DJI JAPANが農薬散布ドローン「AGRAS T25」の予約販売開始!ドローン農薬散布は新時代へ

DJI JAPANが農薬散布ドローン「AGRAS T25」の予約販売開始!ドローン農薬散布は新時代へ

2023年11月7日、DJI JAPANは農薬散布ドローン「AGRAS T25」の予約販売を開始しました。

T25は最大7.5メートルの散布幅で効率的に散布作業をおこなうことができます。日本においては、T50大容量バッテリーを採用し、1フライト2ヘクタールの散布を実現しました。現在、日本の水稲防除を担っている産業用無人ヘリコプターに代わる活躍が期待される機体です。

コンパクトで折りたたみ可能な設計

T25は軽量かつコンパクト、俊敏な飛行操作に柔軟に対応します。折りたたんだ機体は一人でも持ち運びすることができます。折りたたんだ機体はワンタッチで容易に展開でき、カセット式バッテリーと合わせてスムーズに散布作業を実行できます。

高性能な散布装置で効率的な散布を実現

Agras T25は、最大20㎏の積載量を誇り、液体や粒剤の農薬、さらには種子や肥料を効率的に散布することが可能です。日本の中小規模の圃場サイズでも使用しやすく、個人使用から請負散布までさまざまなニーズに対応します。最新の二重反転式アトマイザーを採用し、最大24L/minを吐出能力を誇ります。液滴は均一かつ微細にコントロールすることができ、水稲をはじめ、露地野菜や果樹など、様々な作物に適切な散布を実現します。

農業機単体での航空測量を実現

T25は、高解像度のFPVジンバルカメラにより、上空から高解像度の写真撮影をおこなうことができます。撮影した写真は高性能スマート送信機内でリアルタイムで撮影写真からマップ構築をおこないます。圃場測量から散布までスムーズな作業が可能となります。さらに複数の農地測量モードで、より効率的に大面積を測量できます。

進化した安全機能

進化した2つのフェーズドアレイデジタルレーダーシステムにより、機体を中心に全方向の障害物を検知し安全に飛行させることができます。さらに農業機では初搭載となるデュアルビジョンシステムによる空間把握により障害物を回避しながら安全な飛行ルートを設定します。

現場ニーズに対応した複数の散布モード

T25は、散布作業現場のニーズに応えるため複数の新機能を搭載しました。作業エリアの分割機能や散布テンプレートの設定保存機能、マニュアルモードにおいても詳細設定を追加できるようになり、圃場環境により適切な散布モードを選択できます。

D6000i発電機による急速充電

T50大容量バッテリーは、D6000i発電機で充電することが可能です。使用したバッテリーは、約20分で充電を完了できます。スムーズかつ効率的な散布作業サイクルに貢献します。

価格と発売時期

販売価格の詳細、予約注文はDJI 農業正規販売代理店までお問い合わせください。製品の出荷は2024年1月を予定しています。

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