失敗しない!Androidスマホ・タブレットのおすすめmicroSDカードを解説

失敗しない!Androidスマホ・タブレットのおすすめmicroSDカードを解説

Androidスマートフォン・タブレットのmicroSDカードを購入する際「安くて容量の大きいものを買えばいい」と思ってはいませんか?

この買い物の仕方では、microSDカードを読み込まなかったり、処理速度が遅すぎるなどの問題が発生し、再購入することになります。

本記事では、問題の起きないおすすめのmicroSDカードmicroSDカードの選び方について解説していきます。購入を検討中の方は、ぜひご覧ください。

Kindle FireのmicroSDカードをお探しの方は、こちらの記事をご覧ください。

安くて高性能!おすすめマイクロSDカード

最大記録容量ごとに、安くて高性能なおすすめmicroSDカードを紹介していきます。

ただし、お使いのスマートフォン・タブレットによって対応している最大記憶容量は異なります。512GB(ギガバイト)までしか対応していないにも関わらず、1TB(テラバイト)のmicroSDカードを購入して使えないこともあります。

そのため、対応している最大記憶容量が分からなければ、小さなサイズ(32GB、64GBなど)のmicroSDカードを購入することオススメします。

小さなサイズのmicroSDカードは、大抵のスマートフォン・タブレットは対応しているからです。そして、32GBのmicroSDカードでも、写真なら約5,000枚以上、音楽なら8000曲程度は保存できます。

32GBのおすすめ

Amazonなどで検索すれば1,000円以下のmicroSDカードはたくさん見つかります。しかし、転送速度が速度が遅くストレスを感じます。

32GBのおすすめは、SanDisk(サンディスク)社のExtremeシリーズのこちらです。

64GBのおすすめ

最大容量「64GB」の安くて高性能なおすすめmicroSDカードは以下の通りです。

64GBのおすすめは、SanDisk(サンディスク)社のExtremeシリーズのこちらです。

128GBのおすすめ

最大容量「128GB」の安くて高性能なおすすめmicroSDカードは以下の通りです。

こちらも安定のSanDisk(サンディスク)社のExtremeシリーズです。

256GBのおすすめ

最大容量「256GB」の安くて高性能なおすすめmicroSDカードは以下の通りです。
※デバイスによっては対応していませんので、お気を付けください。

こちらも安定のSanDisk(サンディスク)社のExtremeシリーズです。

こちらは、SamsungのmicroSDカードのブランドEVOシリーズです。SanDisk同様、品質のいいmicroSDカードです。

512GBのおすすめ

最大容量「512GB」の安くて高性能なおすすめmicroSDカードは以下の通りです。
※デバイスによっては対応していませんので、お気を付けください。

1TBのおすすめ

最大容量「1TB」の安くて高性能なおすすめmicroSDカードは以下の通りです。
※デバイスによっては対応していませんので、お気を付けください。

microSDカードの選び方

ここまで、おすすめのmicroSDカードを紹介してきました。しかし、記載されている表記の意味や詳しい選び方を知りたい方もいるかと思います。それら詳細について解説していきます。

最大記録容量について

最大記録容量とは、microSDカードに記録(保存)できる最大データ量のことです。

例えば上記画像では、microSDカードの記録容量は2ヶ所から確認できます。

まずは、左側の大きな数字です。左側に「64GB」と記載があるため、最大記録容量64GBのmicroSDカードであることが分かります。

また、右側に「micro SDXC」の記載を確認できます。これは記録容量の規格で、他にも「micro SD」「micro SDHC」と種類があります(以下画像参照)。

それぞれの表記の意味は以下の通りで、これは最大記録容量の規格を示しています。

表記の内容表記の意味
micro SD最大保存容量:〜 2GB
micro SDHC最大保存容量:4GB〜32GB
micro SDXC最大保存容量:64GB〜2TB

最大記憶容量が大きくなるにつれ、古いデバイスは対応していないケースがあります。microSDカードの購入の際は、自分の使っているデバイスの最大記憶容量の制限を把握しておきましょう。もし分からないのであれば、容量の小さいmicroSDカードを購入するようにしてください(※32GBなどは大体のデバイスが対応しています)。

