2024年10月22日22:00、Insta360Japan株式会社は画期的なデュアルAIチップを搭載した初のアクションカメラ Insta360 Ace Pro 2（インスタサンロクマル エース プロ ツー）の販売を開始しました。
ライカと共同開発されたInsta360 Ace Pro 2は、1/1.3インチ8Kセンサーを搭載した広角アクションカメラを搭載、最大8Kの動画撮影ができ、Aceシリーズの強みであった暗い場所の撮影モード「PureVideo」はさらにアップグレードしています。
Vlog撮影に適した2.5インチのフリップタッチスクリーンと高度なAIが撮影と編集を簡素化し、素早いSNS投稿が可能です。この万能アクションカメラは、アクションスポーツ、旅行、日常生活など、あらゆるシーンで活躍します。
Ace Pro 2の特徴
Insta360 Ace Pro 2は、世界的に有名なカメラブランド「ライカ（Leica）」と共同開発された、ワンランク上の撮影を実現する高性能広角アクションカメラです。
革新的なデュアルAIチップと次世代型1/1.3インチ8Kセンサーが、昼夜を問わず高画質の撮影を実現します。Ace Proからアップグレードした2.5インチフリップ式タッチスクリーン、タフなデザイン、クリアなオーディオ、直感的な撮影機能、そして最新のAI編集を備えています。
息を呑むほどに綺麗な8K動画 & 5,000万画素写真
Insta360 Ace Pro 2は、優れた光学技術を有するライカ社と共同開発したデュアルAIチップと次世代型1/1.3インチセンサーにより、息を呑むほどに素晴らしい8K 30fpsの動画、4K 120fpsスローモーション動画、5,000万画素写真撮影が可能です。8K 30fpsの解像度での撮影は、4Kよりも画素数が300%多いため、驚くほど細部まで鮮明に映し出されます。
さらに、昼光下専用の4K 60fpsアクティブHDR動画と低照度専用のPureVideoモードでの撮影が可能です。8K 30fpsの解像度での撮影は、4Kよりも画素数が300%多いため、驚くほど細部まで鮮明に映し出されます。
実際にPureVideoモードで撮影された、夜の渋谷の様子がYouTubeで公開されています。Ace Pro 2では、このような映像も撮影可能です。
【先行レビュー】
8Kは晴れた日の撮影におすすめです！快晴の海辺や野原、真昼の市街地などの屋外環境で撮影しましょう。他のアクションカメラでは撮影できない美しい映像を撮影できます。
AI機能でスマート編集！ソフトウェアも優れてる
Insta360 Ace Pro 2は、AI機能が満載です。
AI生成ハイライトと自動モンタージュにより、1つの動画から最高の瞬間を見つけて、レビューすべきハイライトをカメラ内に表示してくれます。何を残して、何を削除するのか決められ、ファイル管理がより便利になります。これは編集時間の短縮にもつながります。最高の瞬間を即座に共有！SNS用の動画作成はAIにおまかせ！
【先行レビュー】
AI編集機能により、ワンタップで最高の動画を作成してくれます。自分のアクティビティをすぐにSNSにアップしたい方にとって最高のアクションカメラです。映像を特殊加工するAIワープもおすすめです。
使いやすいデザイン & ジェスチャー制御
Insta360 Ace Pro 2は、マグネットによる簡単着脱、ジェスチャー操作や音声操作、同一ファイル内の録画一時停止と録画キャンセル、最長120秒のプリ録画、予約録画などの便利な機能を搭載しています。
プリ録画とは、撮影開始前の最大120秒の映像が保存される機能です。アクションカメラで最長の振り録画時間であり、一瞬を逃しません。
また、2.5インチフリップ式タッチスクリーンを搭載しており、Vlog撮影や自撮り、アクションやスポーツシーンでの撮影が難しいアングルでも気軽な撮影が可能です。より大きくクリアになったスクリーンは、明るい直射日光下でもはっきり見えます。
【先行レビュー】
ジェスチャー操作は実際に使ってみると、簡単なハンドジェスチャーでカメラを操作でき、グループ撮影や騒がしい環境に最適です。しかも、 グローブやヘルメットを着けていても操作できます。
アクション仕様（防水・動作環境温度）
