【完全攻略】ドローン検定1級に合格するための過去問題・試験対策 ※PDFあり

【完全攻略】ドローン検定1級に合格するための過去問題・試験対策 ※PDFあり

ドローン検定の最上位ランクである1級に合格すると、ドローンのスペシャリストであることを客観的に証明することができます。

その中でも一番大きなメリットはドローン検定協会ホームページ「ドローン検定1級 取得者一覧」に名前が掲載されることです(希望者のみ)。

これにより、ドローンに関連する仕事を行う時や就職・転職時に、ドローンの知識や能力を客観的に証明できるため有利になります。

ちなみに、2021年6月1日時点での1級合格者は3,238人おり、リストの中には小学生や高齢の女性も含まれています。「1級」と聞くとかなりレベルが高いというイメージしますが、ドローン検定においてはそこまで難易度が高いわけではなく、試験対策をしっかりとしておけば合格可能な試験です。

そこで本記事ではドローン検定1級の試験申込方法から、合格するための公式テキスト・過去問題(PDFあり)・試験対策&模擬テストなどすべてを徹底解説します。

また、200万冊以上の本が読み放題になるAmazonのサブスク「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」に加入すれば、追加費用無料(0円)でドローン検定合格バイブルも読むことができます。

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ドローン検定1級の概要

ドローン検定(無人航空従事者試験)とは、ドローン検定協会株式会社が運営するドローンの民間資格です。ドローンに関する知識を客観的に示す指標になるため、多くのドローン操縦士から人気の高い資格となっています。

ドローン検定には4級・3級・2級・1級と4つのランクがあり、1級の試験を受けるにはドローン検定2級の資格が必須となります。

ドローン検定2級については、こちらの記事をご覧ください。

1級の試験内容と出題範囲

ドローン検定1級の試験内容は次の通りです。

試験方式4択のマークシート
問題数50問(1問あたり2点)
受験時間90分
合格条件40問正解(80点以上)
累計合格者数3,238人(令和3年6月時点)

2級・3級同様、全問4択のマークシート方式50問中40問以上の正解が必要です。

また、1級の試験範囲の試験範囲は次の科目と内容です。

  • 基本知識:用語、動作、単位、組織、制度・国際情勢、三角関数
  • 物理学:力学、熱力学、流体力学、電磁気学
  • 工学:航空工学、電気電子工学、材料工学、流体工学、無線工学
  • 気象:気象学基礎、航空気象学
  • 専門知識:機体構造、姿勢制御、バッテリー、送信機、責任・保険、飛行計画、GNSS、リスク
  • 法令:無人航空機関係、電波関連、刑事民事、その他

1級の難易度・合格率

ドローン検定の気になる難易度ですが、平均合格率は約75〜80%程度あります。
※ドローン検定1級~4級すべての平均合格率です。(級ごとの合格者数は公表されていません。)

 申込者数合格者数合格率
第35回 (令和3年5月1,828人1,412人約77%
第36回 (令和3年7月1,754人1,354人約77%
第37回 (令和3年9月1,404人1,129人約80%
第38回 (令和3年11月1,473人1,121人約76%
第39回 (令和4年1月)1,634人1,309人約80%

1級の試験日程・費用・申込方法

ドローン検定1級の試験は、年に3回(1月・5月・9月)、全国各地で開催されています。受験料は18,800円(税込です。

申込みは以下のリンクからできます。お近くの会場を選択して申込みしましょう。

申込み後、受験料を入金すると記載した住所宛に受験票が届きます。あとは試験当日、会場に受験票と筆記用具を持って向かいましょう。

1級の公式テキスト(試験問題)

ドローン検定1級は、2級・3級・4級のような公式テキスト「ドローンの教科書」は販売されていません。1級の受験申し込みが完了すると、ドローン検定から1級対策のPDFがメールで送られてきます。
この中から約60%の試験問題が出題されます。

