつけたり、プロペラモーターに小石が入り込み故障することもあります。
ランディングパッドを使って離陸・着陸することで、この問題を防ぐことが可能です。数千円と少しの手間でドローンの故障を防ぐことができるのであれば、ランディングパッドを使用した方がいいでしょう。
周囲の人にドローンが飛んでいることを伝える
ヘリポートのマークの印字されたランディングパッドは、周囲の人にドローンを飛ばしていると伝える役割も果たします。加えて、ランディングパッドの位置にドローンが着陸することを伝えることもできます。
また、ドローンのフライト中に知らない人に目撃されても、ランディングパッドを使用していることで「真面目にやっている人だ」という認識を持たれやすくなります。
周囲の人々に配慮するためにもランディングパッドを使用していきましょう。
正確なランディングスキルが身に付く
ランディングパッドを使用することで、着陸を意識した操縦ができるようになるため、正確なランディングスキルが身に付きます。
また、ランディングパッドを使用することで、離着陸時のドローンのビジョンセンサーの認識度が上がります。
ランディングパッドを使うことは、少しの手間かもしれませんが、それ以上のメリットがあります。フライトの際には必ず持ち運びましょう。
おすすめのランディングパッド
ランディングパッドには、様々な種類があります。ランディングパッドの性能に差は無いため、デザインやサイズで選びましょう。
基本的には、一般消費者向けドローンであれば50cmあれば十分です。50cmあればDJIのMiniシリーズから、Mavicシリーズで使用できます。
小さなサイズ・通常サイズのランディングパッド
50cm以上の評価の高いおすすめランディングパッドはこちらです。
大きなサイズのランディングパッド
大きなサイズの評価の高いおすすめランディングパッドはこちらです。
ランディングパッドの自作・代用は可能?
「ランディングパッド」の一部役割(ドローンをフライトの際に傷付かないようにするetc)は、自作や代用のランディングパッドで可能です。
例えば、コルクボードを駆使して自作のランディングパッドを作っている人や、撮影用のレフ板をランディングパッドの代用品として使用している人もいます。
しかし、ランディングパッドは高価な製品ではありません。わざわざ自作する手間や、代用品を購入するくらいであれば、専用のランディングパッドを購入することをおすすめします。
前述の通り、ランディングパッドは周囲にドローンが飛んでいることを伝える役割もあります。安全のためにもランディングパッドを使用しましょう。
ランディングパッドのたたみ方
最後に、ランディングパッドのたたみ方に困ったという声を多数聞きますので、解説します。
ランディングパッドのたたみ方は以下の通りです。
- ランディングパッドを広がった状態で固定し、その両端を持ちます。
- ランディングパッドを8の字になるようにひねります。
- 8の字にひねったパットを重ねるようにたたみます。
- 最後に、全体の大きさを整えれば完了です。
YouTubeで検索すれば解説動画もありますので、そちらでも確認しましょう。
以上、ランディングパッドが必要な理由と、おすすめのランディングパッドについて解説してきました。
ドローンを飛ばす際は、ドローンや周囲の人々のことを考え、ランディングパッドを使用していきましょう。