ドローン「HYBRiX 2.1」 10時間14分のホバリングで世界記録 – Quaternium

ドローン「HYBRiX 2.1」 10時間14分のホバリングで世界記録 – Quaternium

スペインのドローン会社Quaternium Technologies(以下:Quaternium)は、同社を代表するドローン「HYBRiX 2.1」で、10時間14分飛び続けるという世界記録を樹立しました。

同社は以前、「HYBRiX 2.1」で8時間10分飛び続けるという世界記録を樹立していましたが、今回はそれを上回る結果となりました。なお、この世界記録ではドローンはその場でホバリングしているのみとなります。

「HYBRiX 2.1」は、電気とガソリンをエネルギーとするハイブリッドドローンです。Quaterniumは新たな世界記録を樹立するため、EFIを専門とする会社Loweheiserと提携し、「HYBRiX 2.1」の性能向上に努めていました。そして今回、無事にそのマイルストーンを達成しました。

Quaterniumの公式YouTubeチャンネルより、世界記録樹立の動画が公開されています。こちらをご覧ください。

このフライトは、朝の8時20分に始まりました。そして、18時34分にドローンが着陸、空中で10時間14分の時間を過ごしました。

この10時間14分の間、両社のチームは常にエンジンのパラメーターを確認し、エンジンにとって最適な飛行データを管理し続けました。そして、今回の世界記録樹立に至りました。

「HYBRiX 2.1」は、そのパワフルな性能を活かし、農業や配達などの分野で活躍する展開をしています。これだけのフライト時間を確保できるドローンであるため、その性能はあらゆる分野に通ずるでしょう。今後もQuaterniumの活動と代表ドローン「HYBRiX 2.1」の活躍から目が離せません。

出典元:Quaternium Technologies

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