転送速度について

転送速度とは、データをデバイスなどに移す速さのことです。この速さが遅い場合、動画がカクついたり、低画質になったり、と次の処理までに時間が掛かります。

microSDカードのデータの転送速度は、上記の3つの場所から確認できます。

UHSスピードクラスについて

まずは、右側にあるUの形の中の数字です。

これは「UHSスピードクラス」が「3」という意味になります。UHSスピードクラスとは、UHS(ウルトラハイスピード)と呼ばれるSDカードの転送速度の規格です。

現在UHSスピードクラスには、以下の2種類があります。

表記の内容表記の意味
U1最低転送速度10MB/s
U3最低転送速度30MB/s

購入するのであれば、転送速度の速いU3を選ぶようにしましょう。

また、この2つの違いに関しては、以下の動画をご覧ください。

スピードクラス1(左側)が16枚の写真を撮影して保存している間に、スピードクラス3(右側)は30枚の写真を保存しています。

これが動画の場合、スピードクラス1は転送速度が足りず、高画質で撮影した映像はカクつく、低画質になるという結果になります。

ちなみに、以下画像のように、○の中に数字(2/4/6/10)が表記されているmicroSDカードもあります。

これは古い規格のスピードクラスになります。

表記の内容表記の意味
最低転送速度2MB/s
最低転送速度4MB/s
最低転送速度6MB/s
最低転送速度10MB/s

どれも最近のデバイスやタブレットにはそぐわない低性能であるため、古い規格のスピードクラス表記のあるmicroSDカードの購入は避けましょう。

ビデオスピードクラスについて

次に、ビデオスピードクラスです。

ビデオスピードクラスとは、SDカードの規格を決めているSDアソシエーションの方針で新たにできたスピードクラスです。

今後「UHS」からこちらに切り替わっていく予定ですが、現状では混在しています。そのため、「UHS」と「ビデオスピードクラス」が併記されていたり、片方だけしか表記がない場合もあります。

上記画像の左側の上には、「V30」という記載があります。これは最低転送速度30MB/sという意味です。つまり「UHSスピードクラス3(U3)」と同じ意味になります。

ビデオスピードクラスには、以下の5つの規格があります。

表記の内容表記の意味
V6最低転送速度6MB/s
V10最低転送速度10MB/s
V30最低転送速度30MB/s
V60最低転送速度60MB/s
V90最低転送速度90MB/s

ビデオスピードクラスは、数字が大きければ大きいほど、転送速度が速くなり、安定した撮影ができるようになります。とはいえ、V60やV90は市場にはほとんど出回っていません。V30と記載のあるものの購入をおすすめします。

UHS-Ⅰ/Ⅱ/Ⅲについて

ビデオスピードクラスの下にある「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」の表記は、UHS規格対応を表しています。

UHS規格とは、Ultra High Speed(ウルトラハイスピード)の略で、転送規格の1つです。

UHSの表記の内容と意味は以下の通りです。

表記の内容表記の意味
UHS-Ⅰ最大転送速度104MB/s
(832Mbps)
UHS-Ⅱ最大転送速度312MB/s
(2496Mbps)
UHS-Ⅲ最大転送速度624MB/s
(4992Mbps)

microSDカードの見た目も異なり、「Ⅰ」は裏側の端子が1列、「Ⅱ」は端子が2列になっています。最近では「Ⅲ」も出てきましたが、まだ「Ⅱ」でさえ市場にはあまり出回っていません。

スピードクラス同様、上位であればあるほどデータの転送速度が上がり、安定した撮影ができます。しかし、当分は「Ⅰ」しか選択肢がないのが現状です。

アプリケーションパフォーマンスクラスについて

アプリケーションパフォーマンスクラスとは、SDカード上のデータ編集などを含むアプリケーションを快適に利用するための規格です。

現在アプリケーションパフォーマンスクラスには、「A1」と「A2」の2種類があり、「A2」が新しい規格になります。

 ランダムリード
最低処理速度
ランダムライト
最低処理速度
A11500 IOPS500 IOPS
A24000 IOPS2000 IOPS

記憶装置(microSDカード)が記憶媒体(タブレット)にアクセスする際に、不連続に様々な位置からデータの読み書きをしていきます。この読み込みを「ランダムリード」、書き込みを「ランダムライト」と言います。

最近の電子機器は「A2」の規格にどんどん対応しています。購入する際は「A2」の規格を選ぶようにしましょう。

以上、Kindle FireシリーズのmicroSDカードの選び方について解説してきました。
ポイントをまとめると以下の通りです。

  • デバイスの対応している容量の大きいものを選ぶ
  • 「U30」または「V30」表記の速度の速いものを選ぶ
  • 「A2」と表記されているものを選ぶ

上記のポイントを意識して、失敗しないようにmicroSDカードを選びましょう。

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