Insta360 Ace Pro 2は、水深12mまでの防水性能を搭載しています。専用ケース使用すれば水深60mまで可能です。また、新しいウインドガードによる更にクリアなオーディオ、急速充電バッテリー（1800mAhバッテリー）、着脱式レンズガードなど、アクションに備えた機能を搭載しています。
さらに、超滑らかな FlowState手ブレ補正と157°広角レンズが、POV撮影を従来よりも没入感のあるものにします。そして、動作環境温度は-20°C〜40°Cです。寒い場所でのウィンタースポーツから、真夏のマリンスポーツの撮影に対応しきれるアクションカメラとなっています。
【先行レビュー】
今回から水中撮影用の「水中モード」が搭載されています。水中撮影時の手ブレ補正と光の屈折によってFOVが減少する歪みを補正してくれます。特別な設定もせず、水中での快適な撮影が可能になりました。
また、Insta360の見えない自撮り棒も健在です。Insta360アプリの驚異的なアルゴリズムにより、撮影後は映った自撮り棒の存在は消え、最適な動画や写真をSNSにアップできます。
Insta360 Ace Pro 2の詳細は、Insta360の公式ページをご覧ください。
前機種「Ace Pro 2」と新機種「Ace Pro」を比較！
新製品Insta360「Ace Pro 2」を、前機種である「Ace Pro」と比較します。どのような進化を遂げたのでしょうか？
| Ace Pro 2 | Ace Pro | |
|---|---|---|
| センサー | 1/1.3インチ （アップグレード） | 1/1.3インチ |
| AIチップ | Pro Imaging Chip + 5nm AI Chip | 5nm AI Chip |
| FOV | 157° | 151° |
| フリップ式タッチスクリーン | 2.5インチ PPI +70% 輝度+6% | 2.4インチ |
| 着脱式レンズガード | ◯ | – |
| オーディオハードウェア | ウィンドガード同梱 | – |
| 最大動画解像度 | 8K 30fps | 8K 24fps |
| 最大アクティブ HDR動画 | 4K 60fps | 4K 30fps |
| 最大PureVideo | 4K 60fps | 4K 30fps |
| 最大写真解像度 | 50MP | 40MP |
| 通常時の防水性能 | 水深 12m | 水深 10m |
| Logカラープロファイル | I-Log | – |
| タイムコード | ◯ | – |
「Ace Pro 2」は「Ace Pro」と比較すると、すべての点でアップグレードしています。
その中でも特に顕著なのが、カメラ性能の向上です。「Ace Pro 2」では、最大8K 30fpsの撮影が可能であり、HDR動画やPureVideoのfpsも向上、より滑らかな映像の撮影ができます。
さらに、Ace Proに比べて動画のファイルサイズを最大50％削減しました。
例えば、Ace Pro 2で録画した4K 60fpsの動画は、Ace Proで録画した同じ動画ファイルよりも50%小さくなり、保存容量を圧迫しません。
そして、フリップ式タッチスクリーンのサイズが大きくなりました。
大きくなっただけでなく、Ace Proと比較して画素密度（PPI）が70％向上、輝度が6％向上しています。折りたたみの耐久性は100%向上し、より耐久性のあるアクションカメラとなっています。
その他にも、撮影モードが追加されたり、防水性や耐久性が向上したりと、アクションカメラとして全体的にグレードアップしています。
GoPro「HERO13 Black」& DJI「Osmo Action 5 Pro」と比較
Insta360「Ace Pro 2」を、アクションカメラの代名詞とも言えるGoProの最新アクションカメラ「Hero13 Black」と、人気ドローンメーカーのDJIの最新アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」と比較します。
それぞれのアクションカメラの詳細は、以下の通りです。
| Insta360 Ace Pro 2 | GoPro HERO13 Black | DJI Osmo Action 5 Pro | |
|---|---|---|---|
| 価格（税込） | 64,800円 | 68,800円 | 55,000円 |
