2025年1月15日、民生用ドローンとクリエイティブカメラ技術の世界的リーダーであるDJIは、DJI Powerシリーズ エコシステムに新たに加わる2種類の超急速充電器を発表しました。
新製品のDJI Power 1.8 kWソーラー/車内超急速充電器とDJI Power 1 kW車内超急速充電器は、いずれも、ポータブル電源DJI Power 1000と拡張バッテリーDJI Power Expansion Battery 2000の超急速充電に対応し、RV車や一般的な自動車の蓄電および電気システムに最適です。
それぞれの価格は以下の通りです。
- 「DJI Power 1.8 kWソーラー/車内超急速充電器」59,500円
- 「DJI Power 1kW車内超急速充電器」55,000円
DJIプロダクト エクスペリエンス ディレクターであるFerdinand Wolf氏は次のように述べています。
「DJI Powerシリーズに超急速充電器が新たに加わることで、誰でも様々な用途でポータブル電源を使用できるようになることを期待しています。RV車で全国を巡る冒険好きのユーザーから、緊急時でもエコフレンドリーなバックアップ電源を利用したいファミリー層まで、この新しいアクセサリーを使用することで、あらゆる状況に確実に対応できるようになります。
10年以上にわたるバッテリーの研究開発を基礎にこの製品ラインを立ち上げ、今年初めにDJI Powerシリーズを発売しました。今後も、さらに製品ラインを拡大していく予定です。」
自動車を超急速充電して、バッテリー容量を拡張
1 kW車内超急速充電器は、自動車の電気システム容量を拡張することができます。長時間の走行中に使用すると、車載オルタネーターで生成された余剰電力を使ってPower 1000と拡張バッテリーを最大1000 Wで充電し、1時間強(約78分)のドライブ中に1024 Whの容量まで充電することができます。
また、バッテリーの消耗を防ぐために、カーバッテリーに接続してPower 1000でリバース充電することもできます。これにより、インテリジェントな双方向充電と、カーバッテリー容量の拡張が実現します。さらに、Power 1000と2048 Whの拡張バッテリーを組み合わせると、3072 Wh対応のバックアップ電源として機能し、2400 W~2600 Wの超高出力を供給します。
運転中にRV車の充電や蓄電を実行
ロードトリップで1.8 kWソーラー/車内超急速充電器を使用すると、太陽光電力でRV車の電気システム容量を拡張できます。充電器は、ソーラーパネルとRV車のオルタネーターに同時に接続できます。1時間足らず(約40分)で、太陽光電力から最大1200 W、車からの連続給電で600 Wを生成し、 DJI Power 1000とDJIの拡張バッテリーをすばやく充電し、1024 Whの容量に到達します。
DJI Power 1k超急速充電器と同様に、インテリジェントな双方向充電を実現するとともに、バッテリーの消耗を防ぐために、RVバッテリーに接続し、Power 1000を使ってリバース充電することで、バッテリー容量を拡張することができます。2048 Whの拡張バッテリーと組み合わせると、Power 1000は、さらに3072 Whのバックアップ電源として機能し、2400 W〜2600 Wの超高出力が実現します。
太陽光で、環境にやさしい家庭用バックアップバッテリーを実現
ご家庭では、1.8 kWソーラー/車内超急速充電器が、より環境にやさしく経済的な家庭用蓄電ソリューションとなり、予期せぬ停電時などに頼もしい備えとなります。ソーラーパネルに接続すると、最大1800 Wの太陽光電力で、Power 1000や拡張バッテリーをすばやく充電できます。
また、Power 1000を最大5個のDJI Power Expansion Battery 2000と組み合わせると、最大11264 Wh1の容量に対応したバックアップ電源として利用することができます。
出典:DJI公式ストア