残り40%の試験問題は、「ドローン教科書 標準テキスト(2級対応)」と「ドローンの教科書 上級テキスト(3級・4級対応)」から出題されます。

最新版の公式テキストをお持ちでない方は、以下のリンクよりご購入ください。

ドローンの教科書 標準テキスト(3級・4級対応)

ドローンの教科書 上級テキスト(2級対応)

公式BOOK(2級)

ドローン検定1級のメリット

前述の通り、ドローン検定1級に合格する大きなメリットは、ドローン検定協会ホームページ「ドローン検定1級 取得者一覧」に名前が掲載されることです(希望者のみ)。

これにより、ドローンについて正しい知識と能力がある事を第三者に簡単に証明することができます。
ドローンに関連する仕事を行う時や、就職・転職活動などで有利に働きます。

その他のメリットについては2級と同様次の通りです。
ドローン検定 | 取得のメリットより

  • ドローン検定1級の受験資格を得られる
  • 国土交通省への許可承認申請時に証明書を添付できる
  • 基礎技能講習を受講する際、座学1が免除される
  • ドローンを安全に活用にするために必要な知識を得られる
  • 自己PRに繋がる
  • 合格者が参加できるQ&Aコミュニティサービスに参加できる
  • 飛行ログサービスが使用できる
  • 合格した証のロゴを名刺やホームページに記載できる
  • 提携団体等の各種講習の受講資格を得られる
  • 提携団体等の各種講習の座学が免除される
  • ドローン検定オリジナルグッズを購入できる
  • 合格証・合格者ピンバッジがもらえる

ドローン検定1級の試験対策・模擬テスト

2級までの出題範囲を復習する

ドローン検定1級の試験問題は、2級までの範囲から40%近い問題が出題されます。

テキストはすでにお持ちだと思いますが、最新版でない方は新規購入もご検討ください。
しっかりと復習しておきましょう。

公式BOOK(2級)

また、2級までの問題の習熟度を確認をしたい方は、2級・3級の対策記事に過去問題や模擬テストのWebサービスがあります。以下の記事をご覧ください。

1級でのみ出題される追加範囲PDFの勉強

ドローン検定1級でのみ出題される追加範囲の試験問題は、メールで送られてくるPDFを勉強します。
このPDFからは60%近い問題が出題されるので何度も勉強して習得してください。

また、覚えておくと便利な計算結果や公式は丸暗記しておきましょう。
例えば、以下のような「自由落下の距離と時間の関係」は、覚えておくと計算をする必要がなく問題が解けます。

距離時間
1.96m2秒
44.1m3秒
78.4m4秒
122.5m5秒
176.4m6秒

また、必要な計算の公式は次のようなものがあります。使いこなせるようにしておきましょう。

  • 距離 = 速さ × 時間
  • 速度 = 初速度 + 加速度 × 時間
  • 力 = 加速度 × 質量
  • 電圧 = 抵抗値 × 電流
  • 電力 = 抵抗値 × 電流²

1級の過去問題・模擬テスト

PDFと公式テキストでの勉強を終えたら、過去問題に取り組んでみましょう。

※最新の過去問題の掲載情報が見つかり次第更新します。

また、ドローン検定1級の問題を出題しているWebサイトもあります。スキマ時間にこちらで腕試しするのも良いでしょう。
※掲載内容の正否については保証しておりません。誤った問題が含まれる場合も考えられますのでご注意ください。

合格・不合格の確認方法

受験日から10日程で受験結果が郵送されます。

この受験結果については、事前にホームページで合否確認が可能です。

以上、ドローン検定1級の受験から合格する方法について徹底解説してきました。
ドローン検定1級は専門的な資格ですが、PDFとテキストを押さえておけば合格できます。

受験料が18,800円(税込)と高額な試験ですが、この資格を取得すればドローンの仕事や就職・転職にも大いに役立ちます。
一発合格を目指して計画的に勉強しましょう!

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