| センサー | 1/1.3インチ | 1/1.9インチ | 1/1.3インチ |
| FOV | 157° | 156° | 155° |
| 最大写真解像度 | 50MP | 40MP | 27MP |
| 最大動画解像度 | 8K 30fps | 5.3K 60fps | 4K 120fps |
| 最大アクティブ HDR動画 | 4K 60fps | 5.3K 30fps | 4K 60fps |
| 通常時の防水性能 | 水深 12m | 水深 10m | 水深 20m |
| 動作環境温度 | -20°C〜40°C | -10°C～35°C | -20°C～45°C |
| Logカラープロファイル | I-Log | GP-Log | D-Log |
| その他 | AIチップ搭載 Purevideoモード搭載 オーディオハーウェア同梱 フリップ式タッチスクリーン | 交換レンズ多数 |
価格を比較
3つの最新アクションカメラの価格を比較します。
一番安いのはDJI「Osmo Action 5 Pro」です。そして、一番高いのがGoPro「HERO13 Black」になります。安くて性能のいいアクションカメラをお求めの方にとっては、「Osmo Action 5 Pro」がおすすめです。
また、一番高いGoPro「HERO13 Black」の最大のポイントは様々なレンズを装着でき、自動設定により簡単に撮影できることです。そのため、より撮影を楽しむためにはレンズの購入も必要になります。
一方、Insta360「Ace Pro 2」はGoProよりも安く購入できます。そして、後述しますが8K撮影できる圧倒的な高性能カメラを搭載しています。鮮明な映像を撮影したいのであれば「Ace Pro 2」がおすすめです。
本体の性能・デザインを比較
一番タフなアクションカメラはDJIの「Osmo Action 5 Pro」です。
アクセサリーなしでも水深20mの防水性能を搭載、動作環境温度の範囲も広く暑い場所でも寒い場所でも撮影できるアクションカメラとなっています。
一方で、自撮りの性能を優先するのであればInsta360「Ace Pro 2」がベストな選択です。Insta360 Aceシリーズでは、他のアクションカメラにないフリップ式タッチスクリーンを採用しています。これにより、フロントのディスプレイでカメラ設定を確認しつつ、反転させた大きなディスプレイを確認しながらの自撮りが可能です（以下画像参照）。
GoPro「HERO13 Black」やDJI「Osmo Action 5 Pro」では、カメラレンズの横に小さなフロントカラーディスプレイを確認しつつの撮影になります。2.5インチのスクリーンで確認できる「Ace Pro 2」は自撮りに優れています。そして、AI機能により動画の編集もスピーディーにできます。Vlog撮影やSNSアップに重きを置くのであればInsta360「Ace Pro 2」がベストな選択です。
カメラ性能を比較
3つのアクションカメラのカメラ性能を比較します。
Insta360「Ace Pro 2」のセンサーはDJI「Osmo Action 5 Pro」と同じアップグレードされた1/1.3インチで、GoPro「HERO13 Black」よりもダイナミックレンジが拡大し、水中や暗い場所で撮影しても色がより正確になります。
また、「Ace Pro 2」はPureVideoモード（低照度画質）を搭載、暗い場所での撮影に優れています。AIが自動でノイズを除去してくれるため、暗い場所でも鮮明な映像を撮影可能です。
さらに、日中などの明るい場所ではアクティブHDRビデオ（昼光画質）で撮影できます。ハイライトとシャドウの細部を維持してより鮮やかな映像を実現します。
そして、「Ace Pro 2」の写真解像度は5,000万画素で他を圧倒しています。正確なオーホワイトバランスを備えており、モールなどの人工光のある屋内での撮影にも優れています。
動画や写真撮影の鮮やかさを考慮してアクションカメラを選ぶのであれば、Insta360「Ace Pro 2」は非常におすすめのアクションカメラです。
その他にも「Ace Pro 2」にはInsta360独自のクリエティブな機能が満載です。いまアクションカメラの購入でお悩みなら、Insta360「Ace Pro 2」で間違いなしです！
